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3月31日(金) クロモジ

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クロモジと聞くと、つい和菓子を連想して生唾を飲んでしまう食いシンボなので、この花はどうしても撮影したかった一枚です。
もっとも、名前の由来は木肌ですから、花を写してもしょうがありません。ただ、同じクスノキ科のダンコウバイと似て、透明な黄色は春の光に似合います。
クロモジは雌雄異株であって、この株に実がつくのかどうか、まだ確かめていません。写真の花は雌シベがはっきりせず、雄シベがしっかり花粉を持っているようなので、雄株に見えます。雌株も見つけたいものです。

<補注> 雌株の記事はこちらです。(2014年4月12日)

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3月30日(木) チオノドクサ

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チオノドクサの名を初めて聞いたとき、「血を咽喉草?」と首をかしげてしまいました。オトギリソウなんて物騒な植物も思い出して、すごく生臭さを感じたものです。
もちろんそれは勝手な誤解で、もとのギリシャ語そのままの名前が妄想の原因でした。クサはxaの音であって、「草」とは関係ないのです。
そんな幼稚な混乱をよそに、じつに清々しい姿です。花びらが青のもの、ピンクがかったものなどあるなかで、これはうっすら紫で、清楚さが一層引き立って見えました。

<補注> 標準和名はユキゲユリ、カタカナだとチオノドクサ・ルシリエが正確な呼び方です。かつ、これはルシリエのなかでもピンクジャイアントという園芸種でした。

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3月29日(水) アマナ

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アマナは漢字にすれば甘菜であり、たしかに図鑑には「鱗茎を煮て食べると甘い」とあります。いまの飽食日本でこれを食べ物と考えるのは少し無理があっても、逆に高級食材になっているのかもしれません。
いずれにせよ、保護地での撮影なので味の報告は不可能です。
名前的に、甘菜の対極にはカラシナがあって、お尻につく「ナ」は食べられる記号のようです。ナズナとかヨメナなんてみんな食べたようです。ただ、もし大地震が来ても、いまどきはそんな知識は不要でしょう。

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3月28日(火) ハナノキ(雌花)

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かなりな奇ッ怪画像で、ハナノキの雌花です。先日(24日)のカツラは雄花を紹介したので、こちらは雌花を載せることにしました。
と言うと、いかにも考えているようであっても、ウラを明かせば雄の木の花はあまりに高いところにあって、3倍ズームではとてもかなわなかったのです。
この雌株は、幸運にも垂れた枝の下に足場の土手があり、どうにか大きく写せました。しかし、写しておいて言うのははばかられても、ちょっとグロテスクです。ほのぼのした雄花、ああ、撮りたかったなあ、と未練が残ります。

<補注> 雄花は2年後に写すことができました。(2008年3月25日)

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3月27日(月) ザゼンソウ

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ちょっと手の届かないところにザゼンソウを見つけたので、画素数をあげた写真から切り出してみました。悲しい出来でも、この春はこれで我慢です。
しかしまあ、面壁九年の達磨大師さんには申し訳ないほどサトイモそっくりです。葉が出ずに仏炎苞だけのときが見頃のようです。
秩父の奥とか群馬の山に群生地があるとは聞いても、いかにも大儀です。何年かすれば、今回見つけたところの株がもう少し手前に増えてくれることを期待します。

<補注> ザゼンソウの完全ショット(?)はこちらです。

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3月26日(日) シンビジウム

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こんな機会でもないと、シンビジウムなんていったいいつ載せたらいいものか困るので、あわてて引っ張り出しました。きのうのシュンランつながりです。
きのうは「唇弁を見れば」なんて無責任に書いたくせに、かなり違いました。「萼と花弁の枚数が」と訂正します。そりゃ当たり前か。
で、シンビジウムをあらためて調べて驚きました。マサコさん・キコさんからあんみつ姫までいらっしゃいます。そんな多士済々のなか、さてこれはなんというお方ですやら。

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3月25日(土) シュンラン

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きのうのカツラと同じように、このシュンランも長いこと撮影のタイミングを狙っていた花です。今月の初めから待ち続けて、ようやく開花をとらえました。
花芽は大きくて勢いがいいので期待していたら、開いた花はずいぶんうつむき加減です。地べたに這っての撮影を余儀なくされました。
こんなに控えめな佇まいの割に、仲間にはあの派手なシンビジウムがいます。似ても似つかない従姉妹という感じでも、唇弁だけ見るとうなずけるところがあります。

<補注> 立派な群生を見ることができました。(2012年3月26日

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3月24日(金) カツラ(雄花)

