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3月31日(木) ヤマモモ

050331yamamomo_b念願のヤマモモの花をとらえることができました。毎年この時期、キョロキョロしていたわりには、見つけるのに時間がかかりました。
去年は山桃が不作で、実を見つけるのに苦労しました。どうも不定周期の結実らしくて、花にもその傾向があるのでしょうか。
果たしてこの花がこのまま夏に実になってくれるのか、楽しみな観察課題です。

<補注1> この花(↑)は雄花であることがわかりました。したがってこの木(雄株)には実がつきません。大きな間違い記事を書いてしまいました。きょうの段階で雌花(雌株)がまだ見つかりません。(2005年4月19日)
<補注2> 雌株を見つけ、雌花を撮影できました。(2008年4月5日)

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号外:おいしかった

050331tyoutin自分のブログのカテゴリーに「酒もの」がある(このあとに廃止)ことをとんと忘れていました。しかし、昨晩開けたこれ、「長珍」! 名前は変だがじつにいい味でした。そこで久しぶりに酒ものアップです。
愛知県津島市の蔵です。去年の6月に取り上げた埼玉の「花菱」もマイナーな蔵でしたが、今度もまだゼンゼン有名ではない銘柄だと思います。(この新聞紙はこんなパッケージングなのです)
ワタシのコレクションのなかで、開封番号1,807、蔵数としては1,176番目になります。一昔前には全国に2,000ほどあった蔵も、今では1,500程度と言われるようになりました。未踏の350くらいの蔵のチェック、あと何年かかるものやら…。

<補注> この記事のあとでブログカテゴリーの編制替えをしたので、現在は「酒もの」ではなく、「その他のもの」に分類しています。

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3月30日(水) ベニバナトキワマンサク

050330benibanatokiwa_bベニバナトキワマンサクの花が開き始めました。来月中旬にはもっと豪華に満開になるはずで、きょうはまずハシリ状態の掲載です。
ふつうのマンサクにも赤い花のものがあっても、マンサクは落葉性ですから、春にいきなり花が咲きます。一方、ベニバナトキワマンサクの方は「常磐」という名前どおり常緑なので、このように葉が落ちないままに花が咲きます。
さて、名前的にベニバナトキワマンサクとマンサクの間で抜けているトキワマンサク(花は白)を探しているのに、これがなかなか見つかりません。

<補注> トキワマンサクの開花状態はこちら、ベニバナトキワマンサクがほぼ満開の様子はこちらです。

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3月29日(火) キブシ

050329kibusi_bキブシの開花にぴったり出会いました。近所なのに毎年このタイミングに合わずにいましたが、今年は縁起が良さそうです。
見上げる高さに薄黄緑の簾が揺れる感じですから、ため息の出る美しさです。
ところが、名前はやや不気味です。漢字では木五倍子または木付子と当てますが、古語ではブシとかブスは毒のことです。ただ、この実をお歯黒の材料にしたともいうので、有用植物だったのかもしれません。

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3月28日(月) モモ

050328momo_b桃の花が、まさにはちきれそうです。縮緬でこしらえたお手玉みたいな蕾が、梅や桜とはひと味違うボリウムを感じさせます。
去年は、同じこの木が24日に満開でした。今年はいろんな花がゆうに1週間は遅れています。温暖化の問題からすれば、これはいい傾向でしょうか。旧暦で雛の節句を考えるなら、今年の桃の開花がかなり正常ということになります。
梅と桜の間にはさまれて、出番がかなり短いというか少ない桃ではあっても、ピンとのびた枝にビッシリと花をつけた姿をたっぷり楽しみたいものです。

<補注> この木は花桃で、結実しても小さく、途中で落ちてしまいます。これに対し、実桃が夏を迎えて実を膨らませた姿はこちらです。(2015年6月30日)

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3月27日(日) ヒュウガミズキ

050327hyuugamizuki_b_2どうせブレブレだろうと思って気軽に撮ってみたら、ミツバチさん、一応きれいに写ってくれました。ものすごくあわただしく花から花へ移動するので、ホントに蜜を集めているのか疑いますが、脚にはしっかり花粉玉がついています。
ヒュウガミズキの蜜はどんな味がするのでしょう。レンゲだけとかミカンだけの蜂蜜はありますが、ヒュウガミズキだけのものは見かけたことがありません。
17日にトサミズキを掲載しましたが、やや遅れてヒュウガの開花です。

