8月10日(月) サンユウカ

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ようやく本来のサンユウカを見ることができました。いままで会えたサンユウカはみな園芸開発された八重種で、順逆だなぁと思いながらもこらえきれずに2年前に収録しています。わりとレアな一重を撮影できて、ようやく落ち着きました。
サンユウカの氏素性みたいなことは前回メモってあるので、今回はスクリュー型の花だけを心置きなく眺めます。たしかにこのヒネり具合なら、キョウチクトウの仲間ということがすっきりわかります。どうしてこのシンプルな美しさよりも用済みティッシュのような八重が好まれるのか、理解に苦しむものがあります。
などと言いながら、豪華系の花や実に「うわぁ」とよろめいてしまう実績は過去にたくさん持っているので、上記発言は「どっちもいいねぇ」に訂正しておきます。

過去のきょう 2019 イヌカラマツ 2018 ツルマオ 2017 シュムシュノコギリソウ 2016 タヌキモ 2015 ケイトウ(八千代鶏頭) 2014 エンジュ 2013 ヤナギタムラソウ(バーノニア) 2012 スイショウ 2011 ネコノチチ 2010 オオグルマ 2009 ホオズキ 2008 ゲッケイジュ 2007 ヤマホトトギス 2006 マルバタマノカンザシ 2005 ベニバナサワギキョウ(ヨウシュサワギキョウ) 2004 ゴンズイ

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8月8日(土) ヤタイヤシ

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ハナムグリらしき虫がたくさん来て、花に溺れていました。うらやましくなるほどに幸せそうだし、彼らを歓待している「花スティック」も賑々しく豪華です。
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その花穂はこんなにデラックスな莢が割れて出て来るしかけでした。この莢、パーツとしては苞にあたるはずでも、分厚くてガッチリしていて、苞=薄皮と思っていた自分にはけっこうインパクトのある姿です。果物籠とかにピッタリです。
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そして、同じ株なのに気の早い枝もありました。さすがにまだできたてホヤホヤの若い実ながら、あとひと月もあれば、これがまっ黄色になる段取りです。それがオレンジ色に熟したら食べることもできるようで、秋の楽しみ、予約完了です。

<補注> ヤタイヤシの過去掲載は花も実もない季節でした。

過去のきょう 2019 フジ(ノダフジ) 2018 シオデ 2017 アギナシ(とオモダカ) 2016 ムジナモ 2015 クレオメ 2014 カラスザンショウ 2013 ノブキ 2012 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2011 ヤエカシワバアジサイ 2010 カラスザンショウ 2009 ノグルミ 2008 アオノリュウゼツラン 2007 コケモモ 2006 ウド 2005 イネ 2004 クサギ

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8月6日(木) セイロンマンリョウ

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冬に見る黒い実やその枝振りには、マンリョウという名乗りがものすごく無理だと大不満だったのに、こうして花を見たら、もう簡単にガッテン!でした。
透けた感じでうっすらピンクという花びらは、色合いこそ違え、まさにマンリョウです。そして、チラホラと咲いては次から次へと実に変わっていく地味ぃ~な咲き方も、これはまさしくヤブコウジ科ヤブコウジ属そのものの特性です。
じゃあ、前に不満を持っていた葉や枝の様子はどうする?と自問したところで、この花を見たあとは、「それらはささやかな違い」と答えるはた衛門です。

過去のきょう 2019 スズランノキ 2018 ベビーティアーズ 2017 ヘビウリ 2016 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2015 ルリフタモジ 2014 タカノツメ 2013 バアソブ 2012 タイワンニンジンボク 2011 アナベル(アジサイ) 2010 ヤマホタルブクロ 2009 ベロニカ 2008 ホルトノキ 2007 タマアジサイ 2006 ウイキョウ(フェンネル) 2005 フサフジウツギ(ブッドレア) 2004 イヌキクイモ

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8月4日(火) ミナヅキ

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なかなか写真にしにくい素材で、迫ってみても引いてみても、どうにもこうにも収まりがつきません。もう諦めの境地で、スマホで「見たまんま」です。
まずはデカイ。学名がHydrangea paniculata f. grandifloraで、つまりこれはアジサイ科アジサイ属でノリウツギの品種という位置づけです。前にやたら大きなノリウツギを見ているので、ミナヅキのバオバオ感も納得するしかありません。
種小名のpaniculataが面白くて、「どこがパニクるんだ?」と思うとさにあらず、これは円錐形の意味で、ほかの草木にも使われる単語です。ミナヅキの場合も、ソフトクリームが垂れたような花穂がまさにpaniculataなのです。
あと引っかかるのは和名のミナヅキで、漢字なら水無月、つまり6月で、おいおい、もう8月なんだけど!と言わず、新旧の暦のズレを理解する必要があります。調べてみると、きょうは旧暦では6月15日、水無月のド真んなかでした。

