1月19日(日) ペルネッチャ・ムクロナタ(シンジュノキ、ハッピーベリー)

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小指の先ほどの実がこんなにビッシリとついて、色もほんわりして、たしかに幸せな感じではあります。流通名ながらも、ハッピーベリー、けっこう頷けます。
ただ、和名だとシンジュノキです。実が白くなるタイプもあるので、それならまさしく真珠に見えても、このほんわり色だと「ちょっとなぁー」です。
ならば学名でいくと、これがまた難儀です。Pernettya mucronata、後半はムクロナタとしか読みようがなくても、問題は前半です。ペルネッチア、ペルネティア、ペルネチア、ペルネッティア…細かな違いとは言え、揺れています。
で、自分がローマ字読みするとペルネッチャでした。どうせグチャグチャなんだから、あとひとつ増えてもいいだろうというまったくの無責任姿勢で、グチャグチャの混乱をネッチャ・ネッチャさせてしまおうという悪趣味です。

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1月17日(金) サガリバナ

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サガリバナは二度目の登場ながら、前回は写真も甘ければ内容もスカスカでした。わりと最近、TVで西表島のサガリバナを叙情的にとらえた番組があって、この木のことはもう少しちゃんとここに残しておこうと思った次第です。
まずは開花の時間帯で、「夜に咲き出し、朝、落ちる」というのがこの花の説明では定番です。しかし、前回は2時過ぎ、今回は昼ごろ、自分はのうのうと撮影しています。もちろん温室での話だし、花の状態がベストではないにしても、日中には花を見ることができないとあきらめることはありません。
そして、花びらです。1個の花に200本以上はあると言われる雄シベの付け根に、緑の萼とは違う白いビラビラが見えます。前回、「雄シベに埋もれてほとんど存在不明」としたのは真っ赤な嘘で、見ようと思えばハッキリと確認できます。
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さらに幹や枝です。件のTV番組で明らかだったことで、サガリバナはとても大きな木なのです。真水域がテリトリーのバックマングローブであり、汽水域に育つヒルギ類やその中間域が根城のゴバンノアシと関連づけて覚えたい樹種です。

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1月15日(水) キャッサバ

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タピオカのお店もこのごろはすっかり閑古鳥で、また暑い季節になったらあの行列は復活するものかどうか、なにごともホドホドにお願いしたいものです。
というのも、タピオカはこのキャッサバの根(芋)から作られるからで、ホドホドにしてもらわないと、この木がそれこそ根絶やしにならないかと危惧するからです。
もっとも、本当のタピオカはその場で調理しないと変成しやすく、工場生産のタピオカティーなどには蒟蒻が使われるのだそうです。このごろの「騙しの技術」は恐ろしいほどで、キャッサバの木はそれを承知で、案外に涼しい顔かもしれません。

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1月13日(月) ダイオウヤシ

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ダイオウヤシ属(Roystonea)には20に近い種類(品種・変種)があって、それぞれが中南米諸国に自生するそうです。そのなかでも属名そのままに呼ばれて属の主的な扱いであるこのダイオウヤシは、正確にはRoystonea regiaで、キューバ原産なのでキューバダイオウヤシとも呼ばれます。
まったくその姿は大王様であって、大温室の天井も突き抜けんばかりです。それでなくても太い幹なのに、上の方でさらに肥大する部分があって、高さだけでなく、きっとそのでっぷりした形も大王様を連想させるのでしょう。

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1月11日(土) ポインセチア

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正月を過ぎたのにクリスマスです。いや、ポインセチア=クリスマスという自分の固い頭をほぐすため、いまごろが花の見ごろなのだと確認してみます。
過去二度の掲載は、まさに呪縛を受けたように12月下旬でした。しかし、そこで注目していたのは派手に色づいた苞葉であり、いまその写真を見直してみると、初めてのものでは花はまだ蕾のように見えて、そもそもそこを狙っていないので、細部がよくわかりません。また二度目では腺体が露わにはなっているものの、蕾はまだポッと口を開いた(2~3個は雄シベか雌シベのようなものが見えている)段階でした。
そこへ行くと、今回の写真では黄色の葯を出しまくっている雄シベがやたらに目立ちます。この段階から、次は雄シベを掻き分けて雌シベが突き出してくるので、次はそれにジトッと迫ってみたいものです。
あと、一つ目小僧みたいな腺体がコミカルで、これはもっとキラキラ光って写るはずだったのに、思惑どおりにはなりませんでした。室内という嫌な撮影条件でどこまで怪しい美しさを出せるものか、再挑戦に期すところ大です。