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3月26日(土) チューリップ

050326tulip_b冷え込みがずいぶん厳しい朝でした。しかし、霜柱を踏みながらの徘徊は大収穫で、うれしい朝です。
ベニバナトキワマンサクの花が開き始めていました。シモクレンも割れ始め、アカシデがランタンみたいな花をぶら下げていました。さらに、満開のキブシまで見つけてしまいました。写真を一日一枚に自主規制?しているため、ここに並べられないのが残念です。ブログに載せ漏らしたのは、あとで「増補版」の方に収録します。
と、なにやら言い訳ばかり並べた上での本日の出し物はチューリップです。こんなに霜を受けていましたが、大丈夫なんでしょうか。

<旗桜情報> 今年は桜が遅れています。志木市の「ハタザクラまつり」は4月3日の予定ですが、今の蕾の状態からして、主役不在の祭りになる恐れ大です。

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3月25日(金) フッキソウ

050325hukkisou_b光沢のある厚手の葉がいつも青々していることから「富貴」草、縁起のいい名前です。そして、「草」とはいうけれどツゲ科の木本です。
冬のうちは白い実をまれに見ることがありましたが、その花が開き始めました。花びらがないのでジミな見かけで、花からは富貴さは感じられません。
雄花と雌花が一つの花穂につきます。写真では先が茶色の雄花(雄シベ)だけが目立っています。雌花は二つだけ、穂の一番下で雌シベを開いています。

<補注1> 雌花がもう少し見やすい写真はこちらです。(2006年3月10日)
<補注2> 雌花が4輪もついた写真が撮れました。(2009年3月26日)

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3月24日(木) ヒアシンス

050324hyacinthus_bこの花を見ると、小学生のときの水栽培を思い出します。勉強の一環で見覚えた花のせいか、出会うといまだに教科書の匂いが蘇るのはワタシだけでしょうか。
しかし改めて見ると、花弁の艶や形、葉の風合いなど、しっかりした味があります。小学生に鑑賞させるにはもったいない(?)くらいです。
錦百合という和名があるものの、これは花色が豊富な特徴(白はこちら)とユリ科であることを無理に合わせた感じです。小学生のときから呼び慣れたヒアシンスという名が、この花にはいかにもぴったりです。

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3月23日(水) ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)

050323karasunoendou_b春の野では、わりと大きな顔をしてのさばっている草です。巻きひげのある羽状複葉が特徴ですが、先週までは「草ばっかり」でした。
それが、日曜日にようやく開花しました。マメ科独特の蝶型の花が、これからはどんどん開いて賑やかになります。
舟型の実が秋に黒く熟すので、カラスの名前はその色からでしょうか。これより小型でスズメノエンドウというのがあり、雀より大きいから鴉だとも言います。

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3月22日(火) ダンコウバイ

050322dankoubai_b遠目にはサンシュユに見えたのですが、枝の肌に艶があり、少し雰囲気が違います。どちらも小さな花の集合ですが、こちらの方がモチャッと固まった具合です。
檀香梅と書きますが梅とは関係なく、クスノキ科です。檀香は栴檀や白檀のことなのでいい香りがするはずですが、花の下では感じませんでした。調べたら、枝を折ると香るそうで、ちょっとチェック不能(近所の団地の植え込み)です。
秋には、これもサンシュユと同じく赤い(そのあと、黒)実がつくそうです。しかし、色は同じでもサンシュユのグミ型に対してこちらはほぼ球形です。いろいろ似ているようで、それぞれ微妙に異なっています。

<補注1> ダンコウバイは雌雄異株で、この木は雄株でした。翌年は別の場所で花を撮影したものの、それも雄株でした。(2009年11月19日)
<補注2> ようやく雌株の開花を収録しました。(2017年3月26日)

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3月21日(月) ツクシ(スギナ)

050321tukusi_bきのう、半日かけてようやく探した土筆です。この2本の脇にあと1本、大捜索の成果がたったそれだけです。
昔は醤油で炒めてお酒のあてにするほどあったのに…。と思って振り返ったら、それはもう20年も前のことで、植生は大きく変わったようです。志木では、土筆はもはや絶滅危惧種です。
ところで、今朝のタイトルですが、スギナとすべきか迷いました。3月1日のフキノトウと同じ悩みです。あのときはこの手の出世魚みたいな植物を思い出せませんでしたが、探せばまだあるかもしれません。

