6月3日(水) エニシダ

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花がそろそろ終わりかけになったので、豆とのツーショットを残しておこうと狙った一枚です。ところが、まだ花が盛りのころの姿を確認したら、そこにも豆はたくさんぶら下がっていました。エニシダもなかなかシツコイ系です。
今度はこの莢から豆を取り出してみよう、とか、花から豆に変化する様子がわかる写真も欲しいな、とか、いろいろと課題ばかりが出てきます。
しかし、この一枚はまったく無駄ではなくて、エニシダとおとといのサイカチをつなげる内容が写り込んでいました。その共通点とは、葉が幼いときのツンツンです。新しい葉の先端はトゲのように鋭く突き出し、生長に伴ってそれが弱まり、ついには丸くなる…そんなパターンがこの写真にも隠れています。
属は違ってもマメ科同士なので、同じ経過を辿るのも不思議ではないなぁ、と少しだけドヤ顔になったあと、ありゃ、ほかのマメ科も調べろってこと!と焦りました。うーん、課題はいろいろありますんで、あとはまあテキトーにしときましょう。

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6月1日(月) サイカチ

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清新・無垢とはこのことかと思えるサイカチの幼い葉です。艶のある肌合いは透明感にあふれ、葉先の尖りがヤンチャそのものです。
周りの先輩たちを見ると、この輝きがだんだんに薄れ、先端のツンツンも次第に失われて小判型に丸まってしまう過程がわかります。
そんなサイカチの雄花を蹂躙しまくる暑苦しいヤツがいました。まったく花粉しか見えていなくて、その挙動は唐突です。接写しているこちらの顔にも平気で衝突してくれます。かなり重量感のある体当たりを二発受け、苦笑いしながらこのコアオハナムグリと若葉を見比べて、たぶん寿命が幾月かは延びたことでしょう。

<サイカチの四季>1月 ☆ 2月 ☆ 5月 ☆ 8月 ☆ 10月 ☆ 11月 

<補注> 同じマメ科であるエニシダの葉にも、サイカチとそっくりの特性がありました。(2020年6月3日

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5月30日(土) イングリッシュラベンダー

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5月は街にけっこうラベンダーが目立つ季節で、それらの姿・形には面白いほどにバリエーションがあって、悩ましい季節でもありました。
このラベンダーも、前回掲載のイングリッシュラベンダーは雰囲気だけの写真だったし、あれを補完するのに都合がいいぞ!と思って撮りました。たしかに二つはけっこう違っていて、自分の狙いはわりと的を射ていたのです。
ところが問題はそこからで、イングリッシュラベンダーは俗称(通称)なので、これらを正式にはどう区分するかが難関でした。どうやらイングリッシュ系の主流はLavandula angustifoliaであっても、それがいくつか枝分かれしています。ほかにL. latifoliaも勢力を持つようだし、それらの交雑種もメジャーな立場です。
結論:こりゃわかりません。恥ずかしながら、イングリッシュラベンダーには花穂が長~いものと短いものがあるよ&蕾の色も、淡~いものから濃いものまであるんだよという極めてアバウトな締めでして、まったく締まっておりません。

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5月28日(木) タチシャリンバイ(シャリンバイ)

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あ、立ってるよ、葉っぱ…というわけで、一応、とりあえず、さしあたり、これをタチシャリンバイとしておきます。マルバのときと同じく、へっぴり腰です。
ただ、立っているだけではなく、鋸歯が強いこともこれをタチとしたポイントです。全体の雰囲気がふつうのシャリンバイとはビミョーに違って、明らかな別種であるホソバシャリンバイを彷彿とさせるところがあります。
さて、こうなると残りはアツバです。かつての記事でマルバシャリンバイかも?とした写真など、葉がけっこうな厚みで、あれより厚い葉など見つかる?と心配したら、いえいえ、アツバシャリンバイはシマシャリンバイの別名でした。小笠原に旅することができるまで、アツバはお預けといたしましょう。

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5月26日(火) ハクチョウゲ

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「おお、これぞ白丁」とは言えなくて、かなり「とりあえず」の一品です。4日前、ムラサキハクチョウゲを載せてから、少し真面目に探し回りました。しかし、いざ探してみると、完全に白い花だけの株というのはないものです。
この写真でも、光線の陰りと言い繕えそうなうっすらした紫色の筋が見えます。しかし、肉眼でも「うむぅぅ」とうめきながらの撮影でした。真っ白の花も一つ二つはあって、それだけ写せば完全品ではあっても、それではいかにもズルです。これ以外にあと4株をチェックしていて、それらはすべてこれよりもくっきりと「筋入り」でした。
なかなか簡単に「これぞ白丁」には会えないものだと悄げるはた衛門を慰めてくれたのは蜜蜂さんです。あまりおいしそうにも見えないハクチョウゲの花を、はた衛門に負けず劣らずのしつこさで舐め回っていらっしゃいました。

<追録> 昔、真っ白だと思って撮影したファイルを見つけました。白飛びしている花はさておき、そうでない花にはやはり筋があります。この程度で限度かもしれないという言い訳のために載せておきます。(撮影:2005年5月28日)
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5月24日(日) カロリナハコヤナギ(カロリナポプラ)

