12月10日(火) イチョウ

191210ityou
ひらめきというのはあるもので、おととい、シロモジの雌雄で葉の落ち方が違うことを取り上げたあと、オツムに「ヒラッ」というのが来たのです。イチョウって、木によって著しく黄葉の時期が違うけれど、あれってひょっとして雌雄の違い?
こりゃー、もしかして大発見!?と色めき立って、雌雄の巨木が並んでいる場所に飛んでいってみたのがこの写真です。奥が雌株で手前が雄株です。
なーんも差がありません。というか、むしろ雌株はもう葉が少なくなっていて、雄株の方がまだフサフサ(笑)しています。ぜんぜんハズレでした。
で、考えました。イチョウって裸子植物です。裸子と被子では男の疲れ具合が違うのではあるまいか。いやいや、盲滅法に花粉を出さざるを得ない裸子植物の方が男性の劣化は進むのでは…グルグルグル、素人考えの空回りの音です。

過去のきょう 2018 セレウスサボテン(鬼面角) 2017 キンミズヒキ 2016 ウチワゴケ 2015 ストック(アラセイトウ) 2014 ヒメガマ 2013 セリバオウレン 2012 ワラビ 2011 ウワミズザクラ 2010 リコリス・オーレア 200 ヤーコン 2008 チョクザキヨメナ 2007 メグスリノキ 2006 ゴクラクチョウカ 2005 ブルーベリー 2004 フクシア

| | コメント (0)

12月8日(日) シロモジ

191208siromoji_f
ここまで萎んではいても、ひと目でシロモジとわかる葉っぱです。ただし、11カ月前にもほぼ同じ写真を載せていて、今回はその続編のつもりです。
撮影対象は前と同じ木で、これは雌株です。したがって、尖った葉芽はたくさん見えても、その脇につくタマタマ(花芽)はけっこうレアです。
191208siromoji_m
対してこちらは雄株です。前の記事ではシロモジ同士の雌雄を比べるべきだったのに、勇み足というか張り切りすぎというか、クロモジの雄株を持ち出してしまいました。話が飛びすぎた反省のもと、今度は地道にシロモジの雄株を撮りました。
しかし、結果はクロモジと同じで、やはり葉は落ち切っていました。その代わり、タマタマは「これでもか」みたいにたくさんついています。さすが男です。
で、はた衛門は考え込むのです。植物でも、男はやっぱりハゲやすい→来春、パーッと盛大に雄花を咲かせるためには、無用となった葉を早く落としてスタミナを蓄えているんだな→でも、もう「来春」がない人間は葉を落とさなくてもいいのになぁ…はち切れそうなシロモジのタマタマを眺めながら、虚しく呟くのでした。

<補注> 株の雌雄で葉の落ち方に違いがあるのかも…という思いつきは、とりあえずイチョウではまったくの見当外れでした。(2019年12月10日

過去のきょう 2018 タカナ 2017 コアカザ 2016 オウゴンカズラ(ポトス・エンジョイ) 2015 ハグロソウ 2014 テンニンソウ 2013 オオハナワラビ 2012 ヤブマメ 2011 ネコノチチ 2010 ホソバオケラ 2009 イイギリ 2008 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2007 ダケカンバ 2006 コクサギ 2005 サンキライ 2004 ガーデンシクラメン

| | コメント (0)

12月6日(金) ヤツデ

191206yatude_f
おうよ、おらぁハエだよ。蜜、舐めて、なんか悪いか? ヤツデの白い花に真っ黒の俺たちが群がる…これぞ冬の風物詩ってなもんだ。文句あっか!?
191206yatude_m
まあまあ、あなた、そんなにムキにならずにこっちに来たら? 雌性期になっちゃった房と違って、こっちの雄性期の花には花粉もいっぱいよ。
などという会話をしてるんじゃないかなぁ、と頬を緩めながら撮りました。ヤツデ、いまが花盛りです。花びら5枚、雄シベ5本、雌シベも5本、ゴホンと言えば龍角散、皆さん、風邪には注意しましょう!とハエの旦那が言ってます。

<補注> ハエの雌雄はまったくわからないので、記事の擬人化部分はテキトーです。種類の見分けも今後の課題です。

過去のきょう 2018 シロガネチカラシバ 2017 アキノノゲシ 2016 ヘミグラフィス・アルテルナタ 2015 タイワンホトトギス 2014 ツルムラサキ 2013 タチシオデ 2012 ノブキ 2011 ホソイトスギ(イタリアンサイプレス) 2010 フユザンショウ 2009 ハゼノキ 2008 ハウチワカエデ 2007 ソヨゴ 2006 タラノキ 2005 メギ 2004 ダリア

| | コメント (0)

12月4日(水) コラ(ヒメコラノキ)

191204cola
このコーラの木(正確にはコラ、またはヒメコラノキ)の下に立つたび、「なにか」付いていないか見上げるのに、ずっと空振りです。花や実とまでいかなくて、せめて蕾でもいいのに、ここまで春・夏・秋と、ただただ葉っぱだけでした。
今回も、物欲しげにジトーッと見上げたのになにも発見できなくて、「あーあ」と呟こうとしたら、その口から「あれ?」という言葉が漏れました。へー、コーラの新枝や若葉って毛深いんだぁ。もしかして、この枝の先になんか出てくるぅ?
ということで、わずかな望みが生まれました。そんな明るい気持ちで見つめると、毛だらけの枝や葉はじつに美しくて、これは「Yes Coke Yes」です。