<補注> このあと、暖かくなって、市内のあちこちでスギナを見つけました。そこで、上記の勝手な「絶滅危惧種」指定は解除することにします。

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3月20日(日) ハクモクレン

050320mokuren_bきのう予告した手前、今朝はハクモクレンではあっても、悩みました。さすが似たもの同士、絵として大差ないものになってしまいます。
これまで、できるだけ前日とは違う雰囲気の画面になるように配慮してきたのに、これでは更新していないように見えてしまいます。しかし、きのうのコメントであんさんがこの二つを「見分けにくい」とおっしゃっているのに力を得て、ここは似たもの同士を続けて掲載し、学術的(?)な解説を付すことにしました。
葉っぱの有無(モクレン:なし)、花の向き(モクレン:上向き)、開花の仕方、花びらの質感・量感(モクレン:分厚い&萼3枚も白)などが見分けポイントです。

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3月19日(土) コブシ

050319kobusi_b久しぶりの朝採れ(撮れ)写真です。お出かけ中、気になって仕方なかったコブシとモクレンの開花を確かめに、朝から近所を走り回って撮影しました。
もう、どちらも開いていて、どっちが先だったのか判定できません。ただ、開き具合から判断すると、どうやらコブシの方が少し早かったようです。そこで今朝はコブシを載せ、モクレンは明日に回すことにします。
コブシとモクレンは花が紛らしい個体もありますが、決め手は花の付け根にある葉っぱです。花びらがどんなに大振りで厚め(モクレンっぽい)でも、コブシには一枚だけかわいい葉っぱがくっついています。

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3月18日(金) バイカオウレン

050318baikaouren_b仕事でホームグランドを離れても、つい植物が気になります。今、大阪にいるのですが、清楚可憐な白い花が写ったポスターを駅で見つけました。六甲高山植物園の宣伝で、バイカオウレンと説明がありました。
おや、この花は最近どこかでお目にかかったぞ。PCのなかを探ると、ありました。今月6日に近所の公園で展示されているのを激写?していました。
ふつうのオウレンは2月19日に掲載しましたが、確かに雰囲気が似ています。梅花という分、こちらはさらに園芸的に洗練された感じです。

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3月17日(木) トサミズキ

050318tosamizuki_bチラリと花の裾から見える赤い蕊がチャームポイントであり、トサミズキの特徴です。これからもっと花房が長くなる(こともヒユウガミズキと比べたときの特徴)のですが、咲き出しのこの段階はまるでクリオネみたいに見えます。
マンサク科だといいますが、奇怪さだけは共通でしょうか。
感じが似ているヒユウガミズキよりも開花は少し早いですが、両方咲き出したら見分けポイントが必要で、上記の二つの見分けポイントが頼りになります。
江戸時代の本に「土佐ノ山中ヨリ出ヅ」とあるそうで、牧野博士も「高知に自生している」としています。

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3月16日(水) オオタチツボスミレ

050316sumire_bあ、スミレだ!と写したときにはナニ菫か見当もつきませんでした。ただ、「図鑑には菫がたくさん並んでいたし」と安心していました。
ところが、こんな丸い葉の菫は、手元の小さな図鑑では見当たりません。少し丸くても先が尖ったり、どうも違います。こういうときはネットがありがたいものです。
どうやらオオタチツボスミレ、白い距が見分けポイントになるそうですが、知らない悲しさで横からの撮影がありません。この写真で花びらの間に距らしい白いところがかすかに見えるので、暫定OKとしておきます。

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3月15日(火) ヒイラギナンテン

050315hiiraginanten_b葉には柊(ひいらぎ)みたいなトゲがあるのに枝振りは南天のよう、それで両方くっつけてヒイラギナンテン…シンプルな発想です。
ただ、柊も南天もどちらも花は白いのに、二つの名前が合体すると花が黄色というのは愉快です。また、柊よりも鋭く尖った葉が、寒さに遭うと南天のようにやや色づくことがあって、名前と同じく、性格もよく混じっています。
そんな名前は安直な合体ですが、江戸時代から栽培されている歴史があるそうで、これはこれで立派にメギ科ヒイラギナンテン属という属の主(ぬし)です。

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3月14日(月) ユキツバキ

050314yukitubaki_b日本の椿には三大原種と言われるものがあって、ヤブツバキとサザンカ、そしてもう一つがこのユキツバキです。
ただ、そういう堅い話よりも、この花の色、かなりの迫力です。あの小林幸子の熱唱、♪雪ィ~♪椿ィ~とイメージ完全合致です。ピンクの種類もあるとは言っても、雪椿といえばこの深紅でトドメでしょう。
横に広がる樹形が雪に耐える姿に見えます。葉はやや大ぶりで細長く、花色を引き立てる濃い緑です。

