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9月30日(金) コスモス

050930cosmos_b赤というのは癖になる色みたいで、シリーズ3作目はこれまた秋の定番=コスモスにトライしてみました。
昔、健気にも英作文を勉強していたとき、「ボクの部屋は乱雑(Chaos)だが、いろんなものが詰まった小さな宇宙(cosmos)だ」と書いたら、「小さな宇宙はありえない」と添削されてしまいました。
論理的とはこういうことか、とうなだれつつ、お花のコスモス(cosmos)なら小さいじゃないかァ、なんて負け惜しみを日本語でブツブツとほざいていたものでした。

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9月29日(木) ヒガンバナ

050929higanbana_b「六日の菖蒲(あやめ)、十日の菊」などとは言うものの、「二十九日のヒガンバナ」とは間抜けが過ぎて物も言えません。
先週の白つなぎ遊びに懲りず、きのうのケイトウにつられて、今度は赤遊びです。遅れ馳せながらはご勘弁です。
しかしこうして狙ってみると、咲いたばかりの彼岸花はカールが足りないし、かといって日が経てば色あせするし、なかなか微妙な被写体です。

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9月28日(水) ケイトウ

050928keitou_bきのうに続いて、気色わるぅ~い写真が撮れました。なにやらオーバーヒートした脳みそみたいです。
コスモスとかケイトウとか、秋の定番モノって載せにくいです。ついこんなイタズラに走ってしまいます。
しかし、どういうしくみでしょう…このグニャグニャ。鶏頭とはまさに言いも言ったり、つけもつけたり。しかし、これには韓藍(からあい・葉が藍に似ている)というゆかしい名前もあって、鶏冠型ではないケイトウなど、こう呼んであげたい気もします。

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9月27日(火) ホオノキ

050927hoonoki_bなにやら不気味な色・形の物体が、はるかな樹上に…。なにせホオノキですから、なかなか撮影しやすい高さでは見つかりません。
モクレン科は花も葉も豪快なものばかりですが、実の面白さも格別です。朴の実が割れるところはまだ撮影したことがないので、今年はそこまで追跡するつもりです。

ちなみに去年はモクレンコブシの実が割れたのを見ています。ただ、欲を言えば赤い種が白い糸をひいてぶら下がるところを撮りたいので、毎日精進潔斎です。

<後日談> コブシの種が白い糸でぶら下がった様子は翌月にとらえることができました。(2005年10月6日)

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9月26日(月) アレチヌスビトハギ

050926aretinusubitohagi_b田んぼと農道の間に、ツユクサと同居していました。荒地盗人萩などと、とても物騒な名前のくせに、かわいい花が愛想よくたくさんついています。
ものの順序としては、命名の元になった在来種の「盗人萩」を載せてから「荒地」を出したかったのに、そちらは花と実を写し込んだ撮影がまだうまくできていません(注)。

<補注> 課題だったヌスビトハギは、翌年に注文どおりの一枚を得ることができました。(2006年9月26日)

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9月25日(日) ニショクシキブ

050925nisyokusikibu_b今朝のタイトルは冗談ですので、あしからず。ありそうなのに今までお目にかかれなかった景色に出会えたもので、つい…。
20日にシロシキブを載せたとき、「白と紫を並べて植えたら」と書いたばかりでした。やはりこういう贅沢を考える人はいるのでした。
しかし、またポカをしてしまいました。これだけ隣り合ってできた実は、やはり交配していると思うのですが、実生で育成してみるべきでした。拾い忘れてしまいました。

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9月24日(土) アスパラガス

050924asupara_b_2何度撮ったってうまい写真にならなかったアスパラガスです。ホニャラホニャラとした葉がじつにピンボケ撮影に具合がよく(苦笑)、これまでいつもボツでした。
しかし、天からの贈り物のような赤い実を発見して、これはなんとしても上手に撮ってあげねばなりませぬ。
へええ、これがあのアスパラガスの素ですか。黄色い花は小さくて、あれも撮りにくい素材でしたが、5~6㎜もある球体ならピントははずさないぞぉ。あ、でも、風が…

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9月23日(金) ヤブツルアズキ

050923yabuturuazuki_b線路際のフェンスに絡まりついて、黄色い花をつけている草を見つけました。花びらが渦巻き状にからまって、モチャッとしています。
この特徴ある花の形は畑のアズキとそっくりです。ただし、全体がか細くて、どうにも農作物には見えません。
どうやら、これはアズキのご先祖と言われているヤブツルアズキのようです。似たものにノアズキがあって紛らわしいですが、ノアズキの葉はかなりハッキリした菱形で、それに対してこちらはほぼふつう(?)の形(3裂する場合もあり)です。

