4月13日(土) ローズマリー・ホワイト(ホワイトローズマリー)

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ふつうのローズマリー(マンネンロウ)の白花種なので、香草としての性質は花が紫のものとなんら変わりません。白い花は枯れたあとが汚くて、花殻摘みが忙しいと嘆く潔癖症の人にとってはあまり存在意義がありません。
ただ、写真でもわかるように枝の立ち性が強くて、これは参考ページを見ても似た姿が認められます。したがって、鉢植えでも育てやすい利点はありそうです。
また、ふつう種と同じく生長が早く強健な性質なので、気楽に管理したい場所に紫と白の株を交互に植えて楽しむという使い道もありそうです。

過去のきょう 2023 クマヤナギ 2022 セイヨウニンジンボク 2021 ゲンゲ(レンゲソウ) 2020 ニンニク 2019 カワラタケまたはミダレアミタケ 2018 メギ 2017 ザイフリボク 2016 ミツバツツジ 2015 ニワザクラ 2014 レンプクソウ(ゴリンバナ) 2013 ミツバツツジ 2012 プリムラ・ジュリアン 2011 オウショウクン 2010 ニッコウネコノメ 2009 オオリキュウバイ 2008 タピアン 2007 ムラサキケマン 2006 スズメノテッポウ 2005 シロバナタンポポ

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4月11日(木) ヤマハクレン

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お、おぉ、おぉ、春夏秋冬、愛想もなく葉っぱだけと思っていたら、春には春らしく若葉が萌え出すのでした。しかもなかなかマッチョで魅力的な新葉です。
かなり高所の様子を撮ったので、細部がわかりにくい恨みは残ります。割れた冬芽の皮のなかには葉が複数枚仕込まれているように見えます。そして、手前にある側脈のない1枚は托葉でしょうか。軟らかそうな毛をまとっています。
いずれにせよ、この芽には残念ながら花は仕込まれていないようです。曲がりなりにも「三千年に一度」のものがパカパカ咲いては沽券に関わるのでしょう。いえいえ、そんな変なプライドは息苦しいだけですから、さあ、パカッといきましょうよ。

過去のきょう 2023 ウミネコ 2022 早咲きアジサイ(品種未詳) 2021 グラプトペタルム・パラグラエンセ 2020 ネギ 2019 コイワウチワ 2018 クロキ 2017 ウスガサネオオシマ 2016 クヌギ 2015 ジューンベリー 2014 ヒキノカサ 2013 ミカイドウ 2012 ヤブレガサ 2011 アオキ 2010 ヒメウズ 2009 タンチョウソウ(イワヤツデ) 2008 八重咲き水仙・エルリッチャー 2007 イカリソウ 2006 ゲンゲ(レンゲソウ) 2005 ハタザクラ

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4月9日(火) ゲッキツ(シルクジャスミン)

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艶めいた葉がそもそも美しいのに、香りも姿も清楚な純白の花が咲き、さらにこんなにかわいらしい実をつけるなんて、ゲッキツはじつに恵まれた木です。
さらにこの実は眺めてかわいいだけでなく、柑橘香がして、生でもおいしいのだと言います。たしかにミカン科なので頷ける話です。
さらに、なんと材は緻密で細工物に適し、樹皮や根からはおしろいを作ることができるそうで、これを八方美人と言わずしてどうしましょう。天は二物どころか五物でも六物でも与えるものだという現実をゲッキツに見てしまいました。

過去のきょう 2023 ホソグミ(ロシアンオリーブ) 2022 ヤナギバアカシア(アカシア・フロリブンダ) 2021 スズラン 2020 オオカワヂシャ 2019 トキワマガリバナ(イベリス・センパビレンス、トキワナズナ) 2018 ショウドシマレンギョウ 2017 ヤブデマリ、イヌシデ、ボケ 2016 イヌブナ 2015 マロニエ(セイヨウトチノキ) 2014 キジムシロ 2013 フウ 2012 スズメノヤリ 2011 ヒノキ 2010 イヌコリヤナギ 2009 ベニバナトキワマンサク 2008 ムラサキウンラン(ヒメキンギョソウ、リナリア) 2007 セイヨウジュウニヒトエ(アジュガ・レプタンス) 2006 チョウセンレンギョウ 2005 ドウダンツツジ

