11月19日(月) フジ(ノダフジ)

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10年前の記事を引っ張り出しておさらいです。なるほどたしかに、あのフジはZ巻きでヤマフジだったのに対し、今度のこの蔓はS巻きです。同じフジの仲間のくせに、蔓の巻き方が逆のこちらはノダフジということになります。
さてここで困るのは、自分ルールで標準和名を優先にしていることです。このフジの標準和名は「フジ」で、「ノダフジ」は別名なのです。「これはフジです」としたら、「え、なにフジなんですか」と突っ込まれそうで落ち着きません。
などと言いながら、わざわざ落葉の季節に「フジ」を写してニコニコです。蔓に残った葉軸がピュンピュンと目立ちます。もはやここまで来ると「羽状複葉だもの、当たり前だろ」と自分で自分をバカにしつつ、やっぱりうれしい「確認」でした。

過去のきょう 2017 ホワイトオーク 2016 イロハモミジ 2015 コトネアスター 2014 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2013 アレカヤシ 2012 マンデビラ(ディプラデニア) 2011 スズメウリ 2010 スイショウ 2009 ダンコウバイ 2008 ツノナス(フォックスフェイス) 2007 ドウダンツツジ 2006 ヒラナス(アカナス、カザリナス、ソラヌム・インテグリフォリウム) 2005 シロヨメナ 2004 ビワ

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11月17日(土) ムラサキシキブ・中吉小吉

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50cmほどの丈の鉢植えでした。露地に下ろすと胸丈くらいには育つそうで、大きくなった木がこの紫の実をワチャワチャつけた姿は「さぞや」でしょう。
見かけたときは実の数の多さから「コムラサキ?」と思いました。ただ、仔細に見ると実の柄が葉柄に接しているので、ムラサキシキブ的です。さらに葉を見ると、これはもうコムラサキともムラサキシキブとも違って、???です。
さて困ったぞと思ったら、鉢には商品ラベルが残っていました。「ムラサキシキブ・中吉小吉」とあります。大手種苗会社の開発商品で、中吉小吉と書いて「なかよしこよし」と読ますのでした。なんちゅうムリな名付けなのでしょう!
と思いつつ考えてみたら、ムラサキシキブと掛け合わせた片親が公表されていないようです。葉っぱが変な様子になっていることから、かなり意外なものを交配したかもしれず、その面白さから、ついおバカな名前をつけたものかと想像しました。

過去のきょう 2017 ピンオーク 2016 コブシ 2015 コバノギンバイカ 2014 クスドイゲ 2013 四季咲きバラ(ピンク・パンサー) 2012 シュウメイギク 2011 ペペロミア・オブツシフォリア 2010 島バナナ(バナナ) 2009 ヒッコリー 2008 ムラサキカタバミ 2007 チョコレートコスモス 2006 ウコギ 2005 ヨメナ 2004 ヒイラギ

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11月15日(木) アコレード

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紛れもなくサクラです。しかも、先月話題になった塩害被害の狂い咲きではなく、明らかにこの時期を「我が世の春」と思い定めている様子です。
花は大輪(ソメイよりひと回り大きい)で、しかも半八重で、同じようにこの時期に花を開く十月桜子福桜よりも見栄えがします。アーコレードと称するイギリス産の園芸種で、現地ではふつうに春咲きなのに、日本に来たら二季咲きになったそうです。
ただ、呼び方に問題があって、園芸界ではアーコレードで通っているのです。しかし、その綴りはAccolade(栄誉・称賛)で、カタカナにすればアコレードです。さてどう表記したものか迷いながら、通称よりは正しい発音にこだわってみました。

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11月13日(火) スズランノキ(オキシデンドラム・アーボレウム)

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クォー、これかあ!と感動です。5年前にニッサボクにお熱だったとき、ニッサボクとニシキギ、そしてスズランノキの三つが世界三大紅葉樹と知ったのです。
そのニッサボクの紅葉にはやや不満足ながらポテンシャルは感じたし、ニシキギは元からすごいなぁと思っていたのに、残るスズランノキが正体不明でした。いったいどんなヤツで、どこで会えるものやら、五里霧中だったのです。
それがいきなり目の前にパワー全開で出現ですから、唸るのも当然です。名前のスズランは花の形容で、ツツジ科なので、そんな花をつけるのでしょう。その痕跡は高い場所に穂として残っていました。ふだんなら触ってみたくて歯ぎしりするところなのに、この日は見事な色に気圧されて、悔しさは微塵もなかったのが笑えます。