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3月13日(日) シキミ

050313sikimi_b1きのう、「暖か」なんて書いたら、午後からのあの天気はいったいなに? 一天にわかにかき曇り…と講談調になってしまいます。今朝も寒いこと、もぉ。まだまだ、「春は名のみ」のようです。
でも、植物はそんな小さな天気のブレは気にしない(大局的?)のでしょう。宝幢寺の墓地のシキミがいい具合に咲いていました。
050313sikimi_b2お墓に囲まれての花見物は不気味ではあっても、お寺には案外楽しい草木が多いものです。上品な色合いの花で、数が多くつくので遠くからでも目立ちます。

<補注> シキミの詳しい特性は、去年9月の18日19日に述べました。

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3月12日(土) オランダミミナグサ

050312orandamimina7~8㎜の小さな花もかわいいし、その蕾や葉がびっしりと毛で覆われているのも愛嬌があります。オランダミミナグサです。
葉(菜)の形がネズミの耳に似ているのが名前の由来で、確かにとんがり具合がそんな感じです。オランダのつかない在来種(萼まで紫色)もあるのですが、まだ見つけることができません。
ところで、今朝の暖かさ、すごいです。しかも5時半にはもう散歩が不審ではない明るさになりました。ハクモクレンの蕾が割れ出しています。さあ、春です。

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3月11日(金) シバザクラ

050311sibazakura_bトチノキ並木のちょいとした空き地をシバザクラの絨毯にしたいようで、去年の春に植え付けがされていました。1年たって、初めての開花が始まりました。
絨毯と言っても、長さが30~40mに幅は4~5mですから、よく紹介される北海道・藻琴あたりを思うと話にもならないですね。一度行ってみたいとは思うものの、遠いですよ、藻琴…。あ、秩父でもいいか(笑)。
ところでシバザクラ、花爪草というのが本来の和名、芝桜は観光用?でしょうか。モスフロックスというのが英名で北米原産、寒さには強い草なのでした。

<補注> 夢が叶って、北海道の雄大な芝桜山に行ってきました。ただし、芝桜祭りが終わって3カ月もたったころ、藻琴よりは1haだけ狭い滝上、という半欠けの念願達成ではありましたが…(2015年9月7日

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3月10日(木) ハナニラ

050310hananira_bわりと頻繁に通る道の端に、急にハナニラが開いていて驚きました。葉だけの状態だとほとんど雑草なので、存在をまったく意識していませんでした。
白から薄紫までの狭い範囲ではあっても、色の濃度は個別にかなり違っていて、この花は紫がとても強い方だと思います。もう少し青いものもあります。あるいは白ベースに青い筋の入ったものもネットで見かけました。
1株に1輪しかつかないので、咲き始めの今は複数の花を写しこむのが大変です。写真の右の花には傷がありますが、2輪寄り添っていたのでやむなく採用です。

<補注> 満開状態はこちらです。

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3月9日(水) オウバイモドキ(ウンナンオウバイ)

050309unnanoubai_b遠くからでも大きな黄色の花が目立ちます。ふつうのオウバイよりふた周りほど大きな花で、色はややソフトなウンナンオウバイです。
ハタザクラに似て旗弁を持つことがあり、このように豪華な姿も見せてくれます。また、落葉するオウバイと違い常緑性なので、黄と緑の対比も楽しめます。
ここは民家の脇であまり日当たりは良くなさそうでしたが、けっこう大きく育っていました。背景がゴチャついていたので撮影の向きに苦労してしまい、葉をうまく写し込めませんでした。

<追記> 当初はタイトルを「ウンナンオウバイ」としていましたが、標準和名(オウバイモドキ)を前面に立てることにしました。(2011年3月24日)

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3月8日(火) クリスマスローズ

050308xmasrose_bきのうの節分草は名前と開花が旧暦で合うのですが、X'masに旧暦はないはずです。どうしてこの花は見頃が今ごろなのにクリスマスローズなんでしょう。
いや、確かにもっと早くに、1月の下旬に咲き出した種類も見かけてはいます。しかし、それでもひと月は遅れた勘定です。
さらにうつむいて咲く花が多く、これを撮るときには四つんばいを強いられます。まったく困った花です。とぼやきながらもやっぱりかわいい、まったく困った花です。

