2月24日(土) ヒメサザンカ

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ちょっと感動の出会いです。これがヒメサザンカの花でした。開くとやや素っ気なくても、膨らんだ蕾にほんのりと兆しているピンクがお愛想です。
いままで何カ所か、露地でヒメサザンカの木を見かけているのに、いつもいつでも、姫さまはムッツリと蕾のままだったのです。その代表が近所の病院にある庭木で、もう6年も前にも花を待ちきれず、蕾の姿をここに掲載しています。
あれに比べると、今回見たのは温室のなかだし、近所のものが園芸種なのに対し、こちらは原種椿そのものという違いがあります。まさかヒメサザンカは露地では咲かないということもなかろうし、今回の出会いを励みにして、近所のエリナさんがニッコリ微笑んでくれるときを待つことにしましょう。

過去のきょう 2017 ムシトリスミレ  2016 キチジョウソウ 2015 キンレイジュ 2014 フィットニア(アミメグサ、ベニアミメグサ) 2013 オオハナワラビ 2012 モミジイチゴ 2011 ヒオウギ 2010 ウラジロモミ 2009 ヒマラヤスギ 2008 カンザクラ 2007 オステオスペルマム 2006 セツブンソウ 2005 カワヅザクラ

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2月22日(木) キハダ

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はぁ~、ホントだ。葉痕のなかから冬芽が出ています。ハクウンボクで知った葉柄内芽という冬芽のタイプ、さっそく3例目(注)を確認です。
キハダは、鈴なりの実に惹かれたのが最初の出会いでした。以降、薬湯を楽しむことまでして親しんだはずなのに、へぇ~、気づかなかったなぁ…です。
調べてみると、まだまだヌルデとかハリギリとかユクノキとか、葉柄内芽の仲間はいるようです。分類的にはまったく関係ないこれらの木が、どうして同じシステムを持つのか、逆に言えば同科同属でもなぜ自分だけこのシステムなのか、冬が来るごとに、ゆっくりゆっくり考えてみようと思います。

<補注> 2例目はスズカケノキ(プラタナス類)で確認しました。

過去のきょう 2017 ヒトデカズラ(フィロデンドロン・セローム)  2016 ハルジオン 2015 パラミツ(ナガミパンノキ、ジャックフルーツ) 2014 アスコセンダ(洋ラン) 2013 ハス(行田蓮) 2012 ヒメシャラ 2011 クコ 2010 ピレア・モリス 2009 ギンヨウアカシア 2008 フィカス・アルテッシマ 2007 クモマグサ 2006 ナガバジャノヒゲ 2005 ミヤマウグイスカグラ

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2月20日(火) ホルトノキ

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近くのニュータウンで、このごろ(たしか去年)植え替えられた木です。「ニュー」タウンとは言え、できて40年にもなるとすっかりオールドタウンという問題は脇に置くと、その豊富な植栽も、いくらか更新が必要になっているようです。
で、この木があった場所にはかつてなにが植えられていたか思い出せないという問題も脇に置いてしまうと、「わ、ホルトノキかい!」と驚いたわけです。こんなレアな木、いったい誰が選んでくれたものか、うれしいことがあるものです。
で、シゲシゲ見ていたら、「わ、実がついてる!」と驚いたわけです。去年、花はつけなかったはずで、花後に植えられたものか、植え替えられたばかりなのに少なからぬ実をつけるとは、けっこうタフな木なのかと感じ入ってしまいました。
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まだ養生されている根もとを見ると、その実がパラパラ落ちていたので、これ幸いと一つ囓ってみました。まぁ、特に愛好すべき味ではありません。いやいや、完熟すればどうだろうと未練を残し、ここへはときどき来てみることにします。

過去のきょう 2017 チチコグサモドキ  2016 メヤブマオ 2015 桜の冬芽4種(その2) 2014 プリムラ・ポリアンサ 2013 トラフアナナス 2012 ウラジロガシ 2011 ヒメムカシヨモギ 2010 ユーカリノキ 2009 ショカツサイ(ムラサキハナナ) 2008 ウグイスカグラ 2007 エリカ・ファイヤーヒース 2006 ナニワズ 2005 イチゴノキ

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2月18日(日) アベマキ

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意外に平凡というか、これは冬芽の正統派クラブの党首候補です。野党である変態クラブのトップ(センダン)と比べると、あまりに面白みが不足です。
もちろんそのことは秋には十分に予測できたわけで、アベマキにしてみれば「なにをいまさら」でしょう。イヌシデのそれをややふくよかにした形と、去年の葉痕の先に芽がつく位置関係(注)は、まさに冬芽の王道をいくものなのでした。
樹皮に魅了され、ドングリには翻弄され、けっこう頑張ってお近づきになりつつある樹種なもので、冬芽の尋常さに、いま、過剰反応している自分です。

