1月14日(金) カンツバキ
なんだかサザンカと間違えそうでも、これはカンツバキです。
椿でも早咲きのものはすでに花開いているし、このとおり見かけは山茶花に近いし、識別には苦労しそうです。山茶花ではない証拠は写真左下にある枯れた花で、花びらがほぼ団子状態のまま残っています。
そもそもが椿と山茶花の交雑種なので、葉の大きさは両者の中間です。花はこの紅色で、半八重が多いようです。葉や花よりも、むしろ横に張り出す枝ぶりが寒椿の特徴かもしれません。
<補注> 文中で花びらが団子状に枯れるのを寒椿の特徴としたというのに、その後、サザンカのようにハラハラと散る寒椿も少なくないことがわかりました。散り方を判別基準にするのは適切ではないようで、見分けは葉のサイズと枝ぶりの2点と訂正します。(2008年2月20日)
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