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9月22日(木) オトコヨウゾメ

050922otokoyouzome_b月曜から続けてきた白物遊びですが、早くもネタ切れです。白色題材が見当たらないので、きのうのオトコエシに引っ掛けて、今朝はオトコヨウゾメです。
ところが、苦し紛れの取材であることは見え見えで、きれいな赤であるべき実の色がまだほんのり程度です。
しかし風変わりな名前です。一度聞いたら忘れられなくて、こうして時期でもないのにときどき様子を見に通っています。名前とは裏腹の可憐さを持った花は、春に見ることができました。

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9月21日(水) オトコエシ

050921otokoesi_anamふつうは赤いところを白(ヒガンバナ)、紫なのを白(シロシキブ)と続けたので、も一つオマケにオトコエシです。
秋の七草で有名なオミナエシ(女郎花)が黄色い花をつけるのに対し、形は似てもこちら(男郎花)は白花です。
しかし、オトコエシという音はきれいでも、男郎花と文字にするとちょいと気持ちがよくありません。花も、くっきりした女郎花に比べるとなんだか見劣りがします。オトコエシを街中でとんと見かけないのも無理がないかもしれません。

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9月20日(火) シロシキブ

050920sirosikibu_bヒガンバナなら鮮紅色のところを、きのうは白い花。そこで今朝は、ムラサキシキブといえば紫のところを白い実にしてみました。
徘徊範囲では2本しか見かけなくて、紫式部や小紫に比べるとかなりレアものです。紫色と並べたら彩りがいいと思うのですが、まだ知名度が低いのでしょう。
6月に咲く花も白です。ふつうはこれを白式部と呼ぶようですが、いろいろ細かいことがありまして…。込み入った事情は、「蔵」に書き置いています。

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9月19日(月) シロバナマンジュシャゲ

050919sirobanamanjusyage_b顔の皺は年々確実に増えてくれるのですが、できれば脳みその皺もそうあってほしいと願う毎日…。きのうはその願いがかなって、一本だけは増えたかな。
去年は赤と白をまぜこぜにヒガンバナとして取り上げてしまったのですが、今年は白い方をシロバナマンジュシャゲと呼ぶことを知りました。
それならリコリス・オーレアはキバナマンジュシャゲでもいいかなあ、なんて余計なことを考えると面倒になるので、話はシロバナまでということにしておきます。

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9月18日(日) ヒガンバナ

050918higanbana_bもう少し自分の「自然力」を高めなくては、と季節の花に教わることが多いのですが、ヒガンバナはそんな先生のなかの代表です。彼岸の日が近づいたきのうきょう、近所でもたくさん咲き始めました。
ヒガンバナの名所はあちこちありますが、志木では市役所の近くの土手が見どころです。巾着田のような有名スポットは人波でおちおち鑑賞できませんが、こちらはのんびり野良歩きが可能です。
そう言えば、今年から巾着田は入場料を200円とることにしたそうですが、200円ではあの人波は変わらないような気が…。

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9月17日(土) ヌルデ

050917nurude_bこれが狙って撮った一枚なら威張れるのですが、たまたま勝手に、蜂さんがフレームに飛び込んで来ました。しかしずいぶん大きい蜂でした。身長?3~4㎝で、豪快な羽音が耳に残ります。
水曜にも虻クンが登場しており、今週はBee’s weekの様相が…。しかし、あくまで今朝の主役はヌルデです。
ヌルデと言えば紅葉ですが、オフホワイトの花がこんなに派手に咲くのでした。志木では今週ようやく咲き始めたようですが、先月末に信州・伊那を走っていたら、山にこの花がたくさん見えました。秋の訪れには3週間ほども差があるようです。

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9月16日(金) ヒネム

050916hinemu_bサルスベリには百日紅と漢字をあてますが、その名前をいただいてもいいくらい、ネムの花期も長きにわたります。盛りは過ぎているのかもしれませんが、秋が深まったきょう、ここに登場してもらいました。
ふつうのネムは陽が陰ってからの花なのに、このヒネムは明るくてもかまわず咲いています。ネムのように大木にはならないようですが、緻密な作りの葉がかわいいので、鉢仕立てにして近くで眺めたいものです。
ヒネムを漢字にすれば緋合歓です。合歓とはそもそもがうれしい(?)単語なのに、それに緋の字がつくと赤い夜具を想像して目尻が下がります。