<補注> このごろ、ハクウンボクで「葉柄内芽」という妙なしかけを知ったので、ことさらに「フツー」に見えてしまいます。

過去のきょう 2017 イヌガラシ  2016 ヒメヒオウギズイセン(クロコスミア、モントブレチア) 2015 ウンリュウヤナギ 2014 カラスムギ 2013 フクジュソウ 2012 シラカンバ 2011 ニワウルシ(シンジュ) 2010 ゴレンシ 2009 アスクレピアス(トウワタ) 2008 ハンノキ 2007 カンヒザクラ 2006 タネツケバナ 2005 ウメ

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2月16日(金) オウゴンチク

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これが枯れた竹ではない証拠は、この稈の艶めきです。小判のきらめきさえ思わせて、ついた名前が黄金竹、英語でもGolden bambooとそのままです。
マダケの変種なので、キンメイチクギンメイチクとはお仲間です。金明・銀明はそれぞれ芽溝部分だけが色変わりするのに、この黄金にはそれがありません。それだと本人もあまりに寂しいのか、葉に白い筋が入ることもあると解説されるのに、この竹藪では惜しいことにそれを見つけることはできませんでした。
さてこうしてマダケの変種を見てくると、どれも稈の太さが母種の2/3くらい(4cm程度まで)と気づきます。園芸的に好まれるのは、色合いだけでなくこのサイズのこともあるのだろうという考えは、そのうちぶっとい黄金竹に会うまでの私見です。

過去のきょう 2017 クロコダイルファーン  2016 コスモス 2015 ウメ(黒雲) 2014 センボンヤリ 2013 ラムズイヤー(ワタチョロギ) 2012 キリ 2011 カワヅザクラ 2010 パフィオペディルム・サンデリアヌム 2009 カカオ 2008 ベンジャミン 2007 サルココッカ 2006 ワルナスビ 2005 ヒメオドリコソウ

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2月14日(水) シナミズキ

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殻の色がヤケに赤くて、やはり赤いお国のものなのだ…という個人的感想は脇に置くと、割れ方はトサミズキヒュウガミズキと同じでした。人類みな兄弟、マンサク科トサミズキ属はみなスペースインベーダーの敵キャラなのでした。
しかしあのお国の人、きのうのピョンチャンのショートトラックでは男女ともほとんどペナルティで消えたんじゃないでしょうか。なんか、このごろの強引なお国の姿勢そのままで、悠久の四千年が泣いているように思えます。
という話は草木には関係なくて、ぷっくりと膨らんだ芽が春を待ちかねています。そう言えば、桜並木を遠目にみたら、ずいぶんと赤みを感じました。2月も半分を過ぎて、春はすぐそこ、と自分に言い聞かせてみました。

過去のきょう 2017 イワニガナ(ジシバリ)  2016 ヤクチ 2015 コクテンギ 2014 バンダ(洋ラン) 2013 オモト 2012 カラマツ 2011 ノカンゾウ 2010 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2009 リョウメンシダ 2008 コバノカモメヅル 2007 ナギイカダ 2006 アテツマンサク 2005 ヘンヨウボク(クロトンノキ)

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2月12日(月) イワガラミ

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似た者同士とされるイワガラミとツルアジサイでも、自分は長いことイワガラミしか見られず、ツルアジサイ(葉だけ)を写せたのはようやく去年の秋のことでした。
ところが縁とは面白いものです。遅れて親しみ始めたツルアジサイなのに、冬には花の残骸を見つけました。そこには実も残っていたし、ついでに冬芽もチェックできて、いきなり満開の花に出会えたイワガラミとは真逆のアプローチです。
という経緯で必要になったのがイワガラミのこのシーンです。イワガラミの証明である1枚だけの装飾花が頑固に残っていました。実もあるし冬芽も見ました。
兎と亀の話は簡単に亀が勝ってしまうのに、昼寝をやめて亀に追いつく兎だっているのでした。さあ、あとは亀の花を写せば、この話はハッピーエンドです。

過去のきょう 2017 アマゾンリリー  2016 ウメガサソウ 2015 桜の冬芽4種 2014 キクラミネウス水仙・Tete a tete 2013 ムラサキオモト 2012 ヤマコウバシ 2011 モンステラ(ホウライショウ)  レッド・ジンジャー 2009 アブラチャン 2008 オーブリエチア 2007 アリドオシ 2006 ミドリハコベ 2005 ミツマタ

