6月10日(金) シャグマユリ(オオトリトマ、トーチリリー)
名前を知ると「百合ですかぁ!?」と仰け反ります。かつてはユリ科に分類されていた(現在はツルボラン科)そうで、海の向こうでも「トーチリリー」と呼ぶそうですから、見る人が見ればこれは百合なのでしょう。
花穂の上部は蕾状態で、ここだけ見れば百合どころかせいぜい小さなウインナソーセージです。それがだんだんに開くと赤みがうすれて黄色くなり、百合と言われればそうかなくらいの形で咲いています。
残るシャグマは?というと赤熊で、坊さんが使う赤い払子のことだそうです。シャグマユリ、別名はトリトマ…、こんなことを書いているとトリトメがなくなります。
花穂の上部は蕾状態で、ここだけ見れば百合どころかせいぜい小さなウインナソーセージです。それがだんだんに開くと赤みがうすれて黄色くなり、百合と言われればそうかなくらいの形で咲いています。
残るシャグマは?というと赤熊で、坊さんが使う赤い払子のことだそうです。シャグマユリ、別名はトリトマ…、こんなことを書いているとトリトメがなくなります。
<補注1> トリトマは旧属名(現在はクニフォフィア)です。そのなかには Kniphofia uvaria(一名オオトリトマ、上の写真はこれか)、K. rufa、K. triangularisなどの種類があります。またそれらの園芸種(ヒメトリトマなど各種)があり、一般にはこれらが多く栽培されているそうです。(2014年6月10日)
<補注2> 冬の枯れ方はなかなか印象深いものでした。(2021年1月25日)
| 固定リンク
コメント
本当に次から次といろいろな花が出てきますね、私なんか散歩していて花を見てもただボート見ているだけなのにこれからもよろしく。
投稿: 優雅な人 | 2005-06-10 07:45
畑にニョッキ!っと立っているこの植物の名を
初めて知りました。
ありがとうございます。
しかも、百合の仲間!?
「歩く姿は百合の花」には、ちと合いませんネ
(百合違いだけど)
トリトメなく、コメントかいてみました~
投稿: minba | 2005-06-10 15:11
優雅さんへ:
お楽しみいただいてなによりです。
ホント、尽きないテーマです。ときどきため息です。
minbaさんへ;
お、minbaさんにも役立ってる。うれし。
でもフシギな植物ですよね。
投稿: はたざくら | 2005-06-11 06:37
こんにちは、うちの方にも咲きました。
シャグマの意味が分かりました。たしかにそんな感じですね。
TBさせていただきました。
投稿: おーちゃん | 2005-06-13 17:21
おーちゃんさんへ:
あちこちでとても目立ちますよね。
姿も不思議、名も不思議、というW不思議君ですね。
TB、ありがとうございました。
投稿: はたざくら | 2005-06-15 06:38