8月26日（木） リコリス・オーレア

あれれ、黄色の曼珠沙華ってあったかな？　このあいだ夏水仙（8月7日掲載）でヒガンバナ科を調べたとき、白い曼珠沙華というのはあるようだったけれど…。
どうやら、この黄色の花は鍾馗水仙のようです（注1）。沖縄のものなので、本来は埼玉で見かけるものではなさそうです。町内の親しいおうちなので、どこから入手したのか、あとで聞いてみたいと思います。

＜補注1＞ 植えたご本人から、注文した種苗会社のカタログを見せていただきました。リコリス・オーレアだそうです（とほほ）。リコリス（ヒガンバナ科ヒガンバナ属）というのはものすごく種類があるようです。（2004年9月2日）
＜補注2＞ リコリス・オーレアと鍾馗水仙（または鍾馗蘭）は同じものという解釈もあるし、やはり別に鍾馗水仙というのがあるようでもあります。二つの関係がよくわからないので、この写真の花については鍾馗水仙という名前はいったん忘れ、リコリス・オーレアとだけしておきます。（2007年8月14日）
＜補注3＞ リコリス・オーレア（Lycoris aurea）とショウキズイセン（Lycoris traubii）はどうやら別物のようです。オーレアの方の花びらは波打つのに対し、ショウキズイセンはそれほどではない（ほかに葉にも違いあり）という記述（東京都東白鬚公園管理サービスセンター・森野 浩行さん）を見つけました。（2015年7月6日）