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9月15日(木) ホワイトベルベット

050915white_velvet_b蜘蛛の巣でも張ったみたいで、少~しひいてしまう見かけですが、ホワイトベルベットと聞くとなにやら美しく見えてくるから不思議です。
同じツユクサ科の紫御殿とはかなり近いお仲間で、草姿や花がよく似ています。
このホワイトベルベットには、白雪姫という和名もついています。しかし、ユーフォルビアのなかにスノープリンセス(白雪姫)という種類を見つけたので、今朝のタイトルは英名を採用しました。

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9月14日(水) ニラ

050914nira_b無我夢中というのはこういう状態のことを言うんだ…とあきれるくらい、このアブさん、一心不乱でした。
これ、望遠撮影ではなく、小さなカメラでの接写です。したがって、彼の目前4~5㎝をレンズがうろうろしているのに、まったく気にする素振りもありません。
おっと、お題はニラです。別に畑だけではなく、この時期にはあきれるほどどこででもこの白い花を見ます。元気の出る食べ物は、それ自身が精力絶倫です。

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9月13日(火) ウラハグサ(フウチソウ)

050913huutisou_b姿がとても涼やかですが、「風(を)知(る)草」という名前もまことに爽やかです。
まだまだ日中は酷暑でも、陽が落ちたあとに吹き渡る風がかなり秋っぽくなりました。そんな風にこの葉が揺れていると、ビールもよりおいしくなるというものです(論理にやや飛躍あり?)。
パヤパヤと飛び出ているのは花ですが、これもかなりサッパリ系の容姿です。葉には黄色や白の斑入りのものもありますが、風知草本来の持ち味からすれば、やはり緑一色が王道でしょう。

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9月12日(月) ハギ

050912hagi_b萩を勉強したいという向学心(!)で、最近売出し中の埼玉・菖蒲町の「萩の径」へ行ってきました。しかし、残念ながら説明看板などは何もなくて、満足したのは行楽心(?)だけでした。
いやあ、のどかなところです。とうとうと流れる見沼代用水に沿って片道1.3km、萩を堪能できました。
写真はた~くさん撮ったのですが、前記事情でどれがどれやら、これから勉強しないといけません。そんなワケで、今朝はただの観光写真です(笑)。

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9月11日(日) ダールベルグデージー

050911dahlberg_daisy_b匂いの表現ってむずかしいなあ、といつも思います。この草の匂い、いったい何とたとえたらいいものやら。
単純な「いい香り」ではなく、しかし「臭い」とは紙一重違って、爽やかにメンソールっぽくもあるし、株全体に香気があります。特に花殻を摘んであげるときは香りが立ち、指にもそれが移ります。
花は小さく(径1.5㎝ほど)、いかにもキク科のふつうの姿ですが、糸のような葉と茎が特徴です。ひ弱な外見に似ず、夏の暑さを越えてわさわさと繁っています。

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9月10日(土) イチイ

050910itii_b予習が足りないんです、予習が…。そのために、せっかくのおいしい(という)実を食べそこなってしまいました。
もっとも、赤いところはおいしくても、そのなかの種は毒だそうです。雌雄異株なので、イチイの木があったとしても、このかわいい実を見られるかどうかは運次第、運のいい人は赤い皮だけ食べましょう。
材が立派なので木のなかの一位だ、と名の謂れを聞いた気がするのですが、いま調べたら正一位・従一位の貴族さんがもつあのヘラ(しゃく)を作った木だそうです。いずれにせよ、気高い木のようです。

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9月9日(金) マメアサガオ

050909mameasagao_b蔓を絡ませている緑のネットと比べると、花の小ささがわかります。直径が1㎝少し、名前どおりの豆サイズです。
雑草的な帰化植物で、花の色は白だけみたいです。葉は三裂した様子が右側に見えていますが、同じ株には丸葉もあり不確定です。
そう言えば、マメアサガオはサツマイモの仲間になりますが、芋ができるのか、確かめたいところです。種もつけるようなので、今年は種をいただいて、芋の調査は来年することにしましょう。

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9月8日(木) ナガボノシロワレモコウ

050908nagahonosirowaremokou_b一緒に咲いていたふつうのワレモコウ(花穂の色が臙脂)と比べると、花穂の長さが倍から3倍くらいあります。したがって「長穂」で、その穂が「白い」から、というとても素直な(または安直な・笑)名付け方です。
ところが、これを漢字にすると、ちょいとした矛盾がおきます。一番よく当てられる「吾亦紅」を持ってくると、「白い紅」ということに…。
もっとも、ワレモコウにはほかにも吾木香・我毛香・割木香・割帽額など表記がいろいろあるので、白花のときはこんな「紅」がつかない表記を選ぶとスッキリです。

