12月14日(火) ホオズキの実
この袋がまだ色づかないときも、そして赤くなったときも可愛かったホオズキです。赤のあと、こういう風に変化することを初めて知りました。これから老後を迎える身としては、こういう美しい枯れ方(注1)にあこがれてしまいます。
精密透かし細工のような袋は、実ではなく萼なのだそうです。花びらに見える萼は多くても、こういう機能のもの(注2)がほかにあったか、ちょっと思い出せません。
漢字だと「酸漿」とあてるのを一番見かけるようです。「酸っぱい汁」ですから、意味を音にあてたものでしょう。ほかに鬼灯とか鬼燈とも書きます。あんなに可愛い実のどこが「鬼」か、不思議です。
精密透かし細工のような袋は、実ではなく萼なのだそうです。花びらに見える萼は多くても、こういう機能のもの(注2)がほかにあったか、ちょっと思い出せません。
漢字だと「酸漿」とあてるのを一番見かけるようです。「酸っぱい汁」ですから、意味を音にあてたものでしょう。ほかに鬼灯とか鬼燈とも書きます。あんなに可愛い実のどこが「鬼」か、不思議です。
<補注1> あまりにきれいだったので、同じ様子を再掲しました。(2007年9月16日)
<補注2> 工芸品のようなホオズキの萼に対し、レースのスカートのようになる萼(ヤマホタルブクロ)を見つけました。(2015年9月29日)
<補注3> これまでホオズキに品種があることを意識せずに掲載していました。(2018年10月1日)
<補注4> 萼と莢の違いはあっても、アオギリの実の殻がホオズキのように透けていました。(2023年12月7日)
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コメント
はじめまして、飛孤爺と申します。
waiwaiさんの所でお見受けして、追いかけてきました。よろしくお願いいたします。
今は、もー遠い、実家の裏庭で、父が路地植えで作っていました。ここまで綺麗に生き延びるのは何十個に一個っだたように記憶していす。
晩秋は郷愁を誘う物が多いですね。それとも、小生が、それらに「過敏な年齢」になったか・・・
投稿: 飛孤爺 | 2004-12-15 01:25
飛孤爺さま、はじめまして。
というか、waiwaiさんのところでときどきお見かけしておりました。
素敵なサイトをお持ちですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: はたざくら | 2004-12-15 08:15
"ほうづきの 絽に抱かれし 珊瑚珠"
こんな素敵な俳句を詠んだお方がいらっしゃいます 女性 母を連想なさったのですね
旗珍は美しい老化かぁ 頑張りまひょ・・
投稿: マジョ | 2004-12-15 17:23
おおっとぉ、文学的なマジョさんですね。素敵です。
軽やかな絽になれるように、きょうもシェイプアップに励む旗珍です。
投稿: はたざくら | 2004-12-15 21:56