過去のきょう 2019 インドジャボク 2018 ヤブマオとメヤブマオ 2017 ヒルガオとコヒルガオ 2016 エキザカム 2015 ブルーファンフラワー(ファンフラワー) 2014 ヤマブドウ 2013 ユキザサ 2012 矮性サルスベリ 2011 ハクウンボク 2010 キキョウ 2009 サギソウ 2008 ハマゴウ 2007 ナツハゼ 2006 センノウ 2005 ブルーベリー 2004 タラノキ

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8月2日(日) レンブ

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レンブの木というのは、わりと定番的にどこの温室にもあるくせをして、いままでどの季節でも葉っぱしか見ることがありませんでした。実を見てこそのレンブなのに、温室でも開花・結実はむずかしいのかと、ほぼ諦めの境地でした。
それがいきなりこれです。ムフフ!の感動です。ちょっと大きめのイチジクといったところで、これがもっと赤くなって艶めくと、Wax Apple(英名)というわけです。
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いままでの愛想なさを詫びるように、まだ花状態の枝もありました。しかし、フトモモ科フトモモ属のアイディンティティである豪華な雄シベが落ちきっていたので、正確に言えば花から実への移行段階でしょう。丈夫な雌シベだけ残っています。
当然に、満開状態の撮影は次の課題ではあるものの、それよりも強い興味はもちろんWax Appleです。「リンゴと梨を合わせたような味わい(Wiki)」と言われても、想像力欠如の爺さんはまったくイメージが湧かず、新宿タカノあたりまで出かけてみるしかないのか、いや、新宿コロナじゃ洒落にならんぞとお悩み中です。

過去のきょう 2019 マルバノキ 2018 ミョウガ 2017 シロカノコユリ 2016 コシダ 2015 タコノアシ 2014 ノリウツギ 2013 ヒマワリ(品種不明) 2012 センリョウ 2011 シロバナシモツケ 2010 ヤブミョウガ 2009 マルバチシャノキ 2008 サボテン(ノトカクタス) 2007 キンロバイ 2006 モミジアオイ 2005 カナムグラ 2004 タマサンゴ(フユサンゴ)

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7月31日(金) ナンバンサイカチ

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英名はゴールデンシャワーだそうで、なんとも幸せというか、罪のない呼び方です。それが和名となるとナンバンサイカチとやや紛らわしくなります。
分類的にはサイカチとは関係なく、枝にもトゲはありません。花の色もサイズも、特にサイカチを連想させるものではありません。しいて言えば、葉が偶数羽状複葉ということで、それさえ、こちらは大型だし、葉先が尖っています。
というわけで、これを理屈で「ナンバンサイカチ」とは認識しにくいのです。ただ、経験的にはこういう納得しにくい名前は案外に記憶に残るもので、無邪気なゴールデンシャワーとともに、たぶん脳ミソのシワのなかには紛れ込むことでしょう。

<補注> 属名のCassiaには少しだけ記憶があって、過去掲載を探したら、木本だとハナセンナモクセンナがあり、草本でもエビスグサとかカワラケツメイとかハブソウがこのナンバンサイカチ属でした。

過去のきょう 2019 ハナズオウとアメリカハナズオウ 2018 ランタナ(スーパーランタナ・ムーンホワイト) 2017 アゼオトギリ 2016 ナガバミズアオイ(ポンテデリア・コルダタ) 2015 ハツユキソウ 2014 タブノキ 2013 ジュズダマ 2012 ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト 2011 オオイタビ 2010 トチカガミ 2009 ハナカンナ(カンナ) 2008 ヒツジグサ 2007 キハギ 2006 ナツズイセン 2005 マンリョウ 2004 サンゴジュ

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7月29日(水) ニンニクカズラ

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見た目と名前とがなんともシンクロしません。自分で育てていたなら、花や葉を揉んでみて、「うぅ、なるほど…」となる段取りでも、これはお触り禁止品です。
熱帯アメリカの産で、関東の露地では冬越しがむずかしいせいか、鉢植えにされたこの一品が初めての出会いでした。花色は咲き始めが赤紫で、次第にそれが褪せて白く変わるタイプです。うまくその2色が交じってくれるとけっこう賑やかです。
で、困った名前です。英名のGarlic vineを直訳してしまったわけで、今年はニンニクの花がとてもきれいなことを知ったし、黒ニンニクにもお世話になり始めていることだし、なにも「ニンニク」という言葉を忌避する理由はないのに、いったいこの抵抗感はなんなのでしょう。長年擦り込まれた価値観はなかなか頑固なものです。