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愛しい愛しいカツラさんをやっと写すことができました。3年越しの恋の成就です。
1週間前はまだツボミが開かず、殻に篭(こも)ったイソギンチャクみたいだったのに、今度はこのとおり、うまく開いていました。もっと開ききった花だと、半透明の糸を持った雄シベが絡まりあったりして、成長段階で姿はいろいろです。
ふつうに考えれば、花びらのない花というのは奇妙でも、最近載せただけでもフッキソウスギという仲間がいます。たぶん虫を寄せる必要のない風媒花でしょう。花粉は金色に輝いていました。

<補注> 雌花の様子はこちらです。(2012年4月8日)

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3月23日(木) カンスゲ

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まるで使い古しの化学雑巾に見えても、一応これは花です。
ちょいとした山歩きのときによく見かける草で、いままで調べもせずに見過ごしていました。カンスゲ(寒菅)、名前どおり寒いときにも葉が青々しています。
茶摘み歌の最後が♪スゲのォ笠ァ…で、あの笠はこんな菅の葉で作るのだそうです。自然素材を見直して、今年の夏は菅笠ファッションで行きますか。

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3月22日(水) コノテガシワ

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直径は5㎜ほどで、色も形もこんなに地味なので、気にしていなければ見過ごしてしまいそうなコノテガシワの花です。
今年の花を調べていて、コノテガシワが雌雄同株異花と知りました。HPの方には「雌雄異株のようで云々」と書いてしまっていたので、あわてて修正しました。
写真の手前でクリオネみたいに開いているのが雌花、右奥でボケているツクシの頭みたいなのが雄花です。この雌花が夏にはツノを持った緑の実になり、それが割れた去年の殻が春にまだ木に残っていたりして、なかなか愉快な木です。

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3月21日(火) アブラナ

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ミツバチが元気に飛び回るようになって、アブラナの黄色が野辺を染めるこの季節が一番幸せを感じます。
そうやってホンワカだけしていればいいというのに、じつはアブラナを見ると心中穏やかではなくなります。
カラシナとの違いは、葉の付け根の巻く・巻かないで区別することは覚えたのです。しかし、アブラナにも在来種と西洋アブラナとがあり、さらにチリメンもあるというではありませんか。そういえばこの葉も縮んで見えます。ああ、悩ましい…。

<補注> 葉が縮緬状で12月から開花しているのは、食用のハナナという種類であることがわかりました。(2016年1月3日)

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3月20日(月) スズメノカタビラ

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おや、これはスズメノカタビラにあらずスズメノナミダではあるまいか(葉先の朝露がきれい!)、などとくだらない独り突っ込みをしています。
あえて「雑草」と言わせてもらうなら、あまたのご同輩のなかでもメジャーさではトップクラスだと思います。子供のママゴトでは麺類役として大活躍でした。
朝露に主役を奪われそうな写真でも、花穂からはしっかりと葯がこぼれ出しているのが見えます。じっと見てみると稲の穂を彷彿とさせてくれて、それもそのはず、これはイネ科の仲間なのでした。

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3月19日(日) ウグイスカグラ

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背景の肌色物体はワタシの手のひらでして、まあ、男の手ですからそれなりに大きいとは言え、それにしてもウグイスカグラの花の小ささがわかるかな…と。
というか、とても風が強くて、細い枝が揺れるのを止めるために指で挟んだら、ついでにその手がサイズ比較の役に立ってしまいました。
こんなに小さい花だし、葉が同時に展開するしで目立ちにくいかと思えば、結構遠くからでもこのピンク色は識別できます。鶯でもないのに、うれしくなりました。

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3月18日(土) スギ

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もしこの写真を見て目が痒くなったり鼻水が出たり頭が痛くなる人がいらしたら、誠に申し訳ないことです。スギの雄花です。
さらに顰蹙を買うのを承知で枝を揺すってみました。写真はブレているのではなく、揺すられて盛大に花粉が舞い上がっているところです。小学校の掃除当番で黒板拭きを叩いたのを思い出しました。
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憎たらしい雄花に比べると、去年の雌花が結実したあとの姿(↑)はなんとも愛くるしいものです。ただ、この実を取ろうとして枝に触れると、また花粉がぶわっ。こんなに嫌われる前は、スギの若い実は子供の玩具だったのに…。

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3月17日(金) アンズ

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去年の初夏、ボタボタ落ちていた実のおかげでアンズであることに気づいた木が花開きました。梅のあと、桃や桜の前が杏の出番であることがわかりました。
桃ほどではなくとも、ぽってりとしたツボミです。ただし、桃の枝はスッと上にのびるのに対し、杏は横に広がるように思えます。
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しかし、この枝だけホイと渡されて杏とわかるまでには、あとどれだけの修業が必要なことやら…。まずは今年は開花の時期と花の様子を知ることができました。

