3月31日(火) オオヤマザクラ

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おお、けっこう派手でした。前回は、春の遅い東北の地ではあっても花はギリギリセーフで4月下旬の撮影でした。かなり基本アイテムであるこの桜を収録できた喜びはあったものの、ずいぶん寂しい画像に内心忸怩たるものがありました。
で、今度は本拠地でピークに近い状態です。前のものとは花色がずいぶん違って淡く、どちらかと言うと今回の方が標準色のようです。
花も葉も樹形も、ソメイヨシノあたりと比べるとゆったり・おっとりした感じで、もし桜を植えられるほどの庭があったとしたら選びたい一本です。

過去のきょう 2019 エリオステモン・ディフォルミス 2018 セイヨウオキナグサ 2017 ヒナギク(デージー) 2016 ソライロキキョウアヤメ(アリステア・エクロニー) 2015 スギナ 2014 ユリノキ 2013 オオムラサキ(オオムラサキツツジ) 2012 ジンチョウゲ 2011 エゾムラサキツツジ 2010 リビングストンデージー 2009 ヤブサンザシ(雌) 2008 サラサモクレン 2007 オオシマザクラ 2006 クロモジ 2005 ヤマモモ

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3月28日(土) カツラ

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開き出した若葉はかわいらしくて、眺めたら心が和むはずでした。ところが目尻はいっこうに下がらず、「花はどこに行った?」とキョロキョロしっぱなしです。
右上に嵌め込んだのは同じ株の枝で、花芽であれ葉芽であれまだこれから、つまり花がないわけはないのです。別の場所だったとは言え、開花は10日前にすでに見ています。欲しいのは開いた花と芽吹いた若葉のツーショットなのです。
200328katura2
…と、望みのものがありました。え、雌花と若葉が同じ一つの芽から出ています。これ、「混芽」というしかけだそうで、ぜんぜん知りませんでした。
やれやれ、素人丸出しです。涙ながらに調べると、ニワトコとかブナとかヤマコウバシとか、混芽を持つ樹種はほかにもありました。過去の画像を見ると、はからずもそのことがしっかり写っていたりして、涙の量は増えるばかりです。
さらに、リンゴナシも混芽タイプだなんて、そんな意地悪、ナシにしましょうよ。

過去のきょう 2019 ヒイロタケ 2018 マメザクラ 2017 シラハトツバキ 2016 ハコネウツギとニシキウツギ 2015 フユザンショウ 2014 フィットニア(アミメグサ、ベニアミメグサ) 2013 ミスミソウ(ユキワリソウ) 2012 ヒロハアマナ 2011 アケボノアセビ 2010 メタセコイア(雌花) 2009 オランダカイウ(カラー) 2008 ミズバショウ 2007 ヘビイチゴ 2006 ハナノキ 2005 モモ

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3月26日(木) キリシマミズキ

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宮崎と鹿児島の県境をなす火山群が霧島山地で、そこがお里のミズキです。同属のトサミズキヒュウガミズキに比べると、ずっとレアものです。
トサやヒュウガに比べると花の房が短くて、その色も淡いというか、わずかに緑みを感じます。雄シベの黄色い葯も短いので、全体に地味に見えます。
さて、こうして収録が増えたマンサク科トサミズキ属(Corylopsis)にはあとどれぐらいの仲間がいるのか気になります。調べてみるとコウヤミズキとかヒゴミズキとかが出てくるし、シマミズキとかタイワントサミズキのような海外勢もいました。
そう言えば、シナミズキの豪快さに驚いてからもう11年です。トサミズキヒュウガミズキをここに取り上げてからだと15年経ちます。急ぐ旅でもあるまいよとおのれを慰めながら、まだ見ぬCorylopsisの植栽場所をあさましく探したりしています。

過去のきょう 2019 ヒメドクサ 2018 マルバマンサク 2017 ダンコウバイ 2016 マンサク 2015 ツノハシバミ 2014 ヒマラヤユキノシタ 2013 フラサバソウ 2012 シュンラン 2011 ハッカクレン 2010 ハチジョウキブシ(雌花) 2009 フッキソウ 2008 キュウリグサ 2007 ダイコン 2006 シンビジウム 2005 チューリップ

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3月24日(火) クヌギ

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太さが7~8cmはあろうかという大枝が切られていて、労せずにクヌギの材質を知ることができました。赤みが強くて密度がありそうです。切り落とされる最後に割れた部分を見ると、かなり暴れる性質も想像できます。
クヌギと言えば、その材は椎茸栽培のホダ木に利用されます。あとは炭の原料でしょうか。ただ、それ以外の用途がなく、活用の研究はされていても、上記の性質(加工しにくい&狂いやすい)のため、まだ決定打はないようです。
いやいや、クヌギには多くの虫たちの宿主という立派な役割があります。ふだん我々が意識しないたくさんの虫を育てることで、地球の生態系を守っているのです。あるいは、これからの季節に山を白緑色に飾るという情緒的な役割もあります。
功利一辺倒で考えれば「生産性の低い」木になってしまっても、人間や地球を底支えしているこんな「雑木」は、いつまでも大切にすべき財産です。

