8月19日(土) シナミズキ

170819sinamizuki春、その豪快な咲きっぷりに驚かされたシナミズキが、実をつけていました。これでもか!という花の様子は、在来のトサミズキヒュウガミズキとは別格に思えたのに、こうして結実した姿は、やはり三者が同属ということを証明しています。
などと言いながら、過去の掲載を調べると、ヒュウガミズキの今ごろは収録していないことに気づきました。トサミズキの実を載せたところでヒュウガミズキも撮るべきだったのに、どうもそういうソツのない行動が苦手です。
おっと、そんな開き直りは恥の上塗りになるだけです。この戻り梅雨が明けたら、とっととヒュウガミズキを写しに行くことにします。

過去のきょう 2016ハクサンボク> 2015ヒメタイサンボク> 2014キレンゲショウマ> 2013ハリギリ> 2012サンカクイ> 2011オオセンナリ> 2010ヒメチドメ> 2009サルナシ> 2008アオツヅラフジ(雌株) > 2007マツブサ> 2006ミニトマト> 2005シロバナサクラタデ> 2004ムラサキゴテン

| | コメント (0)

8月17日(木) フシノハアワブキ

170817husinohaawabuki花の時期には、このフシノハアワブキがふつうのアワブキと同科同属だということに今ひとつ納得がいかなかったものです。あれから2カ月、実の時期を迎えて、はいはい、この実を見たなら、あのときの不満顔がニコニコニッコリに変わりました。
その顔がまた引きつったのは、ふつうのアワブキの撮影を忘れたままであることを思い出したからです。かつて写した実の写真は、アワブキから名誉毀損で訴えられそうに悲しい状態(今の時期からひと月あと)のものでした。
とはいうものの、ままならないのは天気です。関東は戻り梅雨だそうで、東京は8月に入ってもう16日間ずっと降っていると言います。涼しいのはうれしくても、カメラにカビが生えてしまわないか、心配になります。

過去のきょう 2016オカメヅタ(ヘデラ・カナリエンシス、カナリー・アイビー)> 2015ハマナツメ> 2014ショウジョウソウ> 2013イヌザクラ> 2012モミジアオイ> 2011ニクイロシュクシャ> 2010チドメグサ> 2009バリバリノキ> 2008オオダイコンソウ> 2007フシグロセンノウ> 2006サボテン(緋牡丹)> 2005ルドベキア> 2004ツルムラサキ

| | コメント (0)

8月15日(火) タニワタリノキ

170815taniwatarinoki別名が人工衛星の木だそうで、苦笑いです。たしかに、最初の人工衛星が打ち上がってからすでに60年です。誰かが言い出して、それが流布するには十分な時間が過ぎました。いや、それにしても、これは別名というより俗名としたいところです。
で、正式名です。タニワタリを名乗るものとしては大型の羊歯がポピュラーです。だからと言って、この木が羊歯であるわけはなく、枝がこうして横に張って谷間に生えるので、谷を覆って「渡って」いるように見えるというわけです。
その光景は屋久島辺りが本場らしく、あの島は巨大杉だけではないのでした。「杉を見るためだけに何時間も山を登るなんて」となかなか神輿の上がらない家族を引っ張り出すために、この木が役に立ってくれないものでしょうか。

過去のきょう 2016ウバメガシ> 2015テイカカズラ> 2014オジギソウ> 2013ヤマナシ> 2012トチカガミ> 2011マツバボタン> 2010イイギリ> 2009サワグルミ> 2008コバノカモメヅル> 2007クサボタン> 2006パイナップルリリー> 2005オオハンゴンソウ> 2004ルリマツリ

| | コメント (0)

8月13日(日) チリメンガシ

170813tirimengasi1チリメンガシの若葉が夏にも展開していました。正体を知らなければ、枝に病気がついたかと思いそうにチリチリの形でも、色がじつに新鮮です。
170813tirimengasi2前に取り上げたのと同じ木で、朽ちた主幹から出たヒコバエが、2年経ってかなり安心して見られる姿になっていました。展開した若葉はすぐに厚みを増し、深々とした色と輝きと縮み具合を湛えるようになります。

さて困ったことがありました。前の掲載でリンクさせていただいたサイトが消滅していたのです。ずいぶん詳細なチリメンガシの解説だったので、「下手に引き写すよりは」とリンクしたのが大間違いで、そこにあった内容がよく思い出せません。