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4月7日(日) ニシキギ

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また戻ったうすら寒さに落胆はしながら、疎林のなかでニンマリです。ニシキギの錦は当然にあの紅葉のことを言うはずなのに、じつはこれも錦では…と。
その構造が大好きだった枝の翼なのに、寒に晒されて具合良く白化していました。そこに短枝の緑やら冬芽の赤やら、とてもカラフルです。
そして冬芽&短枝もコミカルで、まるでサーカスの綱渡りです。TVをつければ桜・桜・桜とうるさい日々、ニシキギの渋い錦で気持ちを浄化できました。

過去のきょう 2023 スルガダイニオイ(駿河台匂) 2022 スモモ 2021 プリムラ・ジュリアン・ピーチフロマージュ 2020 カラシナ(セイヨウカラシナ) 2019 リカステ 2018 アベマキ 2017 エゾニシキ 2016 ツクバネウツギ 2015 ロドレイア・ヘンリー 2014 センボンヤリ 2013 レンギョウ 2012 アオイスミレ 2011 ガマズミ 2010 アズマネザサ 2009 トキワイカリソウ(白花) 2008 ベニコブシ(ヒメシデコブシ) 2007 ノウルシ 2006 スモモ 2005 スギナ

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4月5日(金) キバナサラカ

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そうか、ムユウジュが咲き始めるころかと思ったら、違いました。これは同属(Saraca)のキバナサラカだそうで、うーん、ムユウジュも黄花なので脳内?だらけです。
ムユウジュがSaraca asoca(シノニム=S. indica)なのに対し、こちらの種小名はマレーシア北西部の地名を反映したthaipingensisです。同じように東南アジアが原産地でも、ムユウジュはインド寄り、こちらはそれより東南部が中心なのでしょう。
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そして、ほとんど同じに見える花色も、こちらはたしかに黄色みが強く、比べるとムユウジュは赤みを感じます。特に花芯の赤みが強くて広めです。
そして、もう少しわかりやすいのは葉幅でした。周縁部の波打ち具合とか葉質とかはほぼ一緒でも、キバナの葉幅がややゆったり(ふっくら)です。

過去のきょう 2023 チョウノスケソウ 2022 カシグルミ 2021 リプサリス(ネベスアルモンディーとバッキフェラ) 2020 ヒキノカサ 2019 パフィオペディルム・オリビア 2018 ザクロ 2017 ネコヤナギ 2016 アケボノツツジ 2015 ミシマザクラ 2014 オキナグサ 2013 デンドロビウム・ピンクドール・エレガンス 2012 ウバユリ 2011 ニワトコ 2010 ノウルシ 2009 シナミズキ 2008 ヤマモモ 2007 キランソウ 2006 ミケリア・マウダイエ 2005 レンギョウ

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4月3日(水) ニジカケバナ

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ヒマラヤの周辺国に自生するそうで、自分の乏しい知識からは「似たもの」さえ思い浮かべることができません。高いところからタオタオと細枝が垂れていて、その葉腋ごとに派手な朱色の花が咲いていました。
その枝の撓り具合を「虹」と言われれば否定ができません。花だけでなく葉色も微妙なグラデーションを見せていて、七色には遠くても、まあ肯んじておきましょう。
もちろん、日本ではどこにでもあるわけでなし、現地でもレッドリストメンバーです。ありがたいものを拝見できた幸運を喜んでおきましょう。

過去のきょう 2023 タイハク(太白) 2022 アメリカヅタ 2021 ビオラ(ラビット系) 2020 ヒメオドリコソウ 2019 ゴエッペルチア・ゼブリナ 2018 ヨウコウ 2017 ハナノキ 2016 コナラ 2015 ヨコハマヒザクラ 2014 ツワブキ 2013 ミヤマカタバミ 2012 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ) 2011 ミヤマウグイスカグラ 2010 ムスカリ 2009 イトザクラ(シダレザクラ) 2008 イトザクラ(シダレザクラ) 2007 スノーフレーク 2006 ムクゲアカシア 2005 ムスカリ

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4月1日(月) タイワンレンギョウ(デュランタ)

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紫と黄色、完全な補色関係です。紫色の花からはまるで想像がつかなかった見事な稔りです。己の無知を棚に上げて言えば、まるっきり意表を突かれました。
その悔しさがあって、どうしてこれがレンギョウなんだよ!という14年前の怒りが復活してしまいます。属どころか科レベルからまるっきり別物なのに、そして花にも共通性など全然なく、実もこれですから、かなり正当性のある義憤です。
ただ、怒っているだけでは埒が明かなくて、少し頭を冷やして眺めれば、ハハァ、葉がそっくりです。花や実じゃないよ、基本は葉だよ…いまごろ納得です。

