9月22日(土) アメリカデイゴ(カイコウズ)

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いい色です。惚れ惚れします。しかし、この花の色に魅せられるのはなにもいまに始まることではありません。夏の初めにもう二度も取り上げています。
それがまたですから「しつこいぞ」と思わなくはなくても、もう9月も下旬です。本当の咲き出しがいつかは記録していなくても、過去二度の花の写真がそろって6月の下旬ということは、たぶんそのころ目に付き出すのでしょう。そこからもう3カ月、ルックスだけではなく体力的にもかなりのスタミナ系の木と見ました。
花を引き立てている緑の葉さえ、冬さなかまで枯れ残って笑いを誘ってくれます。花と葉がそれぞれにここまで役者の木、ちょっとお気に入りです。

過去のきょう 2017年 ダンコウバイ 2016年 シェフレラ・アルボリコラ・スターシャイン 2015年 ホオノキ 2014年 トレニア(ハナウリクサ) 2013年 イタビカズラ 2012年 ハブソウ 2011年 アレチヌスビトハギ 2010年 ノチドメ 2009年 アカネ 2008年 ツユクサ 2007年 カワラケツメイ 2006年 チヂミザサ 2005年 オトコヨウゾメ 2004年 ミヤギノハギ(ナツハギ)

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9月20日(木) ヤブニッケイ

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去年の初掲載と時期的には大差ないのに、実のいくつかが黒くなっていました。その黒々した実を眺めながら悲しくなるのは、去年地面に落ちていた(その実のおかげでこの木の存在に気づいた)実が黒かったのかまだ緑のままだったのか、まったくもって思い出せないことです。手にとってマジマジ見たであろうに…。
こういうのは記憶(保持)力の薄れなのか、それとも記憶入力段階(記銘力)になにか問題があったのか、考え込みます。このごろ、仕事の肝心なこともスッポリ思い出せないことがあって、多少の肌寒さを覚えることが出てきました。
いやいや、自虐的に落ち込むよりはこの木をヤブニッケイだと覚えていたことを喜ぶ方が前向きです。もし、この実を見て、葉を見て、枝を見て、図鑑と引き比べて「そうか、これはヤブニッケイというのか」などとやるようになったら、そのときこそが年貢の納めどきでしょう。そんな日は迎えたくありませんけれど。

過去のきょう 2017年 クサギ 2016年 クロモジ 2015年 シナアブラギリ 2014年 カラムシ 2013年 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2012年 オトコエシ 2011年 マコモ 2010年 キセワタ 2009年 マルバハッカ(アップルミント) 2008年 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2007年 ソテツ(雄株) 2006年 アシタバ 2005年 シロシキブ 2004年 フジバカマ

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9月18日(火) カラタチ

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カラタチというのはカラスアゲハの食草だったのだと知りました。そう言えばこの春、意外なほど早くに葉を失ったカラタチを見たのは、もしかしてこの蝶の幼虫のせいだったのかといまごろ気づくボンクラ頭です。
さらに腕はナマクラでくらくらしつつ、5年前の初の出会いよりは少しだけハッキリとカラスアゲハ(雄)の色合いをとらえました。相変わらずせわしいヤツで、止まっているときでさえ、微妙に動いているようです。
さていまにして思うのは、先年の場所にはカラタチはもちろん、コクサギなどミカン科の木はなかったことです。調べてみると、カラスアゲハは湿地で水を飲むのが好きらしいとわかりました。たしかにそんな場所とそんな動きでした。
今度水気のある場所とかミカン科の木の根もとに立ったときはじっくりと待ち、尾に赤い模様の入ったカラスアゲハの雌をぜひ写してみたいものです。

過去のきょう 2017年 オオイタビ 2016年 アワブキ 2015年 アワブキ 2014年 オジギソウ 2013年 シロバナヤマハギ 2012年 センニンソウ 2011年 オオバコ 2010年 キレハノブドウ 2009年 ボントクタデ 2008年 ノダケ 2007年 ヒトエスイフヨウ 2006年 タカサブロウ 2005年 ヒガンバナ 2004年 シキミ

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9月16日(日) シロモジ

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シロモジの実の謎が深まってしまいました。11月の10日過ぎには、黄葉はきれいだったものの実が一つもなくて、いつ、どんな具合に失われるものかを確認することが自分の課題になっていたのです。(花どきの様子はこちら
初夏、まだ実が小さいとコケシのように立っているものが、8月の末には青いスモモのようにお尻の割れ目を見せてうつむき始めていたのです。そのときは実の数はまだまだたくさんで、さあいったいこの先どう変わるか楽しみでした。
ところがこれ(↑)です。この半月、さしたる変化を見せないまま、数だけが著しく減っていました。青いまま落ちるとでも言うのでしょうか。あるいはこれでもう十分においしくて、鳥さんたちがパクパクやってしまうのでしょうか。
たった一つしか見つからなかったものを試食するのもはばかられるし、この木に近づいても逃げ出す鳥もいなかったし、いったい全体シロモジの実はいつどこへ行ってしまうのやら、けっこう難儀な課題を抱え込んでしまったようです。