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2月10日(土) ダイオウショウ

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葉の長さばかりに気を取られていた(過去掲載=2006年2011年)ら、「実だってデカイんだぞぉ」と大王松が威張っていました。
落ちていた枯れ葉をはかると40cm超えもあったので、そこから類推すると松ぼっくりの長さは20cmはありそうです。で、なぜ実測できないかが問題です。
まず、絶対に届かない高さです。原産地(北米)では40mにまで育つそうで、日本ではそこまでは無理でも、ほぼどうしようもない高さではあります。
そしてなぜか落下品がないのです。いや、いつかは落ちるはずなのに、あまりの見事さに、見つけた人が持ち去るのではないかと邪推してしまいます。
神様、はた衛門がこの樹下にいるときにも、たった一つだけでかまわないので、ボタリとやってくださいませ。決して隠匿などせず、サイズを計測し、松の実を一粒二粒味わってみるだけですから…。ついでに、撮影しやすい高さで花も咲かせてくださると、とってもうれしいなあと考えております。

<補注> 今回の調べで、ダイオウ「マツ」が標準和名と知りました(YList)。ただ、できるだけ標準和名という自己ルールに反し、ダイオウショウ路線を続けます。

過去のきょう 2017 ヒメオドリコソウ  2016 ウラジロチチコグサ 2015 ベンガルボダイジュ 2014 球根ベゴニア(ハンギングタイプ) 2013 ミズバショウ 2012 イヌツゲ 2011 ナガバノモウセンゴケ 2010 カトレア 2009 ムサシアブミ 2008 ハマボッス 2007 ナワシログミ 2006う ウメ(紅梅) 2005 ジャノメエリカ

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2月8日(木) ウメ(緋梅)

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濃い赤の梅が好きで、過去に鹿児島紅黒雲を掲載しています。そこに新しいコレクションが加わりました。名前が良くて、ズバリ緋梅(ヒバイ)です。
ただ、この名前は伊達ではなくて、緋梅系・緋梅性のなかの緋梅、なんかこう、エリート感の漂いまくる筋目なのです。ちなみに花梅(実梅と区別)の系は野梅・緋梅・豊後の三つに分かれ、それぞれの系のなかで各種の「性」に分かれます。緋梅系は緋梅性・紅梅性・唐梅性の三つに分かれるという具合です。
その緋梅性には件の鹿児島紅も含まれます(黒雲は紅梅性)。しかし、こちらは品種名まで「緋梅」ですから、グループ内でも周囲を睥睨するムードです。シンプルな一重の小振りな花が、どことなく公達の風情を醸します。

過去のきょう 2017 アグラオネマ  2016 デンドロキルム・ウェンツェリー(洋ラン) 2015 マルハウチワヤシ 2014 プリムラ・オブコニカ 2013 タカサゴユリ 2012 ナツハゼ 2011 トチノキ 2010 サンタンカ 2009 モミジバフウ 2008 シシガシラ 2007 キャラボク 2006 ナツミカン 2005 オオイヌノフグリ

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2月6日(火) ハヤザキマンサク(ハマメリス・ベルナリス)

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別に自分で「早咲きだぜい!」と自慢したわけではないのに、迷惑な名前をつけられたものです。早さで言うなら、同じ北米出身のアメリカマンサクがぶっちぎりだし、日本のマンサクだって1月のうちに咲くことが珍しくありません。
さらに、こんなに枯れ葉をつけたまま咲き出すので、よほどの慧眼でなければシナマンサクだと思って見過ごします(自分は名札で気づきました)。
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ウッソーと思って接写してみると、たしかに萼の毛がシナマンサクほどケパケパはしていません。なにやら鵺(ぬえ)のようなヤツ…と毒づきながら過去掲載を調べたら、このマンサクの園芸種を2年前に取り上げていました。
そのときに「これはハマメリス・ベルナリスと正確に呼ぶべきだな」と思ったことがうっすらと蘇ってきます。マンサク類の葉は止血・鎮痛・防腐などの薬効を持つそうで、血は止めてくれなくていいから、記憶を止めてほしいものです。

過去のきょう 2017 ハルジオン  2016 アオノリュウゼツラン 2015 サンシュユ 2014 ハボタン(名古屋縮緬系) 2013 アシタバ 2012 ハルサザンカ 2011 ジュズダマ 2010 アイグロマツ 2009 ヒメシノ(コクマザサ) 2008 シュロ(ワジュロ) 2007 ヤバイ 2006 アリドオシ(実つき) 2005 サンシュユ

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