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8月6日(土) フサフジウツギ

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初夏のころからビヨーン・ビヨーンと元気に長い花房をのばします。写真の色のほかに、白(注3・リンク先)や紫も見かけます。
それにしてもウツギ(空木)と呼ばれる低木類はいろいろあります。科や属はちがっても、中空の枝を持つものは多い訳で、パイプ状という構造的な強さは自然界でも重用されているのでしょう。
ブッドレア(注2)という呼び方が浸透してはいても、響きがどうにも興醒めです。ちょいと舌を噛みそうではあっても、房藤空木とやさしく呼んであげようと思います。

<補注1> 房が枯れ始めた頃合いはこちら、空木(うつぎ)の証明はこちらです。(2018年8月19日)
<補注2> 園芸的に多用されるブッドレアは属名(Buddleja)であり、必ずしもフサフジウツギだけを指すものではありません。また、そのBuddleja類のなかで和名が一番単純なのはフジウツギです。上の写真の枝にはわずかに稜が見られ、フサフジウツギにはそれがないとされているので、記事タイトルは暫定としておきます。(2019年7月21日
<補注3> 補注2で「わずかに稜」とした枝具合は誤差の範囲ではないか(鰭のように尖った稜ではない&下方の枝にはそれがない)と思います。それよりも花が完全に全周についているので、これはフサフジウツギでOKとしておきます。(2019年8月20日

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