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10月13日(木) イヌサフラン(コルチカム)

051013c_autumnale
かなり丈夫な性質で、このように押しくら饅頭で咲いているのを見かけます。咲く時期や花の形はサフランに近くても、この丈夫さがイヌ呼ばわりされるゆえんでしょう。
ふつう、「イヌ」とつくのは無用の意味に近いのに、このイヌサフランは痛風の薬になる立派な有用(有毒・注1)植物です。
名前を借りたサフランの方は葉が花に伴って出るのに対し、イヌは葉を伴わずに咲きます。さらにサフランはクロッカスの仲間なのに対し、イヌサフランはコルチカム属なので、他人の空似的な二人です。

<補注1> 旧分類ではユリ科(有毒植物が多い)だったものが、APGではColchicaceae(イヌサフラン科)に分類変更されています。
<補注2> もっと派手な色の花にも出会いました。(2010年10月5日

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コメント

私も昨日、道端で見つけて写真を撮ってきたところなんです、イヌサフラン。
花が大きめで色が華やかなので、すごく目を引く花ですね。

金木犀にしろ、いつもはたざくらさんのほうが少し早めなんですよね。
はたざくらさんのを見て、写真のアングルとか参考にさせていただいてます。
記事も勉強になります。

投稿: ちとせ | 2005-10-13 07:57

ちとせさんへ:
すみませんね。ちとせさんのお邪魔をするつもりは決してないのに、
地域が少し違うんでしょうか?
どうかお気になさらず、ちとせさん流の記事をどんどんお願いします。
楽しみにしております。

投稿: はたざくら | 2005-10-13 21:52

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