3月4日(金) スノードロップ(ジャイアント・スノードロップ)
樹脂製の造花みたいに見えて仕方のないのが、このスノードロップです。スイセンとよく似た葉です。同じヒガンバナ科なので従姉妹くらいの関係でしょう。
しかし、スイセンと違って背丈は10cmあるかないかです。株数が少ないこともあって、淋しい絵になりました。
待雪草とか雪の花という和名があって、(注)これは花色からの連想に思えます。英名のドロップには、飴玉ではなく耳飾りとかペンダント(雫状のもの)の意味もあって、この名前の方が含みがあってうなずけます。
しかし、スイセンと違って背丈は10cmあるかないかです。株数が少ないこともあって、淋しい絵になりました。
<補注> スノードロップ(Galanthus)属には二つの代表的な系統があり、内花被片の斑紋が先端に一つのものがふつうに言うスノードロップ(Galanthus nivalis、和名:マツユキソウ )、斑紋が上下二つとかそれが繋がって長いのがジャイアント・スノードロップ(Galanthus elwesii、和名: オオユキノハナ )とわかってきました。
上の写真だと、左下隅の花に明らかにelwesiiの特徴が見えています。つまり、本文で「待雪草とか雪の花という和名」としたのはnivalisのことで、いまとなっては不適切な内容だったわけです。(2021年2月6日)
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