12月22日(水) トベラ
高さが3m以上もある木で、最初は三浦半島で出会いました。6月だったので、親指の先ほどの青い実が堅くて、その中身を確かめることができませんでした。
トベラという妙な響きの名前を知ったあと、幸運にも徘徊範囲に10本ほどまとまった植え込みを見つけました。おかげで、あの堅い実が黄色く熟して、パックリと三方に開くのを見ることができました。
この赤い実はものすごくベトつきます。必ずしも動物に実を食べられて種を散布する方法だけでなく、このトベラのように相手にひっついて運んでもらう手段もあって、植物の知恵もいろいろです。
トベラという妙な響きの名前を知ったあと、幸運にも徘徊範囲に10本ほどまとまった植え込みを見つけました。おかげで、あの堅い実が黄色く熟して、パックリと三方に開くのを見ることができました。
この赤い実はものすごくベトつきます。必ずしも動物に実を食べられて種を散布する方法だけでなく、このトベラのように相手にひっついて運んでもらう手段もあって、植物の知恵もいろいろです。
<補注> 花の様子を収録しました。(2005年5月20日)
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コメント
なるほど、こんな実をつけるんですねぇ。
近所にもトベラの植え込みがあるのですが、ほんの少ししか花をつけません。
それに、この時季はすっかり刈り込まれてしまって、実を見たことがありません。
投稿: waiwai | 2004-12-23 05:31
ユリノキのときはワタシの近所が悲運だったのに、
トベラはwaiwaiさんのところに不運が回ってしまったのですね。
不幸の循環でしょうか(笑)。
鳥が食べないおかげで、けっこう長くこの姿を保つようです。
どこかでwaiwaiさんも見つけられますように。
あの堅い実に出会ってから、なんだかこの木に魅入られてしまって、
ときどき逢引に行っています。
6月からの付き合いなもので、じつはまだ花を見ていません。来春が楽しみです。
投稿: はたざくら | 2004-12-23 07:15