この事件(?)で二つの気づきを得ました。まず、参考になるネット情報はブックマークなどで楽をせず、自分なりに解釈してまとめておくこと。「いつまでも あると思うな 親と参考サイト(字余り・笑)」です。ネットと紙媒体の差を痛感しました。
二つ目は自分のサイトの処理です。親しんできたサイトが突然に閉鎖されてしまうことは過去にもあったものの、それは「固有の事情」だろうと感じて(今回のうえしげさんの場合も)いました。ところがこのごろ、なんとなくオーナーの他界を思わせる、あるいはご家族がそれを明記してくださる例が目についてきたのです。
この故人サイトの処理はネット業界でもちょっとした問題のようです。残していいもの、残すべきもの、閉鎖したいもの・すべきもの、これは他人が判断することではなく、オーナー自身の意思で決めるべきことでしょう。
さてはた衛門さん、どうしますかね。きちんと自分で処理をしてからサヨナラできるなんてケースはまれでしょうから、終活の一部として、あとあとのことを周囲にきちんと意思表示&方法論明示しておかなければならないのでしょうねえ。

過去のきょう 2016イヌエンジュ> 2015ホツツジ> 2014ホウセンカ> 2013サンゴシトウ(ヒシバデイゴ)> 2012ヒヨドリバナ> 2011ミソハギ> 2010ダンゴギク> 2009ハス(八重)> 2008レンゲショウマ> 2007レンゲショウマ> 2006ヌスビトハギ> 2005ツルレイシ> 2004オモダカ

| | コメント (0)

8月11日(金) ハスノハカズラ

170811hasunohakazura1たまたま道端に赤い実を見つけてから10年、ようやくその花を写せました。ただ、ものすごく目立った実に比べると、色合いといいサイズ(1個の花は2mmくらい)といい、これは意識して撮りにいかないと無理だなぁ、と実感します。
ハスノハカズラである証拠の葉(葉柄の付け根の位置)も一緒にいれようとしたら、花の細部がよくわかりません。イガイガして雌花のようでもあるし、肝心の花柱がはっきりしなくもあるし、雌花の撮影は再挑戦が必須です。
170811hasunohakazura2そこへいくと雄花の方は気楽なものです。円盤状の雄シベが漫画チックで、サイズは雌花(らしきもの)と変わらないのに、写しやすいことこの上なしです。
次の機会には、雄花にも葉にも気を取られることなく、半透明に光る花柱(3~5本に分岐)に迫りますので、雌花さん、よろしくお願いいたします。

過去のきょう 2016ヤシャブシ> 2015アオツヅラフジ> 2014オヤリハグマ> 2013ハナザクロ> 2012キジョラン> 2011オニバス> 2010カンレンボク> 2009ツルレイシ> 2008シデシャジン> 2007メタカラコウ> 2006コリウス> 2005タマガヤツリ> 2004ハツユキソウ

| | コメント (0)

8月9日(水) ソテツ(雌株)

170809sotetu1きのうのアギナシに続いて、「ようやく」シリーズです。先月初めにも「雌株か?」と思ったら雄株というエラーをしています。そんな、自分にとってなかなか写すことのできなかったソテツの雌株を「ようやく」撮影できました。
その見つけにくかったわけがわかりました。あの凶器とも言える葉で、この雌花はビッシリと囲まれ、その気でかからないと、花は見えないのです。危ない葉を左手でかき分けつつ、カメラをグイッと差し込んで、バシャバシャと激写です。
それにしても、これが花とは、写したあとでも?マークが漂います。そして、こんなに葉で分厚くガードしたら、精子が漂ってきても届かないじゃないか!と心配です。(天井はガラ空きなので、この心配はまったく余計なお世話です)
170809sotetu2その精子と合体した痕跡が、今年の花より一段下に累々と残っていました。あの赤い卵(?)をひねり出したあとは、こんな枯れ方をするのでした。これ、なんだかくたびれたフグリを思わせて、どうにもソテツの雌雄はわかりにくいものです。

過去のきょう 2016ツノハシバミ> 2015トウコマツナギ(キダチコマツナギ)> 2014チョウジソウ> 2013ネコノチチ> 2012クワズイモ> 2011イチビ> 2010オグルマ(八重)> 2009ムサシアブミ> 2008キカラスウリ(雄花)> 2007サンショウバラ> 2006カボチャ> 2005シコンノボタン> 2004ヒルガオ

| | コメント (0)

8月7日(月) アベマキ

170807abemaki油照りのなかをうろついた甲斐があって、ついにアベマキの生写真です。ドングリと葉はすでに撮影したことはあっても、それは小動物の食べ散らかし痕でした。
それが、今度はめでたく樹上の姿です。アベマキは二年成で、受精した年は赤ちゃん状態(殻斗なし)のままなので、イガイガが美しいこれは立派な成人です。
そのわりにドングリが頭を出していないのが残念でした。殻斗の中央にもう穴が開いていて、角度が良ければ、このなかにドングリが見えたはずです。
食べ散らかしを写した時点まであと1カ月の時間で、ドングリはグイッと背丈をのばし、9月下旬にはコロンと丸い完成形になるわけです…という先人の記録に学んだ机上知識を自分の体験にすべく、来月もここに来てみることにします。