過去のきょう 2017 ガマズミ 2016 シロダモ 2015 サキシマフヨウ 2014 アベマキ(とクヌギ) 2013 イヌビワ 2012 サルビア・インディゴスパイア(ラベンダーセージ) 2011 アシボソ 2010 サルビア・エレガンス(パイナップルセージ) 2009 ヤブサンザシ 2008 ムシカリ 2007 コミカンソウ 2006 プレクトランサス・モナ・ラベンダー 2005 センニンソウ 2004 早咲きツバキ(西王母)

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11月11日(日) ヒマラヤスギ

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ヒマラヤスギの枝を賑わすこの若緑色の物体、なんとはなしに男の子のアレを思わせます。いや、こんなにたくさんアレが並んだら気持ち悪いですってば…。
もとい、アレはやめておくとして、この物体が男の子であることは本当です。まもなくこれが開いて花粉を飛ばし、用済みになると茶色に変わって、落ちます。当然に、この木の下は芋虫状の雄花の残骸で埋まります。
自分の感覚では、これから寒さに向かう季節に生殖活動とは不思議です。ただ、なにせヒマラヤの産です。彼の地出身の桜もこれからが開花期です。「冬が来るゥ~」と背を丸めるワタシらを尻目に、「気持ち良かぁ~」と言っているようです。

過去のきょう 2017 アオツヅラフジ 2016 イヌシデ 2015 ウンナンハギ(四季咲きウンナンハギ) 2014 ウワミズザクラ 2013 コハウチワカエデ 2012 センブリ 2011 トマチロ 2010 カイノキ 2009 オシロイバナ 2008 シュウメイギク(八重) 2007 早咲きツバキ(西王母) 2006 ラッキョウ 2005 ミツマタ 2004 ウメモドキ

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11月9日(金) オオムラサキシキブ

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うわ、大きいなぁ…と見上げて撮りました。フレームに入れようと差しのべたルーラーが届かなくてあきらめたので、写真の下端が2m50ほどです。
葉の長さも15cmを超えるものが多いし、実の付き方も房状に固まって空を向いて開く形です。葉も実も、ざっと見ればムラサキシキブなのに、どことなく・なんとなくデカイのです。この山は栄養過剰なのですか?
いえいえ、そうではなくて、これはオオムラサキシキブという木でした。ふつうのムラサキシキブの変種だそうです。コムラサキ(園芸種)の方はコムラサキシキブとは言わないのに比べ、「大」の方は名前からして威張っているのでした。

<補注1> 「大」の方を「シキブ」なしで呼ぶとツツジの一種になってしまいます。
<補注2> 変なムラサキシキブをもう一つ見つけました。(2018年11月17日

過去のきょう 2017 ツブラジイ 2016 モミジバフウ 2015 コエビソウ 2014 コウヨウザン 2013 カンレンボク 2012 ソバ 2011 ツメレンゲ 2010 キクニガナ(チコリ) 2009 アワコガネギク 2008 ジャコウソウモドキ 2007 シラキ 2006年 スズメウリ 2005 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2004 ダチュラ

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11月7日(水) ヤマナラシ(ハコヤナギ)

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このヤマナラシというのは、名前(山鳴らし)がややオーバーで、葉の擦れ合う音が山を鳴らすようだというのです。そこで見かけるたびに耳を澄ましているのに、ついぞ「なるほど」と得心する機会がないのです。
いつどこで出会っても感動がないので、そのたび、ここへは載せにくいまま、きょうまで来てしまいました。これから木枯らしが吹くと葉が落ちてしまうので、しょうがなく、何の変哲もない写真をいったん記録しておきます。
ただ、枝振りからわかるようにポプラの仲間(同属)です。材が白くて柔らかく、加工しやすいので木箱の材料にされたことから、ハコヤナギの別名があります。この木を多く産する北海道では、アイスのヘラもこれで作っていたはずで、ならばヘラヤナギとも呼ぶかというと、これはまたもやはた衛門の嘘っぱちになります。

過去のきょう 2017 ダンコウバイ 2016 センダン 2015 ハンカチノキ 2014 マメイヌツゲ 2013 シラカシ 2012 リンドウ 2011 オオバシコンノボタン(アツバノボタン) 2010 サルビア・インボルクラータ 2009 ヒラミレモン 2008 ハヤトウリ 2007 ノアサガオ 2006 ハマナス 2005 ノジギク 2004 ハヤトウリ