過去のきょう 2018 アメリカアリタソウ 2017 ツルマメ 2016 バルボフィラム・エリザベス・アン "バックルベリー" 2015 ハナミョウガ 2014 ハナビシソウ(カリフォルニアポピー) 2013 ヒヨドリジョウゴ 2012 シュロソウ 2011 シマトネリコ 2010 クサボケ 2009 カラスザンショウ 2008 コシアブラ 2007 ハンノキ 2006 センニチコボウ 2005 フユイチゴ 2004 カラスウリ

| | コメント (0)

12月2日(月) スズランノキ(オキシデンドラム・アーボレウム)

191202suzurannoki
絵的には去年の「お初」とあまり変わりません。しかし、これとあれとは別の場所であり、つまりけっこう稀な木にリザーブができたといううれしい記録です。
しかもありがたいことに、こちらの木はやや背が低く、去年は霞んで見えていた実の穂がこんなにクッキリと見えます。手をのばして一粒つまむことができればもっとうれしかったとは言え、正体が少しずつ見えてきた感じはします。
あとは次の夏、ここで花にギュギュッと迫ることができれば万々歳です。この澄み切った青空と深い紅葉の対比は、その成功の前祝いだとしておきましょう。

過去のきょう 2018 コマツナ 2017 マメグンバイナズナ 2016 クレマチス 2015 シャガ 2014 キバナセンニチコウ 2013 サフラン 2012 球根ベゴニア 2011 早咲きツバキ(西王母) 2010 ナナミノキ 2009 ハダカホオズキ 2008 サンザシ 2007 アラカシ 2006 アメリカツルマサキ 2005 ビワ 2004 ユズ

| | コメント (0)

11月30日(土) カラスザンショウ

191130karasuzansyou
ずいぶん前、カラスザンショウの実をメジロが啄んでいるのを写せて、けっこう満足感があったものです。ただ、あれに比べると写真としてはつまらないのに、この一枚は自分にとってかなり記念碑的で、山のなかで舞い上がってしまいました。
というのは、カラスザンショウのことを調べていると、ときどきカラスノサンショウ(ノが入り、ザとは濁らない)という呼び名が出てくるからです。牧野博士もその口で、名前の意味を「カラスが集まってその種子を食べることによる」としていました。これならば、「ノ」を入れる方が意味的に通り安いことになります。
ほかの説には「ふつうのサンショウより大きいから」とカラスのサイズを根拠にしたものがあり、こっちだと「ノ」がない方がしっくり来ます。
さて当のこのカラス、じつにしつこく、ここを離れませんでした。見上げ疲れたワタシが去るのを「フフン」と見送ってくれたわけで、その事実を思うだに、これからこの木のことはカラスノサンショウと呼んであげようと密かに思うのでした。

過去のきょう 2018 アシズリノジギク 2017 ネズミノオ 2016 ヤーコン 2015 ゼンマイ 2014 ハナトラノオ(カクトラノオ) 2013 シラン 2012 緑光(りょっこう・四季咲きバラ) 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 ショクヨウギク(料理菊) 2009 シロダモ 2008 ヤブムラサキ 2007 キヅタ 2006 ムクノキ 2005 リキュウバイ 2004 ウインターコスモス

| | コメント (0)

11月28日(木) ミヤギノハギ(ナツハギ)

191128miyaginohagi
決して夏の写真を持ち出したわけではありません。もちろん常夏の地とか温室で撮ったわけでもなく、正真正銘、埼玉の露地です。
蝶々(丸印)も、種類がわかるような写真を撮らせてくれないほど元気に飛び回ってくれていました。自分的に、ミヤギノハギの開花は7月9月に続いて10月初旬にも載せてはいます。ただ、そこから50日のズレが正常か異常かという問題です。
「地球温暖化」はでっち上げだという人々もいて、市井の凡人はこんな事実をどう考えるべきか迷います。かつ、思いもかけない時期に本気で咲いているナツハギ(ミヤギノハギの別名)を見て、儲けたなぁとしか考えなかった自分に幻滅します。

<補注1> 暮れの27日にヤマハギが咲こうとしていたこともありました。
<補注2> 文中、種類を特定できないとした蝶は、後日ラッキョウの記事に登場したものと同じよう(色合いや飛び方がそっくり)なので、ウラナミシジミとしておきます。(2019年12月3日

過去のきょう 2018 ミナ・ロバータ 2017 温帯スイレン 2016 ノダケ 2015 イカリソウ 2014 モミジヒトツバ 2013 オオバギボウシ 2012 ナンテン 2011 バンレイシ 2010 サザンカ 2009 マユハケオモト 2008 キミノオンコ 2007 ウンリュウヤナギ 2006 シロミタチバナ 2005 ニホンスイセン 2004 クコ

| | コメント (0)

