12月19日(月) トコナツ
ナデシコ属(Dianthus)の一員でトコナツ(常夏)です。まさに名前どおり、こんなに寒くなってもウチの玄関脇を飾ってくれています。
ハワイの宣伝文句みたいな名前は現代風でも、意外に古くから愛好されてきたものです。江戸時代には朝顔や菊の変種を作るのが流行していて、この常夏も当時の愛玩趣味の対象になったようで、一説には300種以上もあると言います。
仲間にはもっと古く中国から渡来したセキチク(石竹)もあって(注1)、比べると常夏は花びらのフリルがやや短めのようです。
ハワイの宣伝文句みたいな名前は現代風でも、意外に古くから愛好されてきたものです。江戸時代には朝顔や菊の変種を作るのが流行していて、この常夏も当時の愛玩趣味の対象になったようで、一説には300種以上もあると言います。
仲間にはもっと古く中国から渡来したセキチク(石竹)もあって(注1)、比べると常夏は花びらのフリルがやや短めのようです。
<補注1> ☆ セキチク:Dianthus chinensis ☆ トコナツ:Dianthus chinensis var. semperflorens(亜種小名センパフローレンスは四季咲きの意)
<補注2> 掲載当時は無頓着だったものの、この写真はナデシコ属の一般性質=雄性先熟を示していて、雄シベが儚くなったあと、雌しべが逞しく生長しています。また稀に混じる雌花(雌性だけの花)も一つだけ写っています。(2022年冬)
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