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11月5日 クスノハカエデ

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このクスノハカエデの存在を知ったのは、まだ暑くなる前のことでした。緑の葉はじつに爽やかで、たしかに楠の葉を思わせる感じでした。ただ、花もついていなかったし、紅葉どきでもないし、そのときは掲載をスルーしたものです。
そして季節は移ろい、もしやきれいな色づきでも?と期待したのに、様子は春とまったく変わりません。あららー、この楓は常緑性なのでした。
それにしても花や実はふつうのカエデらしいものをつけるはずなのに、あのプロペラ型の実が一つも見当たりません。自生は沖縄方面だそうで、こちらの気候がお気に召さないのか、あるいは植えられてまだ日が浅いせいか、残念なことです。またまた継続観察の必要な木が1本増えました。

過去のきょう 2017 コヤスノキ 2016 ヒメショウジョウヤシ 2015 アマメシバ 2014 ツルウメモドキ 2013 トウネズミモチ 2012 チチコグサ 2011 タチシオデ 2010 マコモ 2009 ヤブミョウガ 2008 セイタカアワダチソウ 2007 ヒメバレンギク 2006 センボンヤリ 2005 ヒヨドリジョウゴ 2004 ナンテン

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11月3日(土) テリハノイバラ

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過去に載せたノイバラ系統の実の写真(ABC)は、どうも葉をほとんど意識していなくて、いまとなっては果たしてノイバラだったのかテリハノイバラだったのか、なんとも不安の残るものばかりです。そこで今回は正真正銘の照葉です。
というのはじつは主題ではなくて、きょうは「果実ってなんなの?」という勉強です。リンゴやミカン、なにげなく食べているけれど、あれってなにを食べているのでしょう。このテリハノイバラの実はいったいなにが膨らんだものなのでしょう。
変なところが膨らむ代表はケンポナシです。種の入った子房は花後からそれほど大きさを変えず、その下の軸(柄)がおいしい「梨」になってくれます。
そしてこのノイバラ系統も同じく軸(柄)が実になります。その証拠に、実の頭には雌シベ痕を伴った萼が残っています。もちろん種はこの赤い球体のなかに入っているわけで、その点はケンポナシとは違うしかけです。
おっと、上に掲げた問題の正解です。リンゴの場合は花托、ミカンは子房の壁に生えた毛を食べているわけで、そうと知るとせっかくの味がなんとなく冴えなくなってくるので、食べるときには忘れてしまった方がいい話です。

過去のきょう 2017 ヘリオトロープ 2016 ジョウリョクヤマボウシ 2015 ニオイサンタンカ 2014 ナナコバナ 2013 サルビア・グアラニチカ(メドーセージ) 2012 リュウノウギク 2011 ネリネ 2010 ウキクサ 2009 フジバカマ 2008 エビヅル 2007 ハイアワユキセンダングサ 2006 タコノアシ 2005 サワフタギ 2004 クチナシ

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11月1日(木) キハダ

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1枚の写真で、キハダのことをいろいろおさらいです。これでもう7回目の掲載になるというのに、しつこいと言うか、どうにも気になる木なのです。
まずは「あ、そうだったんだ」の時間差落葉です。長い葉軸だけがたくさん残っていて、羽状複葉の常道を踏み外していないのでした。そして散りゆく小葉がぜんぜんきれいではないところも、その樹皮(内皮)だけではなくてキハダの渋いところです。
そしてその葉軸の付け根がプックリしています。このごろ知った葉柄内芽というタイプなので、冬芽がこの膨らみのなかに収容されているわけです。
そして実です。豊穣の8月とミイラ化した5月をつなぐことができました。これも葉と同じように、色気など微塵も見せないまま、ただにただに9カ月もかけて黒ずみ、枯れ上がっていくのでした。気が長いというか地味というか、恐れ入ります。

過去のきょう 2017 バラ(ファンファーレ) 2016 ハクサンボク 2015 パキラ 2014 コブクザクラ 2013 マテバシイ 2012 ヤマラッキョウ 2011 キッコウハグマ 2010 セキヤノアキチョウジ 2009 ナンキンハゼ 2008 アカカタバミ 2007う アブラツツジ 2006 ナギナタコウジュ 2005 ススキ 2004 ガガイモ

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