11月26日(火) パキラ

191126pachira1
うわ、これは!と色めき立ちました。パキラの木に残ったこのパーツ、たぶん実が落ちた痕です。あの大きな実を支える必要からして、残った柄の頑丈さには納得です。面白いのはその先で、綿毛にくるまれて実の芯がこういう風に残るのでした。
191126pachira2
そして、これが皮の部分です。このようにいくつかに割れていました。そして、これが中身です…となればメデタシなのに、それがありません。くーー(涙)。
ネットで見てみました。親指の先くらい、剥き栗のようなアンモナイトのような、キモカワ系の容貌です。それがゴロゴロと10個くらい、ここに入っていたようです。
前の記事で「カイエンナッツは検索できない」としたのは、食品として探したからで、今回、「パキラ・種」としたら、記事と写真はありました。発芽率や生長スピードはとてもいいようです。カイエンナッツは「食べ物ではなく植物」と認識し直しです。

過去のきょう 2018 ツルウリクサ 2017 ツルギキョウ 2016 シュウメイギク 2015 アワコガネギク 2014 パイナップルリリー 2013 ミセバヤ 2012 ハシバミ 2011 フウリンブッソウゲ 2010 ノガリヤス 2009 シャコバサボテン 2008 センボンヤリ 2007 ジョウリョクヤマボウシ 2006 ガーベラ 2005 ガマズミ 2004 フェイジョア

| | コメント (0)

11月24日(日) シロミナンテン

191124sirominanten
実がこの色をしたナンテンを掲載するのは、これが三度目です。初回はその名前をシロミナンテンとし、次のときはシロナンテン(キナンテン)としています。
いまにして思えば、二度目のとき、過去掲載があることに気づかず、そのときの調べが浅くて、名前をシロミではなくシロにしてしまったのでした。二度目の記事の内容からして、このナンテンが既出であるとは露ほども疑っていませんでした。
そんなわけで、今回はかなり慎重に調べました。頼りはいつものYListです。それによると、このナンテンの学名はNandina domestica Thunb. 'Shironanten'で、和名はシロミナンテン、「ミ」が入ります。しかし、園芸種を表す「''」のなかはシロナンテンと読めて、「ミ」が入りません。ここが混乱のもとなのでした。
さらにこの学名にはシノニムがあって、それはNandina domestica Thunb. var. leucocarpa Makino、うわ、先生、ここでも頑張ってます。この学名でいくと、園芸種ではなく変種であり、leucocarpa(ラテン語)、つまり「白い実」となります。
ちなみに、両方の学名にあるThunb.は原命名者名で、スウェーデンの植物学者Thunbergさんのことです。

まとめます。実が白い(やや黄色っぽい)これはシロミナンテンが標準で、つまり2012年の記事はタイトル訂正となります。そして、同タイトルで補足名としたキナンテンは出所が明らかではない(英名ではYellow-fruited heavenly bamboo)ので扱いを一段下げ、記事中で別名として表記するにとどめておきます。

過去のきょう 2018 ステビア 2017 ダンドク 2016 トシエ・アオキ・ポカイとオリエント・アンバー 2015 クジャクシダ 2014 カタバミ 2013 シマカンギク 2012 サルスベリ 2011 ゴレンシ(スターフルーツ) 2010 ゴシュユ 2009 ツルソバ 2008 リンゴ 2007 マンデビラ(ディプラデニア) 2006 ツタウルシ 2005 オトコヨウゾメ 2004 アキノウナギツカミ

| | コメント (0)

11月22日(金) ベンガルボダイジュ

191122benghalensis
「きっと別の場所で、隠頭花序をつけたこの木に会える」と書いてから4年、ワタシって予言者だった?みたいにバッチリの要求シーンが撮れました。
惜しかったのは、このイチジク状の花(兼・果実)の色がまだ淡かったことです。ただ、ネットでは逆に赤くなったあとの写真が多く、案外にレアな記録かもしれません。
そして、今回の新たな気づきは「アカメガシワ型葉脈」です。葉柄に一番近い側脈から発する支脈が外側だけ目立つものを勝手にこう呼んでいて、アカメガシワでこれを見つけてから、ツヅラフジの葉も同じであることをレポートしています。
葉の外縁部を丈夫にしたい、あるいは基部(葉柄に近い部分)の面積を稼ぎたい、という欲求がこういう形を生み出すのかなぁ…と愚考しながら、分類的にはまったく関係のない種類に共通の構造を見つけ、心が少し浮き立ちます。

<補注> 仮称・アカメガシワ型葉脈を持つ仲間として、ほかにガマズミケンポナシツノハシバミヒュウガミズキを見つけました。

過去のきょう 2018 ハマユウ 2017 ツメレンゲ 2016 クイーン・エマ・リリー 2015 ヤブミョウガ 2014 オヤマボクチ 2013 シャコバサボテン 2012 エノキ 2011 アアソウカイ 2010 シマカンギク 2009 ホコリタケ 2008 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2007 ギンバイカ 2006 ナギ 2005 カリン 2004 オオモミジ

| | コメント (0)

より以前の記事一覧