11月25日(木) サネカズラ
見つけてうれしかったのがきのう載せたウナギツカミなら、見つけてびっくりしたのはこのサネカズラです。予習なしで、藪のなかにいきなりこの奇妙な実を発見した驚きは、あとで思い出しても新鮮です。
しげしげと見たら、まわりの深紅のイボイボも含めて、これ全部で一つの実です。サネカズラ(真葛)というとおり蔓性ですから、高くのびた枝にもこの深紅の実がプランプランと下がっています。奇観です。
「さねかずら のちも逢はむと 夢のみに~」と、万葉集でも枕詞に使われていますから、由緒ある(!)植物のようです。図鑑を調べたら、どれにも「粘液を整髪料に」と書いてはあるものの、葉や実に触った感じでは気がつきませんでした。
しげしげと見たら、まわりの深紅のイボイボも含めて、これ全部で一つの実です。サネカズラ(真葛)というとおり蔓性ですから、高くのびた枝にもこの深紅の実がプランプランと下がっています。奇観です。
「さねかずら のちも逢はむと 夢のみに~」と、万葉集でも枕詞に使われていますから、由緒ある(!)植物のようです。図鑑を調べたら、どれにも「粘液を整髪料に」と書いてはあるものの、葉や実に触った感じでは気がつきませんでした。
<補注> 整髪料(あるいは洗髪材)としては、枝を水に浸し、それをつぶして粘液を抽出したようです。(2013年10月14日)
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