過去のきょう 2017年 ヤマグワ 2016年 プルメリア 2015年 スネイルフラワー 2014年 シュウブンソウ 2013年 ミケリア(ミケリア・マウダイエ) 2012年 ママコノシリヌグイ 2011年 マルバアメリカアサガオ 2010年 ミズアオイ 2009年 カンレンボク 2008年 モミジガサ 2007年 アオツヅラフジ 2006年 サルスベリ 2005年 ヒネム 2004年 ツルボ

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9月14日(金) ミソナオシ

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見た感じはかなりクシャクシャーッとした花で、前回掲載のときはそこを解明する気などまったく起きなかったようです。いま、当時の写真を見ると、「全体をとらえている」というプラス評価の反面、「花の形がわからない」と酷評もできそうです。
そこで、撮影時期は前回とほぼ同じで、当然に様子も一緒のミソナオシをシゲシゲと見つめ直し、きれいに開いた花を一つだけようやく見つけました。おお、なんとも感動的にマメ科らしい姿です。いわゆる蝶形花です。
赤とか青とか、もう少し色味があればわかりやすいし撮りやすいのに…という不満は傍観者の勝手であって、ご本人は味噌直しに全力投球なのでしょう。

過去のきょう 2017年 ヤマブキ(一重) 2016年 ウスギコンロンカ 2015年 エビヅル 2014年 ツリガネニンジン 2013年 サルトリイバラ(サンキライ) 2012年 オオエノコログサ 2011年 アメリカアサガオ 2010年 トウテイラン 2009年 コヤブラン 2008年 フユイチゴ 2007年 ノアサガオ 2006年 ガマズミ 2005年 ニラ 2004年 ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)

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9月10日(月) トケイソウ

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冗談でしょ…と言いたい草木はいろいろあっても、トケイソウにかなうモノはなかなか見つかりません。なにせ、花でも十分に奇態なのに、実までこれですから。
トケイソウに言わせれば、「知らなかったアンタが間抜けなのよ」でしょうか。「仲間にはこれでイガイガに包まれたのもいるのよ」だそうです。
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地面に落ちていた実の中身を確かめてみました。両手の親指に力を込めたら、ポンと音を立てて割れました。オツユがドピュッとくるのを警戒していたので、完全に肩すかしです。なかにはオネバにくるまれたタネが数粒入っていました。
それを根もとにおいてみました。これは完全に木でしょう。自分で育てている人から、「最初は草です」と教えてもらってはいても、ここまでくれば立派に木です。もっとも、この「幹」に年輪があればの話で、もし自分で育ててここまで生長した「木」を切ってみる度胸はないので、きょうもまた「草または木」にしておきます。

過去のきょう 2017年 キレハノブドウ 2016年 イヌビワ 2015年 ギンコウボク 2014年 アキカラマツ 2013年 コクチナシ(ヒメクチナシ) 2012年 イワガネゼンマイ 2011年 カワラケツメイ 2010年 ヤナギタンポポ 2009年 メドハギ 2008年 ノシバ 2007年 ハネミギク 2006年 ヤハズソウ 2005年 イチイ 2004年 ヤマボウシ

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9月8日(土) オオバイヌツゲ

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どうにも半端な時期に出会ったもので、寒くなれば黒々として目立つ実なのに、まだ葉に紛れています…と書いておかないと、あとでこの写真を見直したとき、自分で実を見過ごしてしまいそうです。イヌツゲらしく、けっこうな数の稔りです。
ただ、イヌツゲにしては葉がふくよかです。イヌツゲの変種で、標準和名はオオバイヌツゲでも、別にマルバイヌツゲという呼び方もありました。自分だったらヒロハイヌツゲにしたのになぁというのは余計な付け足りです。
雌雄異株なので、雌株の所在はこうしてわかりました。花の時期にここで雌花を撮り、ほかの場所で雄花(雄株)を見つけ、その前にここで真っ黒クロスケを写しておけばオオバイヌツゲについては一応完結です。ことがそう簡単に運ばないことは百も承知の上で、計画だけはいつも簡単にできあがります。

過去のきょう 2017年 ツブラジイ 2016年 ドラセナ・レフレクサ 2015年 イチイ 2014年 ナンバンギセル 2013年 アメリカノウゼンカズラ(黄花) 2012年 ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ) 2011年 シラヤマギク 2010年 ゴジカ 2009年 キツリフネ 2008年 ミヤコグサ 2007年 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2006年 キカラスウリ 2005年 ナガホノシロワレモコウ 2004年 シュクシャ

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9月6日(木) ヒヨクヒバ(イトヒバ)

