きのうの
リキュウバイに続いて、パカッと開いた果実の写真になりました。きょうの「パカッ」は
ヤマノイモです。
天狗の鼻遊びに使うのは、こう割れる前の実です。走り回って火照った子供の汗ばんだ鼻には、枯れかけの実がペタッと貼り付いてくれたものです。
三方向に翼を広げた形のその実が熟度をさらに増すと、このように割れて六枚の薄片になります。割れた実の内側には薄い
ヒレ膜のついた種がついていたのに、もはや風に吹かれてなくなったあとでした。残った鞘は繊細なセルロイド細工に似て、春を迎えるように輝いて見えました。
コメント
そうです、昔、子供の頃、これを鼻につけて遊びました。
今の、子供たちはどうでしょうか。
投稿: ぴょんぴょん | 2006-03-02 18:26
うーん、そもそもヤマノイモがここまで放置されている場所がないので、
カワイソーではありますねえ。
せいぜい野歩きなどに連れ出してあげるのが親の務めということでしょうかね。
投稿: はたざくら | 2006-03-03 06:51