過去のきょう 2019 タマシダ 2018 ツゲ(ホンツゲ) 2017 イボタノキ 2016 モモ 2015 シナミザクラ(カラミザクラ) 2014 ハナニラ 2013 オランダガラシ(クレソン) 2012 ノシラン 2011 サワラ 2010 スノーフレーク 2009 ヒサカキ 2008 キクラミネウス水仙・ジャンブリー 2007 ゼンマイ 2006 カツラ(雄花) 2005 ヒアシンス

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3月23日(月) ナウパカ・カハカイ

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束生した葉の付け根が白い毛で覆われているのが面白くて撮りました。毛深い枝いくつか知っていても、ここまでのフワフワは見たことがありません。
ところが!なのです。ナウパカ・カハカイの資料画像をいくら探しても、こんなものは見当たりません。ハワイの海岸でのんびり暮らしていたものを日本に連れて来られ、寒さでマフラーを身につけたのでしょうか。
真面目な話、季節的な現象なのか、木の生長段階での特別な様子なのか、皆目わかりません。今後また別のサンプルで確かめたいものです。
いかにもハワイという楽しい名前は現地名で、学名はScaevola sericea、つまりファンフラワークサトベラと同じスカエボラ属です。ということは、あの半月型の花をつけるわけで、マフラーの不思議と併せて撮影課題です。

過去のきょう 2019 ツバキ(ナイトライダー) 2018 カイワレダイコン 2017 アルアウディア・アスケンデンス 2016 ソラマメ 2015 ヒロハノアマナ(ヒロハアマナ) 2014 コシノヒガン 2013 コブシ 2012 ウメ(西王母) 2011 クロッカス 2010 ハルニレ 2009 トキワイカリソウ 2008 フサアカシア 2007 セントウソウ 2006 カンスゲ 2005 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)

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3月21日(土) ナツメヤシ

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野球のバットよりはデカイ感じで、鬼の金棒くらいはあるかと思います。苞にくるまれたそんなブットイ花序がドンドンドーンと何本も突き出ていました。その位置が幹の上端でとても高いことは、以前の掲載写真で明らかです。
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そして、その金棒よりやや低い場所についていた去年の実です。この温室の職員さんが仕事の合間にパクついているのでは…と疑うほどプアーな稔りです。察するに、ここには雄株がなくて、これは不念の雌花序なのでしょう。
ナツメヤシは雌雄異株で、前回、三浦半島の露地で撮ったものも、今回、都内温室で出会ったものも、どちらも雌株だったわけです。きょうの1枚目写真は雌花で、ここからこれが開くとか割れるとかはせず、これで開花状態らしいのです。
金棒の1本1本が雄株から大量の送粉を受けると、それぞれがたわわに実をつけてぶら下がるという段取りで、ああ、ぜひ間近でそれを確認したいものです。

過去のきょう 2019 グレビレア・ロビンゴードン(ハゴロモノマツ) 2018 ゴボウ 2017 ミケリア・プラティペタラ 2016 ニガナ 2015 ヤマネコノメソウ 2014 キブシ 2013 オトメツバキ 2012 カジイチゴ 2011 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ) 2010 アツバチトセラン(サンセベリア、トラノオ) 2009 クサイチゴ 2008 アネモネ 2007 チンゲンサイ 2006 アブラナ 2005 ツクシ

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3月20日(金) エスキナンサス・クリムゾンベル

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毛深いですねえ。真っ赤ですねえ。怖いですねえ…と、ついサヨナラおじさんの口調を真似てしまいました。このごろ、あのおじさんをTVで見ないなと思ったら、お亡くなりになってもう22年ですか。ワタシの時計、止まってます。
おっと、話はエスキナンサスで、ようやく4つ目の収録です。そして、過去のエスキナンサスの記事を見ると、最初と次は木本扱い、3つ目は草本としていました。で、今回はどっちにするかというと、自分では草だと思いながら、記事下欄のカテゴリーはいつものズルで両方にしておきます。かつ、過去記事もそのように修正です。
今度エスキナンサスを撮るときは、株もとを狙わなくてはと反省しながら、どうせまた毛深いなあとか凄い赤だなあとか、花にばかり吸い寄せられるのでしょう。あ、いや、萼の紫色も迫力です。まるで反省なしです。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!