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5月に悩んだイトヒバ&ヒヨクヒバ問題にひと区切りつけます。複数の植物園で名標板に「ヒヨクヒバ」とあった木を眺めてみました。この間合いで見る限り、これがヒヨクヒバであってイトヒバではないことなどわかるはずがありません。
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なので、グッと近づいて葉を手にとってみました。いくら目を皿にしたところで、4カ月前の同趣旨の写真と区別することは自分には不可能です。
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ならば実は?と目を転じたところで結果は同じです。

そこで再度名標板に目をやると、そこにはChamaecyparis pisifera Endl. cv. Filiferaとありました。つまりサワラの園芸種ということです。そこでこの学名をYListであたると、標準和名はヒヨクヒバ、別名としてイトヒバとありました。なんのことはない、5月にこうしてちゃんと調べれば、四の五の悩む必要はなかったわけです。
ところがさらにヒヨクヒバをあたっていくと、C. pisifera Endl. var. filiferaというものも出てきて、前者は園芸品、こちらは変種ということになります。ただし、標準和名・ヒヨクヒバ、別名・イトヒバという呼び方は両者一緒です。
深い世界を勝手に括る失礼を許してもらうと、ヒヨクヒバないしイトヒバと呼んでいる木には変種と園芸種があるものの、どちらであってもヒヨクヒバという名前の方を優先すべきだということのようです。先の記事もタイトルは修正しておきます。

さてこれで自分的に一件落着かというと、いつものことながらまたも余計な問題を抱えてしまうのです。YListで「イトヒバ」を検索すると、Thuja orientalis L. 'Flagelliformisという木に行き当たるのです。和名がイトヒバ、別名はイトスギです。さらにこのThuja orientalisにはvar. pendulaとする種類も(和名・別名は園芸種に同じ)あり、なんとヒヨクヒバに変種と園芸種があるのと同じ構造なのです。
つまり、コノテガシワ(Thuja orientali)に近い種類にもイトヒバはあるので、ヒヨクヒバのことを別名で呼ぶのはかなり地雷を踏む行為に思えてきました。
さらに別名イトスギであるイトヒバをここに収録するというノルマもできました。さてイトスギとはいつ会えるものやら、そのときまで、ここに書き連ねた面倒な話を覚えていられるものか、混迷と自虐を綯い交ぜにした楽しい旅は続きます。

過去のきょう 2017年 コウゾ 2016年 ディジゴセカ(ディジゴセカ・エレガンティシマ) 2015年 エゾノコリンゴ 2014年 ヒヨドリバナ 2013年 ヒトツバハギ 2012年 オニバス 2011年 アマクリナム 2010年 ツノナス(フォックスフェイス) 2009年 イチヤクソウ 2008年 ヤマシャクヤク 2007年 ウワミズザクラ 2006年 ギンドロ 2005年 リコリス・オーレア 2004年 イタドリ

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9月4日(火) バラ(プリンセス・ドゥ・モナコ)

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これぞバラ、バラ中のバラという風情です。四季咲き性の大輪で、夏の暑さにもへこたれず凜として咲き誇ります。
プリンセス・ドゥ・モナコとは、モナコ王妃となったグレースケリーのことです。彼女が自動車事故で亡くなった1982年、このバラは発表されました。まるで美女がバラに転生したかのようなストーリーに、偶然とか不思議の凝縮を感じます。

過去のきょう 2017年 エノキ 2016年 キリ 2015年 マテバシイ 2014年 トクサ 2013年 ムベ 2012年 コンテリクラマゴケ 2011年 ヒャクニチソウ(矮性) 2010年 イチビ 2009年 オオリキュウバイ 2008年 アズマカモメヅル 2007年 クロホウシ 2006年 イトススキ 2005年 アメリカノウゼンカズラ 2004年 フサケイトウ

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9月2日(日) オオバゲッキツ

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大葉ではないふつうのゲッキツをまだ知らないし、そのゲッキツ(月橘)という名前も生硬に過ぎて親しみを持てません。つまり、このオオバゲッキツという代物は自分のなかでどうにもピンと来ないのに、たまたま写せました!という記録です。
ナンヨウザンショウ(南洋山椒)という別名は自生地と葉の感じを示しています。また、英名のカレーノキ(Curry tree)とか中国名の「調料九里香」がこの木(葉)の用途を示していて、インドあたりでは広く用いられる香辛料だと言います。
本来は見上げるほどに大きくなる木なのに、写真のものは鉢植えです。花はすでに終わっていて、ちょっとそそられる実がついていました。ただし、この実の種には毒があるのだそうで、名前とともにしっかり覚えておかなくてはなりません。

過去のきょう 2017年 アカマツ 2016年 カゴノキ 2015年 ウリハダカエデ 2014年 キツネノマゴ 2013年 ヤマボウシ 2012年 カナムグラ 2011年 ハナトラノオ(カクトラノオ) 2010年 シロネ 2009年 ツルガシワ 2008年 ミズカンナ 2007年 ヒメシロネ 2006年 イヌタデ 2005年 ハス 2004年 ピンクノウゼンカズラ

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