過去のきょう 2023 センダイヤ(仙台屋) 2022 ケブカルイラソウ 2021 プリムラ・アンティークマリアージュ 2020 フデリンドウ 2019 ハルユキノシタ 2018 オオバヤシャブシ 2017 マダケ 2016 シロキンギョバツバキ 2015 アマギヨシノ 2014 ショウジョウバカマ 2013 レウイシア 2012 シャガ 2011 ヒイラギバツバキ 2010 クヌギ(雄花) 2009 イカリソウ 2008 アカシデ 2007 カテンソウ 2006 アブラチャン 2005 ユスラウメ

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3月30日(土) ツルタコノキ(フレイキネティア・ムルチフロラ)

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ほかの木を足場にして絡み上がり、奔放に蔓をのばしていました。その先には派手な色の花(じつは苞)がポコポコ咲いて、見応えのある景色です。
苞のなかには緑色をした3本の肉穂花序がありました。この先、もう少し丈がのびて色も淡くつくらしいので、再会が楽しみです。
学名の前半・フレイキネティアはツルアダン属のことで、そのツルアダンは幸いにも去年収録できています。そして後半のムルチフロラは多花性を意味していて、素直に頷けます。対して和名のタコノキは少し邪魔で、タコノキ科のなかの別属であることを無視されてます。なので少し無理しても学名優先で覚えてあげるつもりです。

過去のきょう 2023 ナシ 2022 カラテア・バケミアナ 2021 チューリップ・フミリス 2020 マキシラリア・サンデリアナ 2019 ボケ(金鵄殿) 2018 シダレヤナギ 2017 ドクウツギ 2016 アンズ 2015 ニワザクラ 2014 フリージア 2013 カミガヤツリ(パピルス) 2012 ヤエムグラ 2011 アジサイ 2010 モミジバスズカケノキ 2009 ミミガタテンナンショウ 2008 ヒサカキ 2007 ハナカイドウ 2006 ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリエ) 2005 ベニバナトキワマンサク

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3月28日(木) クロヤナギ

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ネコヤナギの突然変異種(品種)と考えられています。当然ながら、ネコヤナギと同じく雌雄異株のはずなのに、雄株しかありません。これから熊の爪のようなキャップが取れ、穂から花粉がこぼれ出したら、ちょっと哀れを誘います。
ただ、見かけはこのとおりインパクトがあるので、花材としてその筋では重宝されるようです。心得などなくても、この一枝を花瓶に挿したらお洒落でしょう。

過去のきょう 2023 パンヤノキ 2022 ミツガシワ 2021 セロリ(スープセロリ) 2020 カツラ 2019 ヒイロタケ 2018 マメザクラ 2017 シラハトツバキ 2016 ハコネウツギとニシキウツギ 2015 フユザンショウ 2014 アミメグサ(ベニアミメグサ) 2013 ミスミソウ(ユキワリソウ) 2012 ヒロハアマナ 2011 アケボノアセビ 2010 メタセコイア(雌花) 2009 オランダカイウ(カラー) 2008 ミズバショウ 2007 ヘビイチゴ 2006 ハナノキ 2005 モモ(ハナモモ)

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3月26日(火) ミヤマガマズミ

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この芽吹きにはつい「ニャー」という吹き出しを添えたくなります。この春はうまい具合にViburnum(ガマズミ属)の冬芽が割れ出すタイミングに遭遇しています。
オオデマリのそれはキャンデーの包装紙を開けたらグミが出てきたみたいだったし、ハクサンボクだとソフトクリームのコーンのなかに硬いクリームが入っている感じがしました。たった3種なのに、まさか猫まで登場とは驚きました。
となると、4番目・5番目はどんな仲間が出てくるか興味津々でも、春の困ったところは足の速さです。若いころは春がうれしくて毎日でも激写小僧に励んだのに、あのころはこういう渋さには目が向かず、花ばかり追っていた気がします。残念です。

<補注> ミヤマガマズミの花どき写真は酷いものだったので、今年はぜひあれをリカバリーするショットがほしいものです。

過去のきょう 2023 ヨシノツツジ 2022 ユーフォルビア・ウルフェニー 2021 オオバキスミレとナエバキスミレ 2020 キリシマミズキ 2019 ヒメドクサ 2018 マルバマンサク 2017 ダンコウバイ 2016 マンサク 2015 ツノハシバミ 2014 ヒマラヤユキノシタ 2013 フラサバソウ 2012 シュンラン 2011 ハッカクレン 2010 ハチジョウキブシ(雌花) 2009 フッキソウ 2008 キュウリグサ 2007 ダイコン 2006 シンビジウム 2005 チューリップ

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