4月17日（土） 旗桜は散ったが、八重がある

きのうときょう、長勝院旗桜を取り上げたのに、じつは今年はもうほぼ散っています。これでは「六日のあやめ、十日の菊、十六日の旗桜（笑）」でした。
そこでこの大反省に立ち、きょうは満開の桜情報です。それは「宝幢寺（ほうどうじ）」（埼玉県志木市柏町一丁目）の八重桜（たぶん関山）です。

このように、いまほぼ満開（撮影：2004年4月17日朝）です。わりと大きな木で、見ごたえがあります。散ったときのピンクの絨毯も見事です。境内にはこのほかにいろんな桜があって、いまはウコンザクラ（↓）が満開をやや過ぎたところです。

去年までは、名前（鬱金）のとおりもっと黄色が強かった気がするのに、今年は花芯にずいぶんピンクがさしています。花が花見でもしたのでしょうか？（後日注：ウコンザクラは開花の終盤にこのような色を呈します）

あと、イトザクラ（↑）もかなり寂しくなったとは言え、まだ花を見ることができます。住職さんが桜好きなのか、3月初旬に咲き出すイトザクラ（3本あって、順番に咲く）から八重が散る今月下旬まで、ここではほぼ１カ月半は桜を楽しめます。また、桜以外にも季節の花があって、今朝はシャクヤク（↓）がきれいでした。

また、このお寺の墓地にはきのう掲載した長勝院旗桜の二世がいます。本家は囲いがされて近くに寄れないのに対し、ここはいまのところ花の接写が可能です。本家の脇にも二世はいるものの、それよりはこちらが古株です。