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3月16日(木) キクザキイチゲ

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去年出会えた白のキクザキイチゲに続いて、今年はこんな色のものにお目にかかりました。青かな、紫かな、気分でどちらにでも転びそうです。
菊咲きというのは花びらが多いことの形容でしょうに、残念ながら写真のものは8~9枚しかありません。
図鑑で見る菊咲きは20枚近くもの花びらがあり、かなり趣が違います。ただ、菊咲きではないふつうのイチゲ(一輪草)は花びらが丸くて5~6枚、これとは明らかに異なります。迷いますが暫定菊咲きとします。

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3月15日(水) カタクリ

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これから花びらが反り返ろうとする午前10時くらいのシーンです。これが碇(いかり)型に開いてしまうと「いかにも」な写真になってしまうわけで、ちょいと舞台裏を覗いた感じを狙ってみました。
で、こうして見るとカタクリのオシベって本当にきれいです。淡い同系色の花びらがまるで引き立て役です。
この濃い赤紫をどう表現したものか迷います。しっとりとしたこの質感、うーん、まるで紫芋で作った餡コです。淡いピンクの薄皮に包まれた紫芋餡、ああ、おいしそう。

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3月14日(火) アセビ

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大正浪漫とでもいうのでしょうか。こういう感じの硝子のシェードは、骨董屋さんではいい値段がしそうです。
いえいえ、そんな無粋な話はここでは関係なくて、いったいどうしてアセビの花がこんなスリ硝子風になってしまったかが問題です。
以前、クチナシの花が長雨のあとでとろけたように半透明になっていたのを見たことがあります。もしかしたら同じ作用が働いたのでしょうか。それとも雨は関係なしにこのように「抜ける」種類があるのかもしれません。

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3月13日(月) ダンコウバイ

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サンシュユのあとで紛らわしいと思いながら、あえて似た花を載せます。去年撮影した木とは別の場所で見つけたダンコウバイです。
木肌がガサガサしたサンシュユと比べると、こちらの枝はスベスベ肌です。
花を比べると、ダンコウバイの方が全体に丸々としたイメージです。花の塊り具合がそうだし、花びらの形も丸みがあります。オシベの飛び出し方も穏やかです。ただし、花びらはサンシュユよりも薄く、蝋細工みたいと言われる臘梅よりも一段と繊細です。

<補注1> ダンコウバイは雌雄異株で、この木は雄株でした。(2009年11月19日)
<補注2> ようやく雌株の開花を収録しました。(2017年3月26日)

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3月12日(日) サンシュユ

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もう何度か掲載したつもりだったのに、念のため調べたら花の盛りの画像はブログには載せていませんでした。
去年掲載した開き始めと比べてみると、小さなツボミのなかに手品のタネみたいにたくさんの花が仕込まれていたことがわかります。
近所のサンシュユが、昨秋つけた豊かな実をそのままに春を迎えたので、真紅と黄金の豪華な競演を楽しみにしていました。開花ぎりぎりまで実は残っていたというのに、一晩ですべて落ちていました。残念無念です。

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3月11日(土) ネモフィラ・ペニーブラック

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お陽さまを奪い合うかのように、我勝ちに花を開き競うネモフィラです。全開しても2㎝ほどの小さな花ではあっても、数と元気さが売り物です。
ふつう見るネモフィラには三つの色違いがあって、これはペニーブラックです。せっかくの黒紫色がオシベの花粉ですぐ汚れるので、開き始めが見ごろです。
この白黒を逆転させたようなものがマクラタ、そしてきれいな青色(芯が白)がインシグニスです。瑠璃唐草という和名は、このインシグニスによっているようです。

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3月10日(金) フッキソウ

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ツボミがだいぶ上がってきているのは知っていたものの、おっと、もうフッキソウの花が開いているのを見つけました。
去年、フッキソウの開花をとらえたのは3月の下旬でした。今年は寒さがきついので、開花はなんでも遅くなっているかと思えば、こういう風にはずしてくれるものもあるので頭が混乱してしまいます。
そう言えば、今年の桜は早くなりそうという話があるようです。梅は遅かったのに桜は早いというならば、ひょっとしたらこの辺でも両方一遍に見られるかもしれません。

<補注1> 去年の写真と代わり映えがしないように見えても、この株は花穂が短かったため、穂の最下部の雌花にもうまくピントを合わせることができました。
<補注2> 雌花が4輪もついた写真を撮ることができました。(2009年3月26日)

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3月9日(木) カナメモチ

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サンゴジュを思わせるような赤い実が目立ちます。しかし、サンゴジュとは違って、葉が7~8㎝と小ぶりです。
4~5mもある大きな木が塀から飛び出しているお宅があって、いつもそこを通るたびに気になって仕方ありませんでした。
偶然に図鑑でそれがカナメモチとわかったものの、しばし腑に落ちませんでした。よく生垣にされるあの刈り込まれた赤い葉の木とこの大きな木が結びつかなかったのです。剪定を受けず自然に育てば、こんなに大きくなって実を結ぶことがわかり、垣根にされている仲間が不憫になりました。