過去のきょう 2019 アメリカハナズオウ(フォレストパンシー) 2018 アカザカズラ(オカワカメ) 2017 バアソブ 2016 縮緬アカジソ 2015 グロリオサ 2014 ハナイカダ 2013 アマチャヅル(雌花) 2012 シマトネリコ 2011 トケイソウ 2010 ベニスジ(ヤマユリ) 2009 ヌマトラノオ 2008 ウマノスズクサ 2007 カライトソウ 2006 ママコノシリヌグイ 2005 オミナエシ 2004 ホウキギ(コキア、ホウキグサ)

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7月27日(月) バンジロウ

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ちょっと惜しかったなぁという一枚です。冬にはテニスボールほどまで膨らむ実が、いまは卓球の球ほどもないサイズなのはいいとして、惜しかったのはその先についている花の痕跡です。いかにもフトモモ科らしく豪勢な雄シベが残っていました。手前の実にはそれがもうないので、セーフでもありアウトでもあり、ビミョーです。
この枯れ具合からすると、花が美しかったのはひと月前かふた月前か、うーん、外出自粛のせいかぁ~、という恨み節は贅沢に過ぎるというものでしょう。
生活の道がだんだんに狭められる人が増えるなか、お天道様までが意地悪しまくりで、この現代にも凶作・恐慌という言葉がよみがえりそうです。ブログでのどかなことをほざいているのが後ろめたくない世界…早く戻ってほしいものです。

過去のきょう 2019 エビヅル 2018 ミズカンナ 2017 ウマノスズクサ 2016 アオイゴケ 2015 ルイヨウボタン 2014 キンカン 2013 スパティフィラム 2012 ハナカイドウ 2011 ムクゲ 2010 アズキ 2009 ギンバイソウ 2008 カリブラコア 2007 トウモロコシ 2006 オグルマ 2005 シルクジャスミン 2004 タカノハススキ

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7月25日(土) クロツグ

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へー、こんなきれいな色の椰子の実があるんだぁ~と眺めていたら、どうも虫が飛び交います。よくよく見たら、実だと思ったこのオレンジ色物体は花でした。3裂した花びらからボサボサの雄シベがこぼれています。
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いつもながらの「あと調べ」でわかったことは、クロツグは雌雄同株の雌雄異花ということでした。したがってオレンジ色が派手なのは雄の花(穂)であり、雌花は緑の球らしいのです。撮影時はてっきり若い実だと思っていたので、雄花と同じく3裂した様子はさっぱりわかりません。次回課題です。
さらに恥ずかしいことは、このヤシはクロ「ッ」グだと思っていたことです。今回あらためて、「ツ」は小さくなくてクロ「ツ」グであり、「ツグ」は南西諸島(自生地)で棕櫚のこと、棕櫚のような皮が黒いから「クロツグ」だと知りました。
2枚目写真の左隅にそれらしい幹が写っています。ギリギリセーフというか、どれもこれも不完全というか、なんとも悔しいクロツグの初掲載です。

過去のきょう 2019 ナギ 2018 ヤブマオとメヤブマオ 2017 カノコユリ 2016 ナタマメ 2015 ハエドクソウ 2014 ヨコグラノキ 2013 ホウキモロコシ 2012 シャシャンボ 2011 ニワウルシ(シンジュ) 2010 キバナノミソハギ 2009 フサザクラ 2008 マツブサ 2007 オニユリ 2006 オトギリソウ 2005 ヒレハリソウ(コンフリー) 2004 ファンフラワー

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7月23日(木) セイヨウニンジンボク

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セイヨウニンジンボクの花色は標準が薄紫です。過去掲載の花は二度ともにその色で、たぶんほかの色の花があることなど意識していなかったと思います。
ですから、今回、白い花を見つけたのはちょっとした進歩です。特に別種ということではなく、「花の色は白いものもある(Wiki)」のだそうです。
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それでも「区別しないのか?」と疑いの目で葉を比べました。左が白花、右が標準色の株です。白い株の小葉が細く、かつ葉表に艶がないように見えます。そんな違いがあるという記述資料はまだ見ていないので、これは差とは言えないのでしょう。
小葉の数は「5枚から7枚(同)」であり、この貼り合わせ写真は悔しいことに「5または7」になっています。次の課題は「6枚タイプ」の発見!です。

過去のきょう 2019 キダチタバコ 2018 ウスベニタチアオイ(ビロードアオイ、マーシュマロウ) 2017 デンジソウ 2016 キジョラン 2015 コマクサ 2014 マンリョウ 2013 シロバナキキョウ 2012 コマツナギ 2011 ガクアジサイ 2010 オオアワダチソウ 2009 エゴノキ 2008 クリ 2007 ミョウガ 2006 キヌタソウ 2005 ヒヨドリジョウゴ 2004 タブノキ

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