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遠くからだと、「デカイなぁ」というだけで、あまり特徴がありません。先月載せた「いわゆるポプラ」は、離れて見れば見るほどその特異な樹形が目立つのに対し、こちらはいかにもフツーの木で、首をひねりながら近づきます。
200524populus_angulata2
そして、葉の一枚一枚が見える距離まで来ると「ああ、ポプラかぁ」となります。セイヨウハコヤナギを「いわゆるポプラ」とした人間が「ああ、ポプラ」もないもんだと自虐の念に駆られながら、それでもやっぱりこの葉はポプラです。
というか、自分的にはヤマナラシをそのままサイズアップしたものと感じます。さすがアメリカ(北米産)はなんでもデカイ!というワンパターン思考もついでに添えて、カロリナハコヤナギを記憶の1ページに加えます。

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5月22日(金) ムラサキハクチョウゲ

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漢字にすれば紫白丁花===「紫の白」ってなにそれ!?というのはいつもの言いがかりです。標準品は花が真っ白で、白丁の謂われもそこにあります。
その花びらに薄紫の筋を見せる株もたまにあって、写真の一品はその筋がさらに滲んだように見えます。ムラサキハクチョウゲという名前がどこまで正式に認知されたものかは不明でも、変種または園芸種として、ハクチョウゲの学名(Serissa japonica)の後ろにrubroviolacea(赤紫色の)とつく、独立した種類ではあるようです。
さて、こんな話の流れでいけば、純白の花が陽光に輝いている過去記事にどこかでリンクさせたいところなのに、それがないのです。ブログ初年度にハクチョウゲの名前も知らないまま、キワモノ扱いで一度載せたきりでした。
変種だ・園芸種だ・学名だと生意気なことをほざいている場合ではなくて、おお、これぞ白丁という美麗なひと株を大至急捜索しなくてはいけません。

<補注> そんなに簡単に「これぞ!」とは叫べなかったものの、早めにふつう品を載せておきました。(2020年5月26日

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5月20日(水) トベラ

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ミルキーホワイトとターコイズブルーの取り合わせ、こんなシーンに出会えたのはとてもラッキーでした。トベラの花をここに取り上げたのはもう15年も前のことで、珍しさで力が入り過ぎ、あまりに情緒に欠けていて恥ずかしい写真でした。
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さて、トベラが案外に身近にあることを知ったいまはヒラヒラさんも面白くて、きょうはトベラからはすぐに話をそらし、アオスジアゲハが主役です。ちなみにこちらの写真の脇役はアメリカジャスミン(ニオイバンマツリ)です。
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そして最後は脇役もなしのアオスジアゲハ祭りです。まったく予想のつかないせわしい動きをする蝶なので、これでも自分の採点は85点の一枚です。

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5月18日(月) フレンチラベンダー

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初めに出会ったのが左側の植え込みで、フレンチにしては花穂が痩せ形だし、なにせ色が爽やかで、ほぉ~、こういう種類もあるのかと喜びました。
そしたら次に右側のものを見つけ、前に載せたものと同じ色かと思ったら、比べればまた微妙に(いや、かなり?)違います。フレンチの色、深いです。
…というところまでは、まるで苞葉しか見ていない感想です。しかし、これ、花じゃないよなぁというお間抜けな呟きから今回は始まるわけです。左側の青紫系を見直すと、花穂(胴体)の各所にポツポツと、苞葉と同じ色あいの「本当の」花があります。右に目を移すと、これはもう、どんなお間抜けでも「花」に気づきます。
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その花、中心の黄色パーツは雄シベであり、それが用済みになると2本の白い雌シベが残ります。さらにこの写真左端には、花の「その後」も写っています。
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じゃあ、フレンチの苞葉ってなんなんだというのがお間抜けのさらなる呟きです。花穂がこんなに小さいうちから頭の先でヒラヒラしていて、「蕾を包む・守る」という責務などハナっから頭にありません。フレンチの謎、深いです。

<補注> レースラベンダーもそうだったように、フレンチラベンダー(俗称)にも二つの種類があります。一つはLavandula stoechasで、この種小名ストエカスはフレンチラベンダーの異称にもなっています。
他の一つはL. pedunculataで、分類的にはストエカスの亜種になり、花穂がストエカスより丸い感じです。いろいろ調べていたら、本文中でリンクさせた10年前掲載のものがこれにあたることがわかりました。(2020年5月24日)

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5月16日(土) アオギリ

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アオギリがアカギリでした。幼い葉を太陽光から守るためのカラーフィルターと言ってしまえば味気なくて、アオギリのコスプレと笑っておきましょう。
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ただ、やっぱり自分でも照れくさいのか、早々にお着替えです。同じ斜面にあった別の木なので、アオギリがアカギリ(注)でいるのはほんの一瞬のようです。
そんな葉色の変化よりも気に入ったのは枯れっ枯れの実の殻です。「しつこいぞ」と揶揄したのが1月だったのに、あれから4カ月、もはや呆れるばかりです。ん、しつこいのはアオギリではなくはた衛門…たしかに頷くしかありません。

<補注> アオギリの名前は樹皮の色合いから来ているのであって、文中の「アオギリがアカギリ」というのは単なる悪ふざけです。

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