10月5日(水) ワラベノカンザシ
<タイトル訂正> このヒガンバナの正体が長いことわからず、掲載当初は苦し紛れに「ピンクマンジュシャゲ」などと勝手な名前で呼んでいました。
その後、複数のご助言をいただき、「除草剤による奇型ではないか」とされるワラベノカンザシ( Lycoris radiata var. kazukoana )と判明したので、当初の本文(↓)はそのままに、タイトルを訂正します。
---------------------------------------
その後、複数のご助言をいただき、「除草剤による奇型ではないか」とされるワラベノカンザシ( Lycoris radiata var. kazukoana )と判明したので、当初の本文(↓)はそのままに、タイトルを訂正します。
---------------------------------------
タイトルのピンクマンジュシャゲはシロバナマンジュシャゲをまねた仮名です。
土手の斜面で、アレチウリに絡まれながら咲いていました。4~5株ずつ散在し、10mくらいの範囲はすべてこの感じのピンクでした。これがなにか由緒正しい種類なのか、あるいは自然勝手に交配した雑種なのか、まだ調べきれていません。
ヒガンバナが色褪せしただけに見えなくはなくても、花びらのカールがほとんどないので、本来的に違う種類には思えます。リコリス・インカルナタ(注)という線も考えたものの、そんな園芸的な種類にしてはちょいと放置されすぎです。
土手の斜面で、アレチウリに絡まれながら咲いていました。4~5株ずつ散在し、10mくらいの範囲はすべてこの感じのピンクでした。これがなにか由緒正しい種類なのか、あるいは自然勝手に交配した雑種なのか、まだ調べきれていません。
ヒガンバナが色褪せしただけに見えなくはなくても、花びらのカールがほとんどないので、本来的に違う種類には思えます。リコリス・インカルナタ(注)という線も考えたものの、そんな園芸的な種類にしてはちょいと放置されすぎです。
<補注1> この不思議なリコリスについては、とんとんさんからご教示をいただいたあと、ご専門の先生からもコメント(↓)を頂戴することができました。( 2011年6月)
<補注2> 記事中に登場させたリコリス・インカルナタ(タヌキノカミソリ)を収録しました。( 2017年8月18日)
| 固定リンク
コメント
自分のページに自分でコメントするのもナンですが、こんな(↓)ページを見つけてしまったので、ちょいと調査はやめとこうと思いました(笑)。
http://higan.jp/syasin.html
投稿: はたざくら | 2005-10-05 07:22
相変わらず珍しい画像を有難うございます。
そしてもっと嬉しかったのが、見つけてしまわれた(笑)リンク先。
あんなに沢山種類があるなんて全く知らなかったし、並んだ花々の美しさに、しばし見入りました。
はたざくらさんが育てていらっしゃるオーレアもありましたね。
益々リコリスに興味を持ってしまいました。
投稿: Silvia | 2005-10-05 09:31
Silviaさんへ:
おはようございます。
きのうはかえってお手数をおかけしてすみませんでした。
しかし、ああいう膨大な種類(リコリス)を見ると唖然としてしまいますね。
投稿: はたざくら | 2005-10-06 06:30
はじめまして。リコリス@です。
カメレスもいいところですが・・・
この画像のリコリスはヒガンバナが除草剤の影響を受けたものです。
最近あちこちで出合うようになりました。
園芸家が作出したものではありません。
私のWebsiteにもUPしてありますので、参考になさっていただければ幸いです。
投稿: リコリス | 2011-06-18 17:02
栗田子郎先生
ご専門の先生からお教えをいただき、とてもありがたいとともに
恥ずかしくて恐縮しております。
こんな素人のページに、本当にありがとうございます。
さっそく、先生のサイト「草と木と花の博物誌」を拝見いたしました。
素人にはとても踏み込むことなどできない内容ではあっても、
一生懸命勉強させていただきます。
厚かましいお願いながら、今後とも間違いや理解不足のところがありましたら、
ご指摘を賜ることができれば幸甚に存じます。
投稿: はた衛門 | 2011-06-19 06:41