5月19日(木) チョウジソウ
余計に凝ったつくりのないほのぼのしたお庭の隅で、ゆかしく咲いていました。
名前の由来とされる丁子は、あの沈丁花の名前の半分としても登場します。前にポマンダー遊びでつかったクローブが丁子ですから、チョウジソウは香りがいいのでしょうか。この写真を撮るとき、肝心のことを確かめそこなって(注1)しまいました。
名前の由来とされる丁子は、あの沈丁花の名前の半分としても登場します。前にポマンダー遊びでつかったクローブが丁子ですから、チョウジソウは香りがいいのでしょうか。この写真を撮るとき、肝心のことを確かめそこなって(注1)しまいました。
<補注1> チョウジソウの名は香りではなく花の形に基づいたものでした。そのことを確認できた群生の様子はこちらです。また、花の姿からは想像しにくい実の形についてはこちらです。(2015年4月24日)
<補注2> チョウジソウとだけしていたタイトルを(広義)と修正しました。その理由はこちらです。(2020年4月29日)
<補注3> チョウジソウ(在来種)とヤナギチョウジソウ(北米西部産)を比較することができ、そこで得た観点からして、上の写真は在来品で間違いないと判断しました。去年書き加えた(広義)の文字をタイトルから削除します。(2021年5月17日)
その根拠は、a. 花びらのふっくら加減 b. 花びら基部(裂け目付近)の色の陰り c. 花筒外側の色の濃さ d. 萼の黒さ、などです。また、加えてここが某女流作家の旧宅坪庭であるという状況証拠も、自分的には判断に大きく寄与しています。
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コメント
上品なリボンのようですね。
いろんな花の写真を楽しみにしています。
投稿: おーちゃん | 2005-05-19 18:47
おーちゃんさん、いらっしゃいませ。
お楽しみいただいて幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: はたざくら | 2005-05-20 06:44