1月26日(火) ニオイニンドウ(ハニーサックル)

210126lonicera_periclymenum
この棍棒のような形の赤い蕾が割れると、なかから白い花びらが出てきて、それがもうスイカズラそのまんまです。ならばそのときを待てば?とは思っても、屋外にはめぼしい色味が少なすぎて、フライング掲載もやむなしでしょう。
と言うより、わりと散漫な見映えの花よりはこの蕾の方がかわいいと思ったし、同系色に枯れた葉もけっこう写しごろに見えました。
園芸的な通称はハニーサックルでも、正式和名はニオイニンドウです。春になれば、名前どおりの甘い匂いを堪能できるはずで、♪は~るよ来い…です。

過去のきょう 2020 ユキワリイチゲ 2019 ベニバナトケイソウ 2018 センボンヤリ 2017 ニシキマツ 2016 ゴエテア・ストリクティフローラ 2015 ホソバヒメミソハギ 2014 コノテガシワ 2013 ソメイヨシノ(ほか3種) 2012 イワガネソウ  2011 ソシンロウバイ 2010 ジャノヒゲ 2009 アカマツ 2008 ニワウルシ 2007 ビオラ 2006 チンゲンサイ 2005 ジャノヒゲ

| | コメント (0)

1月24日(日) ドドナエア

210124dodonaea_viscosa
待ちましたよー。初の出会い(と掲載)が9月中旬でしたから4カ月です。植物園とか公園とか、もっと見やすく写しやすい場所ならいいのに、そんな場所ではまだ見かけたことがありません。いまのところ、この低層集合住宅の玄関前に植栽された2本だけしか取材対象がありません。住民から通報されないか不安です。
しかもここ、非常に光線の巡り具合が悪くて、朝早くの一瞬を除くと、あとは日暮れどきだけ、しかも冬だとそれも無理という環境なのです。したがって、朝の一瞬も光を受けにくい片方の木は、少しだけ不調のようで、それも不安です。
しかも、ドドナエアは雌雄異株らしいので、さてここの2本はうまくカップルなのか、まさか同性同士ではあるまいな…というのも不安です。
ああ、不安の三重奏です。生長は早いそうで、猫ならぬ鼠の額に植えるのは無理な話だし、どこかの公園にドドナエアの並木、作ってくださいませんかぁ~。

過去のきょう 2020 ジロボウエンゴサク 2019 コースト・バンクシア(バンクシア・インテグリフォリア) 2018 コチャルメルソウ 2017 ウメ(麝香梅) 2016 ウバメガシ 2015 ヒコウキソウ 2014 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2013 マチク 2012 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)  2011 ハクモクレン 2010 テイキンザクラ 2009 カボス 2008 キンシバイ 2007 ヒマラヤユキノシタ 2006 トキリマメ 2005 ヘクソカズラ

| | コメント (0)

1月22日(金) セッコウボク

210122symphoricarpos_albus
スイカズラ科らしく、タマタマがくっついている箇所もあります。あれれ、こっち(嵌め込み画面)に見えるのは花殻ではありませんか。惜しかった~。
あとどれくらい早い時期なら良かったものか、ここまで枯れっ枯れの状態だと、春以降の再訪のためにこの場所を記憶するのが収録目的です。このまま枯れてしまったなんて意地悪はイヤですからね、セッコウボクさん。
そう、この木(Symphoricarpos albus:北米産)の和名はやや変なのです。どこが石膏なのかとキョロキョロするとそうではなくて、雪晃木とお洒落なのです。明るい純白の実が名前のもとと言います。え、ピンクですけど…。
さて、いまのこの色目は萎れたから出てきたものか、それとも「赤い白」もありなのか、いずれ季節が良くなれば判明することでしょう。それまで、ちょっとキザな標準和名に加えて、シラタマヒョウタンボクというそのまんま名前、およびスノーベリーという原産地での呼ばれ方をしっかり覚えるようにがんばってみましょう。

過去のきょう 2020 サラシナショウマ 2019 シュロチクヤシ 2018 ハイゴケ 2017 クサトベラ 2016 キンヨウボク 2015 ヘラオオバコ 2014 カジイチゴ 2013 マテバシイ 2012 フモトシダ  2011 オヒルギ 2010 サンタンカ 2009 ヒメリュウキンカ 2008 チョウセンゴミシ 2007 シュロチク 2006 サンシュユ 2005 イヌビワ

| | コメント (0)

1月20日(水) オタフクナンテン

210120otafuku
別名である「ゴシキナンテン」が法螺ではないことを証明できて、オタフクナンテンについてはあれで卒業したつもり(注)でした。
ところがどっこいです。真っ赤に染まった葉に二つの種類があるのです。ピカピカ光るもの(画面下側)がある一方で、同じ株なのに白っぽくクスんだ(上側)葉も大きな顔をしてのさばっています。この冬からオタフクナンテンがそんなことをし始めたわけもなく、このごろようやく気づいた「なんじゃ、これ?」現象です。
悔しいので、粉っぽい葉を指でこすってみました。右下画面の葉で右半分がその結果です。つまり、お肌ツヤツヤは「老化現象」でした。最初はなにかの物質で表面がガードされていて、時間経過でそれが落ちてしまうようです。
そう言えば老人の肌も妙にピカピカするもんなぁ、というくだらない混ぜっ返しをしていないで、次は天眼鏡を持ってこのクスませ物質に迫ってみますか。