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3月8日(水) フキ(ふきのとう)

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タイトルをフキとすべきかフキノトウとすべきか、たしか去年も迷ったのでした。いや、それはツクシとスギナのことだったかな。悩ましい問題です。
植物学的に言えば、フキノトウやツクシは部分名称でしょうから、標題としてはふさわしくなさそうです。
まして、今年はこんなツーショットが撮れました。これを見れば、葉とは別に展開するもの=フキの花であることが明白です。しかし、春のこの時期、やっぱり「ふきのとう」と呼んであげたいと思います。

<補注> フキノトウの雌雄について書き留めておきました。(2017年3月18日)

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3月7日(火) クロッカス

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春ですよォ、というクロッカスの声が聞こえそうにうららかだった日曜の一枚です。
どうしてもこの時期にはクロッカスを取り上げてしまいます。ただ、去年は陽射しに恵まれないショットでした。それはそれで愉快な一枚だったとは言え、やはり花びらを透かす暖かな光こそが大切な脇役です。
脇役といえば、クロッカスは葉が重要なチャームポイントです。簡潔な直線が少年のように爽やかで、洒落たワイングラスに似た花びらの曲線を引き立てます。

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3月6日(月) ショウジョウバカマ

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カタクリよりはもう少しだけ湿った場所が好きなようです。かなり派手な風体なので、林間でよく目立ちます。
猩々という名は、花がこのあとにもっと赤みを帯びることに由来するというのがどうやら定説のようです。しかし、袴に見立てた葉の赤さからという説もあって、自分はこれに賛成したい気分です。
これでも「常緑」多年草で、花後に株が大きく育ちます。常緑という言葉には惑わされがちでも、いつも青々ではなく紅葉する常緑(?)もよくあります。

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3月5日(日) オウバイ

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久しぶりに訪れた気持ちのいい陽射しを利用して、オウバイを墨彩画風に処理してみました。ちょっとシックに決めてみたいお年頃です。
グズグズ天気のおかげで撮影はここまで延び延びにはなったものの、開花したのは10日ほども前でした。
梅や黄梅が咲き出すと、いかにも花の季節の到来を思わせます。ハタザクラの開花を予測するためにも、桜に先行する花をこれまでの年と比較してばかりいます。去年ここに黄梅を載せたのは2月4日でした。ウーン、20日遅れています。

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3月4日(土) タギョウショウ

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きのうに続いての長瀞土産で、これは自然博物館の前に植栽されていました。
アカマツの変種だそうで、ここだけではなく、案外にアチコチに植えられているようです。株立ちと言っていいのか、細かく分かれた幹が独特です。
タギョウショウは、漢字にすれば多行松で、たぶんこの幹の風体に由来した名前でしょう。実生だとふつうのアカマツに戻ることがあるそうで、芽生えた苗をいただいて盆栽にして、「運試し」すればよかったと反省中です。

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3月3日(金) オオバイノモトソウ

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満月に袖にされた先週土曜以来、どうにも不順な天候続きです。そこで、やや鮮度不良ではあっても、長瀞土産を少し引っ張り出すことにしました。
これは臘梅園から帰る山道で見つけました。近所で見かけるイノモトソウよりも大振りで、木漏れ陽を浴びて清々しく茂っていました。
サイズが大きいだけでなく、細かく葉の縁を飾る鋸歯が目立ちます。また、葉裏の葉脈がところどころ二股だったので、どうやらオオバイノモトソウのようです。

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3月2日(木) ヤマノイモ

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きのうのリキュウバイに続いて、パカッと開いた果実の写真になりました。きょうの「パカッ」はヤマノイモです。
天狗の鼻遊びに使うのは、こう割れる前の実です。走り回って火照った子供の汗ばんだ鼻には、枯れかけの実がペタッと貼り付いてくれたものです。
三方向に翼を広げた形のその実が熟度をさらに増すと、このように割れて六枚の薄片になります。割れた実の内側には薄いヒレ膜のついた種がついていたのに、もはや風に吹かれてなくなったあとでした。残った鞘は繊細なセルロイド細工に似て、春を迎えるように輝いて見えました。

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3月1日(水) リキュウバイ

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スターフルーツのような不思議な実が利休梅のものだったと気づいたのは昨秋のことだったのに、なんとそれがパカッと割れていました。
まるで折り紙細工に見えます。思いっきり振り下ろすと、袋部分が開いてパンといい音のする遊びがありました。あの折り方の名前はなんと言ったか…。
先日の地層褶曲の記事に「蝋石だね」というコメントをいただき、アスファルトに絵を描きまくっていた昔の子供たちのことを思い出しました。最近とんと見なくなった子供の遊びがたくさんあります。

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