4月10日(日) アオキとシャガとカナメモチ
アオキ

アオキという木はどこにでもあって変哲のない木と思っていたら、花はなかなかシックな色合いです。1週間前まではただただグチャっとした緑の塊の蕾だったのに、桜の開花に合わせるように咲き出しました。
花に雌雄があることを知らず、最初は「これが実になる」と書いたところ、waiwaiさんからのコメントでこれは雄花であることがわかりました。
花に雌雄があることを知らず、最初は「これが実になる」と書いたところ、waiwaiさんからのコメントでこれは雄花であることがわかりました。
<補注> アオキの雌花(雌株)を収録しました。(2008年4月16日)
シャガ

さて、きのう二題掲載(カリンとドウダンツツジ)したらタガがはずれてしまい、きょうは三題あげてしまいます。一つずつでは春に置いていかれてしまいます。
去年も連休くらいから目立ち始めたし、今年はなんでも遅めだからもう少しあとかなと思っていたら、シャガは意外に早い開花です。どうもこの辺のメカニズムがわかりません。というか、単に観察不足だとは思います。
繊細な造形の花びらには魅せられます。色合いもおだやかで風趣があります。あとは葉が美しければ文句がないと思うのは欲張りというものでしょうか。
去年も連休くらいから目立ち始めたし、今年はなんでも遅めだからもう少しあとかなと思っていたら、シャガは意外に早い開花です。どうもこの辺のメカニズムがわかりません。というか、単に観察不足だとは思います。
繊細な造形の花びらには魅せられます。色合いもおだやかで風趣があります。あとは葉が美しければ文句がないと思うのは欲張りというものでしょうか。
カナメモチ

紅葉したみたいに赤い葉が目立つカナメモチです。しかし、これで立派な若葉です。
アカメガシワなどと同じで、芽吹いた葉は赤くて、次第に緑に変化しながら大きな葉になります。春だけ赤いのではなく、枝を切るとそこからまた赤い若葉が出ます。
アカメモチという人もいて、ただこれは誤用が広まった気がします(注)。車軸に使える立派な材であり、カナメノキという呼び名もあるくらいです。「要」という名前が要です。
アカメガシワなどと同じで、芽吹いた葉は赤くて、次第に緑に変化しながら大きな葉になります。春だけ赤いのではなく、枝を切るとそこからまた赤い若葉が出ます。
アカメモチという人もいて、ただこれは誤用が広まった気がします(注)。車軸に使える立派な材であり、カナメノキという呼び名もあるくらいです。「要」という名前が要です。
<補注> 牧野博士は著書(植物記)のなかに、カナメモチの方が誤称でありアカメモチが正しいと記しています。
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コメント
こんばんわ、はたざくらさん
もう、シャガさいているのですね。
この花は、亡くなった姉が、好き花でしたのでこの花を見ると姉のことを思い出します。
大阪では、まだ、この花は、咲いていません。
もう、しばらくの辛抱かな、この花に逢うと、姉にあったような気が、します。
投稿: けい | 2005-04-11 00:00
アオキの雄花、私も好きな花の一つです。
黄色い葯がアクセントになってますよね。
投稿: waiwai | 2005-04-11 06:01
けいさん、おはようございます。
しんみりしてしまいました。わりと気に入った写真だったので、
お姉さんにも喜んでもらえるでしょうか。
waiwaiさん、ありがとうございます。
てっきりこれを両性花だと思っていました。
雌花、探しなおします。
投稿: はたざくら | 2005-04-11 07:14
いつも感心しながら拝見させていただいてます。今回も、知らない植物の名前が判り、心のもやもやが晴れたようです。小生は佐賀県の標高350メートルの所にありまして、場所は違えど、だいたい同じ時期に花が咲くんだ~っと感心しています。これからもご活躍(勝手に)期待しております。
投稿: oh100show | 2005-04-11 23:02
寝ぼけたコメントで、日本語がおかしかったですね。(^^;)
記事の本文にまで名前を入れていただき、恐縮です。
投稿: waiwai | 2005-04-12 00:03
oh100shouさん、はじめまして。
というか、どなたかのつながりで、一度ブログは拝見していました。
あこがれのスローライフ、楽しく読ませていただきます。
waiwaiさん、ご本人には無断で手直ししておきました。あしからず。
投稿: はたざくら | 2005-04-12 06:14
はたざくらさん。 <(_ _)>
投稿: waiwai | 2005-04-12 06:55
↑あ、しまった。(^^;) <(_ _)>
投稿: waiwai | 2005-04-12 06:57