<補注> 花が咲く(実がつく)のかという大問題が残っているのは忘れていなくても、あれはちょっと無理難題というか、かなりあきらめ気味です。

過去のきょう 2020 ネオレゲリア・ピンクセンセーション 2019 ピンポンノキ 2018 ガーデンハックルベリー 2017 トレベシア・パルマタ 2016 ウナズキヒメフヨウ 2015 ヤマアイ 2014 キンカン 2013 ヤマハンノキ 2012 木立性ベゴニア  2011 カラテア・クロタリフェラ 2010 チンカピン 2009 ムベ 2008 シモバシラ 2007 バコパコピア・ガリバーライラック 2006 カンツバキ 2005 チョウセンレンギョウ

| | コメント (0)

1月18日(月) マンゴー

210118mangifera_indica
先月、ムユウジュの若葉がこんな感じだったので、きょうはお友達の掲載です。ピンクがかっていたムユウジュに比べ、こちらはグッと大人びた色です。時期的なものではなくて、画面下側のもっと幼い葉も同じようなものです。
こういう渋めの色をした若葉と言えばシロダモを思い出します。若葉=フレッシュグリーンという単純な考えがグラグラと揺さぶられてしまいます。
マンゴーはウルシ科、ムユウジュはマメ科、シロダモはクスノキ科で、分類的にはなんの脈絡もありません。赤くなりたい科とでもまとめておきましょう。

過去のきょう 2020 ミチタネツケバナ 2019 アオギリ 2018 コウヤワラビ 2017 アカリファ・ウイルケシアナ 2016 フサフジウツギ(ブッドレア) 2015 ホウレンソウ 2014 ハイカンツバキ 2013 ハンノキ 2012 サンジャクバナナ  2011 シマナンヨウスギ 2010 キジョラン 2009 シロヤブツバキ 2008 サザンカ 2007 カクテル(つるバラ) 2006 ホトケノザ 2005 キソケイ

| | コメント (0)

1月16日(土) クスノキ

210116ookusu
去年、教育委員会が「#埼玉巨樹番付」というのをやらかしてくれまして、SNS参加型企画だそうで、インスタに投稿された写真に対して、現地に行ってもいない若者たち(たぶん)が「いいね」「いいね」とはやし立てたみたいです。
それで見事に一等賞になったのが「上谷(かみやつ)の大クス」ということで、それを知ったとき、「ああ、あれか」とは思ったのです。それほど古くない昔、写真に見えるデッキを歩いた記憶がありました。
ただ、古い写真を引っ張り出すのも横着な話だと思い、現地踏査しました。結果、遠くからのこんな写真しか撮れませんでした。規制のロープが張られ、デッキに昇るどころか樹冠の下にたたずむことさえ不可能です。
その原因は、写真に白く描き込んだ大枝がおととしの夏に枯れ落ちたからで、そう知ってから見ると、たしかに右側にも危なそうな枝があります。
諸行無常、生きとし生けるもの、すべてこうして朽ちて消えていきます。そもそも、はた衛門のご本尊であるハタザクラはすべての大枝を失いました。樹齢400年のヤマザクラ系サクラ、樹齢1,000年のクスノキ、すべて「期限付き」の命です。
その期限が一番近いのがあんただよ…というイヤーな声がどここから聞こえるわけで、巨樹の姿を愛でる気持ちは儚く消え去ったのでした。

<補注> このクスノキは県指定の天然記念物で、かつては全国巨木ランキングで16位になったことがあります。なお、これほどの巨木ではなくても、そこそこに古いクスノキが割れ裂けた記録はこちらです。

過去のきょう 2020 カラテア・クロカタ 2019 ネリネ・ウンドゥラタ(ヒメヒガンバナ) 2018 ナガバハグマ 2017 シナマンサク 2016 ブーゲンビリア 2015 プリムラ・マラコイデス 2014 ラッキョウヤダケ 2013 ウメモドキ 2012 キカラスウリ  2011 コチョウラン 2010 ニオイザクラ(ルクリア) 2009 トボシガラ 2008 トウカエデ 2007 ユキワリソウ 2006 ウメ 2005 スズカケノキ

| | コメント (0)