過去のきょう 2016サワシバ> 2015ネムノキ> 2014ケイビラン> 2013ムラサキナツフジ(サッコウフジ)> 2012バアソブ> 2011ハナスベリヒユ(ポーチュラカ)> 2010ミツバ> 2009リキュウバイ> 2008タンキリマメ> 2007ミヤコグサ> 2006オモダカ> 2005ツユクサ> 2004ナツズイセン

| | コメント (0)

8月5日(土) ユキハギ

170805yukihagi♪ニベアクリーム、ニ・ベ・ア♪というフレーズは、単純な音階で覚えやすく、くたびれた爺さんの記憶にも、この商品の名前を染みこませています。そのニベア(nivea)という綴りを、このユキハギの長~い学名の尻尾に見つけ、「なーるほどぉ」と唸りました。これ、ラテン語で「雪のように白い」という意味でした。
その真っ白な花に比較すると、モジャモジャと毛を生やした枝が不釣り合いです。ただし、この毛こそ、ユキハギがケハギ(未収録)の白花品種であることの証明なので、暑苦しい!などと毛嫌いしてはいけません。
東北から北陸にかけての日本海側に育つ我が国固有種だそうで、よく見かけるシラハギよりは全体がガッシリして見えます。花どきはこちらが2カ月ほども早いので、二つを並べて植栽したら、夏から秋まで白い萩を楽しめます。

過去のきょう 2016コマユミ> 2015オリーブ> 2014シシガシラ> 2013イスノキ> 2012コバンソウ> 2011カンガレイ> 2010ガガブタ> 2009カラスザンショウ> 2008ハマユウ> 2007クサレダマ> 2006サボンソウ> 2005ベゴニア> 2004フヨウ

| | コメント (0)

8月3日(木) ピンオーク

170803pinoak6月とはまったく別の場所で、ふたたびピンオークに出会いました。しかも、こういう舶来品ですから、胴っ腹には立派な名札がつけられていました。
それなのに、不遜にも「これ、アカガシワじゃないの?」と疑惑がムクムク…。7月に作った比較写真のピンオークの葉はけっこうシンプルに尖っていたのに、今回のものはアカガシワ風に五角形(重鋸歯型)の裂片が少なからず目につきます。
ただ、名札を信じてその気で見れば、半分以上の裂片は単純三角です。つまり、裂片のことごとくが入り組んでいるならアカガシワ、五角形もあるけれど単純三角が目立つならピンオークでいいのかなあ…というのが最新の判断基準です。
もっとも、これらの木に野山で頻繁に出会うわけもなく、この基準を知ったからと言って、いつどこで役に立つものかという淡い徒労感は漂います。

過去のきょう 2016タマアジサイ> 2015ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)> 2014アオヤギソウ> 2013ナナミノキ> 2012ダイコンソウ> 2011シロバナキキョウ> 2010キツネノカミソリ> 2009アーティチョーク> 2008ハマボウ> 2007コオニユリ> 2006トコロ> 2005キツネノカミソリ> 2004スベリヒユ

| | コメント (0)

8月1日(火) アマチャ

170801amatyaこのアマチャというのは困った植物で、まず花が盛りのときはほとんどアジサイだと思って見過ごしてしまわれがちです。実際アジサイ(Hydrangea)なのだから、見間違えても仕方ないかという言い訳は前回掲載でしています。
ただこの問題は、花後のこの姿を見れば解決できます。アジサイの若枝が、こんなに花を追い越してボウボウ(ツンツン)と背をのばすのはほぼ見ないし、葉の細長さも、こうして葉が主体の姿になると、とても目立ちます。
もっと困ることは、これをコアマチャとすることがとても多いことです。単にアマチャでいいもの(YListでは和名:アマチャ、別称なし)に、なぜ「コ」をつけて呼ぶのか、悩ましいことです。仲間のアマギアマチャ(未収録)には「コ」がつかないことからしても、この木はコアマチャではなくアマチャであることは明らかなのです。
思うに、飲み物の甘茶と原料である木(葉)を区別したいとか、あるいはお釈迦様に注ぐものに対する敬意で美称をつけたいとか、そんな事情があったのでしょう。ここはお釈迦様に負けない度量で、コアマチャもありと覚えておきましょう。

過去のきょう 2016アセロラ> 2015トウコマツナギ(キダチコマツナギ)> 2014ウラハグサ(フウチソウ)> 2013アオギリ> 2012黒葉サトイモ> 2011ヒメヒオウギズイセン> 2010ハンカチノキ> 2009オオリキュウバイ> 2008カキラン> 2007オレガノ(ハナハッカ)> 2006ミゾカクシ> 2005シマサルスベリ> 2004コナラ

| | コメント (0)

より以前の記事一覧