過去のきょう 2019 タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット) 2018 マーガレットコスモス 2017 ベゴニア・エキノセパラ・エロンガティフォリア 2016 オカトラノオ 2015 カナリーヤシ 2014 アングレクム・セスキペダーレ 2013 ヤブレガサ 2012 ケナシサルトリイバラ(サンキライ)  2011 フユアオイ 2010 ユズリハ 2009 ハリギリ 2008 シマタケ 2007 ゼニゴケ 2006 イブキ(ビャクシン) 2005 カンザクラ

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1月9日(木) ヒヨクヒバ(イトヒバ)

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あー、やっぱりこいつの正体はサワラなんだな…と納得しました。遡ってみればおととしの初収録の写真にだって緑色の実はたくさん写っています。二度目の登場では秋になって、その実はやや色づき始めていました。
それなのに、こうしてカラッカラに枯れて茶色くなったミイラを見て「同じだぁ」とうなずくなんて、しつこいというかトロいというか、自分に苦笑です。
そして思うのは、どうして特定の葉っぱがピローンと長くのびたのか、です。光合成の効率向上ため、というのは針葉樹では説明になりにくそうです。サワラを脱する手段がほかになかったから、なんて、ヒヨクヒバが囁いてくれたら感激です。

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1月7日(火) コルディリネ・テルミナリス・アイチアカ

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うぉ、いいもの見っけ~!でした。まさか、葉を楽しむアイチアカに花が咲くなんて…と驚く傍らに、そりゃそうだよ、コルディリネだものと、わけ知り顔で自分を諭すはた衛門がいました。たしかに、同属のニオイシュロランの花は賑やかです。
ただ、別のコルディリネだと花の兆候さえ見たことがなく、同属の全部が全部、花をつけるものかは定かでありません。
また、ニオイシュロランはあんな強い香りを出すのに対し、アイチアカはまったく匂いを感じませんでした。数あるコルディリネの一端を見ただけで言うのは憚られても、○○属などとまとめたいのは人間の勝手なのだろうなぁと俯いてしまいます。

過去のきょう 2019 デンドロビウム(ユキダルマ 'クイーン') 2018 ヤマボウシ 2017 タンキリマメ 2016 ベロニカ・グレース 2015 イイギリ 2014 アネモネ 2013 アマチャヅル 2012 サンシュユ  2011 カンレンボク 2010 イオノプシディウム(バイオレットクレス) 2009 ノリウツギ 2008 オオイヌノフグリ 2007 ニンジン 2006 ザボン 2005 フユシラズ

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1月5日(日) ヒカゲツツジ

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面白い色合いの写真が撮れました。ヒカゲツツジの基本性質は常緑でも、部分的には落葉するようです。写真の葉も、ここから緑には戻らないでしょう。
開花時期に見たときは、つい花にだけ目が行っていました。いま、こうして葉をつくづく見ると、スラッとのびて革質であり、「ヒカゲツツジはシャクナゲに近い」と言われることにうなずけます。大きな花芽もややシャクナゲ的です。
かわいいのは葉芽で、この部分から若葉が出るのでしょう。そして、いま赤い葉はみんな落ちるとなると、花の下はずいぶん間抜けになります。これも、春の写真を見直すとそんな感じがあって、そうだったのか!と鼻の下がのびました。

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1月3日(金) ナンヨウザクラ

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思いがけずにすばやいリカバリーができました。半月前、名前の混乱(テイキンザクラがナンヨウザクラとされている)に気づき、その時点でまだ見ていなかった本来のナンヨウザクラがこれです。ああ、この葉ならかなりサクラです。
鋸歯も毛も粗くて、テイキンザクラの葉とはまるっきり違います。両者を混同することはあり得ないので、これはしっかりと呼び分けるべきでしょう。
さて、スッキリ&ホッとした自分の課題は、今回出会った木に花が咲き、実がぶら下がる姿を記録することです。今回の木には実の残骸も蕾の兆しもなかったので、また少し季節をずらしてこの温室に出かけてみることにします。

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1月1日(水) ツバキ(日本の誉)

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元日に椿を持ち出すのは初めてのことです。理由はたぶん名前でしょう。「日本の誉」、つけもつけたり、あっぱれ豪快のめでたさです。
ただ、この容貌にはもう少し乙女チックな名前の方がお似合いだったかな、というのは個人的な感覚です。一重の中輪という形からして「日本の」と大きく出るのはいかがなものかと思うし、白覆輪なので「誉」というほどの押し出しには欠けます。
…と勝手なことをほざいていて気づきました。こういう愛らしくて慎ましやかな佇まいこそがこの国の誉れとすべき要件なのだと作出者は考えたのでしょう。今年は海外からのお客様も多いことだし、「日本の誉」をいま一度確認しておくことにします。

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