1月14日(木) シロバナオオベニゴウカン

210114calliandra_alba
お見事!!という咲きっぷりでした。6年前の掲載と同じ木なのに、枝振りが密になっていて、密はダメ・ダメとばかり言われる昨今、大歓迎の密でした。
大きな温室の目立つ場所にあるので、家族連れあたりも「わぁ」と喜びます。そしてそのあと、ふつうは名札を見て「○○って言うんだって」とか盛り上がるのに、それがなくて、みんなシーンとして通過します。妙な雰囲気です。
変だなと思って立派な名標板を確かめると、そこには「カリアンドラハエマトケファラ(白)」としかありません。これでは空気が白くなっても仕方ありません。
実際はカリアンドラで行替えしてはいるので、一気に14文字のカタカナを読むわけではなくても、ハエマトケファラだけでもスラッと読める人はいないでしょう。いまどきでは珍しい硬派の温室です。もっとも、もし「シロバナオオベニゴウカン」と表示してあげたところで12文字ですから、学芸員さんもあきらめているのでしょう。

過去のきょう 2020 ヨウラクツツアナナス 2019 コブミカン 2018 タイアザミ 2017 ヒカゲヘゴ 2016 マルハチ 2015 キクイモ 2014 ブーゲンビリア 2013 フッキソウ 2012 ホトトギス  2011 カナリーヤシ(フェニックス) 2010 コクテンギ 2009 ラクウショウ 2008 ニホンスイセン 2007 チチコグサモドキ 2006 ツルウメモドキ 2005 カンツバキ

| | コメント (0)

1月12日(火) ハナユ

210112hanayu
ハナユ”ズ”と言わずにハナユで止めるところがお洒落です。花がふつうのユズよりも香り高いところからの命名らしいので、次の花に期待です。
実はユズよりやや小ぶりだそうで、そのせいか、葉が大きめに感じます。一才柚(いっさいゆず)というかわいらしい別名もあって、これは植えてから実をつけるまでがユズに比べて早いことにちなんでいます。
成りが早く、木は大きくなりにくい特性から、庭木に好まれるそうで、いままでノホホンとただのユズだろうと思っていたものも、こちらだったかもしれません。

過去のきょう 2020 マユハケオモト 2019 ベニバナクサギ 2018 ヒメガマ 2017 カシワバアジサイ 2016 イブキ(ビャクシン) 2015 イタドリ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 サイカチ 2012 カシワバハグマ  2011 リュウキュウバショウ 2010 ツワブキ 2009 ハリエニシダ 2008 ロウバイ 2007 ドイツトウヒ 2006 センダン 2005 ロウヤガキ

| | コメント (0)

1月10日(日) ヘンヨウボク(クロトンノキ)

210110akebono
常夏の温室ですから、特にいつが若葉の季節というのはなさそうです。その意味では、ヘンヨウボクの萌えの姿に出会えたのは幸運でした。
舞台裏を覗いたようで、いささかやましい気持ちになるくらい、若葉はなんの変哲もない黄緑色でした。見つけたこっちが照れてしまいます。
これはアケボノという園芸品種で、戦前に日本で作出されたそうです。その手の解説ページではたいがいトップにその名前が出てきます。
これまでの掲載種のなかにも、そう思って見るとアケボノだったかな?みたいなものがあって、しかし、国内で流通している園芸種は200種ほどと知ると、曙だろうが黄昏だろうが、そんなゾーンには踏み込まないのが身の安全というものです。

過去のきょう 2020 シュウメイギク 2019 シイクワシャー(ヒラミレモン) 2018 キュウリグサ 2017 カイコウズ(アメリカデイゴ) 2016 ヒメフヨウ 2015 ハッカクレン 2014 コクテンギ 2013 サネカズラ 2012 バンダ(洋ラン)  2011 ブータンルリマツリ 2010 カゴノキ 2009 チャボタイゲキ 2008 ツバキ(詳細不明) 2007 ゴシキトウガラシ 2006 シバザクラ 2005 ダイコン

| | コメント (0)

1月8日(金) カヤ

210108torreya_nucifera
オウチやら電線やらが入ってしまい、どうしようもなくスナップ写真です。ただ、よく見ると、電線がずいぶん低い位置にあります。オウチもジオラマみたいです。
つまり、それら世俗の品がこのカヤノキの大きさを知らせてくれているわけで、そう思って見直すと、おぉ、なかなかいい写真ではありませんか。
カヤがここまで大きくなるのに要した期間は1,100年(妙行寺縁起)だそうで、このブログに収録してある埼玉県内の天然記念物のなかではダントツの古株です。てっぺんあたりには折れた(割れた)枝も見えています。
おっと、観光ブログではなかったので、一応書いておくと、この「与野の大カヤ(石標の表記は與野ノ大榧)」は雌株です。1,100年もののカヤの実(正確には種子)はどんな味がするものか、また秋になったら訪ねてみたいものです。

過去のきょう 2020 ナギナタコウジュ 2019 シロモジとクロモジ 2018 ヤブレガサ 2017 クチナシ 2016 ウツギ 2015 ゼラニウム(斑入り葉ゼラニウム) 2014 ツルウメモドキ 2013 キンメイチク 2012 ヤマラッキョウ 2011 ハッサク 2010 クログワイ 2009 ウメ(寒紅梅) 2008 オニドコロ 2007 マーガレット 2006 イヌリンゴ 2005 マサキ

| | コメント (0)

より以前の記事一覧