<補注> このときの写真では無視してしまった葉の様子を、きちんととらえ直した記事はこちらです。(2015年10月1日)

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9月7日(水) ウコン

050907ukon_bいつも左に曲がるところをまっすぐに行く…それだけで幸せに出会うことができました。カンナのような株の根元に白い花、ウコンです。
秋ウコンは肝臓に効くのだそうで、ここのご主人はお酒好き? それともはらたいら氏みたいに男性更年期を乗り切ろうというのでしょうか。
つい、白い「花」と書いてしまいましたが、本当の花はチラッと見えている黄色い部分で、白いところは苞葉だそうです。肝臓にいいのはショウガみたいな根で、カレーに使うターメリックです。

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9月6日(火) リコリス・オーレア

050906lycoris_aurea_bたぶんヨダレを垂らしながらシャッターを押していたからか、去年これを撮影させていただいた家の奥さんが一株恵んでくれました。
その鉢を大事に大事にしてきたのに、ウンでもスンでもなく8月が終わろうとするころ、アスパラのような芽がニョキッと出ました。
それからの早いこと早いこと! 一日10㎝ずつ、茎がぐんぐんのびて、あっと言う間に開花です。土曜に4輪、日曜に2輪、そしてきのう最後の2輪が開いて、合計8輪の黄色いリコリスです。

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9月5日(月) ヒメマツバボタン

050905himematubabotan_bマツバボタンの花って、虫が好きだったかなあ…、なんて間抜けなことを考えてしまいました。放置された畑地の隅でこれを見つけたときのことです。
しかし、よくよく見ると花びらの丸いふちはそのままです。花の直径はせいぜい5㎜くらいですが、葉はまるでマツバボタンです。
もしかしてこれが今のマツバボタンの原種かと思ったら、そうではないようで、熱帯アメリカからの帰化植物でした。

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9月4日(日) アメリカノウゼンカズラ

050904americanouzen_bふつうのノウゼンカズラでも十分に暑苦しい花色なのに、それよりも濃いめのアメリカノウゼンカズラです。
花つきが、ノウゼンは蔓の先へ先へと咲き継いで行くのに対して、アメリカは1カ所にドッとかたまります。このせいでさらに印象が濃くなるのかもしれません。
一つの花はノウゼンカズラよりふた周りほど小さいし、逆にラッパ部分はピューンと長くて、なかなかキュートではあるものの、色と咲き方が少し困りものです。

<補注> アメリカノウゼンカズラには黄花種がありました。(2015年7月2日)

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9月3日(土) ガガイモ

050903gagaimo_b大好きな野草の一つ、ガガイモです。まず名前の訳がわからないし、花はむさくるしいし、葉はにくにくしいし、さらに実は摩訶不思議な様子で、どこからどう見ても完璧にソソってくれる存在です。
しかし、この個性の強さは世間的には嫌われ者の資格十分ということになり、街なかでは駆逐される運命にあります。
それが、この場所だけはこうして「お構いなく」蔓延らせてくれています。去年の実を撮影できたのもここ…家主さまの寛大なお心に感謝です。

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9月2日(金) ハス

050902hasu_b小さなハスなのですが、お寺さんの池でかわいらしく咲いています。
花のなかを覗き込むのはハシタナイことに思えますが、色気ではなく食い気のピーピングです。おお、おいしそうな実がついています。
これ、中華材料としてはときどきお目にかかりますけれど、先日、ある博物館の仏教関係の企画展で、これの甘納豆が売られていました。アッサリとしているのに深みがあって、つい止まらなくなるおいしさでした。

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9月1日(木) センニンソウ

050901senninsou_b蔓がどんどんのびて、何にでも絡みつきます。そしてその蔓の節々で一斉に白い花が咲き出します。
花数の多さに加え、シベが華やかですから、遠目にはそこだけに雪が積もったように見えます。仙人草ではなく、夏雪草とか初雪草、あるいは初雪カズラなどという名がふさわしく思えます。
しかし、そんな候補はすべて「売約済み」だし、素人の浅知恵のようです。実ができるころに種からのびた毛を見て、ネーミングは何も花だけで発想するものではないことを実感するワタシです。

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