<補注> この後、クリスマスローズには冬咲きのニゲル系と春咲きのオリエンタリス系があることを知りました。

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3月7日(月) セツブンソウ

050307setubunsou_b10㎝ほどの丈の可憐な花、セツブンソウです。節分のころに咲くのが名前の由来でしょうが、旧暦なら勘定が合いそうです
夏には木立に遮られて光が届かないような場所に、今の時期、大慌てで咲く植物は意外に多いようです。カタクリなどその代表でしょうが、イチリンソウとかイチゲ類とか、はかなそうなものばかりです。
このセツブンソウの花びら(じつは萼)も、透き通る天女の羽衣を思わせます。しかし、それよりもっと味があるのは葉の方で、深く切れ込んだ形やくすんだ緑に映える白い葉脈がとても印象的です。

<補注> 節分は新暦・旧暦とは関係なく太陽の動き基準なので、「名前よりは1カ月遅れ」が正しい評価になるようです(2013年3月4日)。

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3月6日(日) ヨモギ

050306yomogi_bきのうの写真は青空が爽快でしたが、今朝は「なんじゃこりゃ」です。ヨモギですから、空が背景にはなり得ません。この時期、地べたは枯葉や枯れ草ばかりです。
しかし、これから土手でヨモギ摘みができるようになると、空にはヒバリの声が満ちて、うーん幸せ! さらに蓬餅なぞ食すことができると、幸せ倍増です。
蓬の門(かど)とか蓬の宿とか、古い言葉だとヨモギは「荒れ果てた」状態をあらわす負のイメージですが、今やヨモギを見つけてうれしがる時代になりました。

<補注> 秋の花の様子はこちらです。(2006年10月19日)

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3月5日(土) ネコヤナギ

050305nekoyanagi_b銀色フワフワの、春らし~い気持ち良さにあふれています。ネコヤナギです。
この時期はきれいでかわいいのです。ただ、問題はこのあとで、たまに花屋さんで見つけて部屋に置いておくと、花粉の掃除に泣くハメに…。捨て際が肝心です。
子供のころは、川岸に生えたものを失敬できましたが、そんな岸辺が減ってしまいました。写真の木は池の淵にありました。流れのない水辺でも育つようです。

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3月4日(金) スノードロップ

050304snowdrop_b樹脂製の造花みたいに見えて仕方のないのが、このスノードロップです。スイセンとよく似た葉です。同じヒガンバナ科なので従姉妹くらいの関係でしょうか。
しかし、スイセンと違って背丈は10cmあるかないかです。株数が少ないこともあって、淋しい絵になりました。
待雪草とか雪の花という和名があって、これは花色からの連想でしょう。英名のドロップには耳飾りとかペンダント(雫状のもの)の意味もあって、こちらの方が含みがあってうなずけます。

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3月3日(木) カンヒザクラ

050303kanhizakura_b雛祭りの日に桃の花? いえ、残念ながらこれは桜です。露地ではまだ桃は咲かないので、色だけ桃の節句です。
カンヒザクラ(寒緋桜)の八重ですから、もう少し開くと豪華なはずです。残念ながら少し早すぎました。
緋寒桜という呼び方もありますが、彼岸桜と紛らわしいせいでしょうか、最近は「寒緋桜」が一般的のようです。十月桜寒桜冬桜河津桜と来て寒緋桜、いよいよ旗桜の出番も近くなってきました。開花まで、あとひと月くらいです。

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3月2日(水) ギンヨウアカシア

050302ginyouakasia_b1見上げるほど大きな木で、それがマッ黄色で揺れているのでとても目立ちます。通称ミモザ、本名ギンヨウ(銀葉)アカシアです。
ミモザというとオレンジジュース&シャンパンのカクテルを思い出しますが、あの泡立ちとこの花のイメージは似ていなくもないでしょうか。
050302ginyouakasia_b2ミモザを「通称」としたのは、本来のミモザはフサアカシア(08年収録)のことをいうからです。フサの方が小葉の数が多いのですが、細かいことはナシにして、この揺れる黄色を楽しみたいものです。

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3月1日(火) フキ(ふきのとう)

050301huki_2b3月になりました。春を迎えて「生き延びた」気持ちがするようになりました。体が老人域に入った証でしょう。
嫌な話はさておいて、フキノトウです。春をいっぱいに感じます。
植物名としてはただ「フキ」でいいのか、やはりこの時期は別名なのか、出世魚じゃあるまいし、草花でほかにこういうのがあったかな、と考えてしまいます。蕗の爺や蕗の姑という呼び名もあるそうで、芽生えたばかりなのに年寄り扱いされるのは、花が白髪のように見えるからのようです。

<補注> フキノトウの雌雄について書き留めておきました。(2017年3月18日)

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