過去のきょう 2019 ストレプトカルパス・サクソルム 2018 バルサ 2017 ハッカクレン 2016 アブラチャン 2015 アカシデ 2014 熱帯スイレン 2013 バイモ 2012 フキ(ふきのとう) 2011 コノテガシワ 2010 ソシンカ 2009 クサボケ 2008 房咲き水仙・グランドモナーク 2007 カブ 2006 スズメノカタビラ 2005 ハクモクレン

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3月19日(木) ヒメオニソテツ

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このヒメオニソテツをズラッと並べたらずいぶん立派な垣根になりそうなのに、生憎とこれまでの徘徊で見かけたことがありません。泥棒さんは絶対に避けてくれそうだし、近所の子供はこの手裏剣みたいな葉っぱに大興奮でしょうに…。
惜しいことだと思い、調べてみて納得です。一つの理由は、関東の露地では冬越しがややむずかしいらしいのです。できないことはないらしくても、だいたいは鉢植えで安全に育てるもののようです。写真は某大温室での一枚です。
もう一つの理由はそのお値段です。とても稀少かつ生長の遅い種類で、そこそこのサイズ(30cmくらい)だと10万円オーバーでした。生け垣らしく胸丈ほどのものをズラッと並べたら途方もないことになります。いやいや、世のなかにはお金の使い道に困る人もいるわけで、今度、田園調布あたりをパトロールしてみましょうか。

過去のきょう 2019 カエンボク 2018 オオシロショウジョウバカマ 2017 オオバベニガシワ 2016 リュウキュウベンケイ 2015 ミミガタテンナンショウ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 アメリカハナノキ(雄株) 2012 コリヤナギ 2011 オオイヌノフグリ 2010 コブシ 2009 モクレイシ 2008 ロドレイア 2007 コマツナ 2006 ウグイスカグラ 2005 コブシ

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3月17日(火) カツラ

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久しぶりにカツラの花をチェックしました。10本以上を見て回って気づいたのは、開花の程度にずいぶんな差があったことです。染井吉野あたりだと、古木が遅くて若木が早いのに、カツラにはそんな一般法則はなく、ランダムに感じました。
この雌株はずいぶんお歳に見えたのに、ほかの雌株はもちろん、気早な雄株にも先んじて満開状態でした。かつての掲載より新鮮な姿です。
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雄株の開花度合いもバラバラで、まだまだ蕾だけのものから、こうしていい具合のものまでいろいろです。その方が、全体では長く花粉を散布できるのでしょう。
さて、こうして雌花(雌株)・雄花(雄株)を見て回ったら、新しい疑問ができました。開いたものを含め花芽はたくさん見たのに、葉芽を見ていないのです。掲載した雌雄の木の枝にだって、花が咲けば葉も茂るはずなのに、葉芽が見当たりません(注)。
そう言えば、カツラの若葉は6月の様子を載せただけです。黄葉はもう3回もここに出しているので、今年は「ご幼少のみぎり」に注目してみます。

<補注> カツラの花芽・葉芽は「混芽」というタイプでした。(2020年3月28日

過去のきょう 2019 ソランドラ・マキシマ 2018 ミチノクフクジュソウ 2017 ウォールム・バンクシア(バンクシア・アエムラ) 2016 ムラサキオモト 2015 ベニウチワ(アンスリウム・シェルツェリアナム) 2014 ナンテン 2013 ナギイカダ 2012 ウメ(鹿児島紅) 2011 ロニセラ・フラグランティシマ 2010 ソメイヨシノ 2009 ヤマアイ(雌花) 2008 マツバギク 2007 ソテツ 2006 アンズ 2005 トサミズキ

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3月15日(日) コヒガンザクラ

200315kohigan
今月のカレンダーの20日が赤くなっていて、これはなんの日だったか考えました。このごろは旗日が多くて、休みのありがたみがだいぶ薄れています。
春分の日でした(赤面)。とすると、その前後1週間が春の彼岸というわけで、コヒガンザクラはその名前よりも少しせっかちに花を開いていました。
さて、この「彼岸」をキーワードにした桜は、過去にエドヒガンコシノヒガンタカトオコヒガンを収録しています。合計4種になった「彼岸」の桜たちの素性と関係をすっきり理解したいものと念じながら、今年もそれを投げ出します。
そういうことを詳しく教えてくれる講習会なんていうのがありそうでも、今年は間違いなく中止になっているはずで、まずはコロナ撲滅が先決課題です。

過去のきょう 2019 アオモジ 2018 ノカラマツ 2017 コバノガマズミ 2016 ナツズイセン 2015 アオイスミレ 2014 エノキ 2013 アメリカハナノキ(雌株) 2012 カワヅザクラ 2011 カンノンチク 2010 ヒマラヤゴヨウ 2009 トサミズキ 2008 クサノオウ 2007 モミジイチゴ 2006 カタクリ 2005 ヒイラギナンテン

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