2月18日(火) ホシソケイ(ハゴロモジャスミン)

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花どきになると全体ブワッと真っ白になってしまって、その蔓や葉を意識することがありませんでした。空を目指して、蔓は元気いっぱいです。その蔓に対生につく葉は奇数の羽状複葉で、縁が波打っていて賑やかです。 200218hagoromo2
そして、蕾がもうこんなにスタンバっています。開花時に比べればまだサイズが一回り二回り小さくて、これからググッと充実するのでしょう。
その花茎は分岐するごとに三つ叉に何度も分かれてのびています。株を花で埋め尽くすしかけがこれなのでしょう。その節ごとに受け皿があるのに気づきました。これはたぶん托葉と呼ぶべきパーツでも、その役目がよくわかりません。生長すれば落ちてしまうらしいので、きっと大切な分岐点を保護しているのでしょう。

過去のきょう 2019 デンドロビウム・ファレノプシス(デンファレ)  2018 アベマキ 2017 イヌガラシ 2016 ヒメヒオウギズイセン(クロコスミア、モントブレチア) 2015 ウンリュウヤナギ 2014 カラスムギ 2013 フクジュソウ 2012 シラカンバ 2011 ニワウルシ(シンジュ) 2010 ゴレンシ 2009 アスクレピアス(トウワタ) 2008 ハンノキ 2007 カンヒザクラ 2006 タネツケバナ 2005 ウメ

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2月16日(日) シダレヤナギ

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どう転んだってタカサゴユリが咲こうとする季節じゃないよね…と、きのうの記事をサポートする気分です。シダレヤナギの芽がほどけるにはあとひと月、温(ぬる)い・温いとは思いながらも、ふつうの草木はやっぱり冬モードです。
そんなシダレヤナギを写していて、幹の立派さに驚きました。樹皮の割れ目が深くて印影に富むし、それが剥離がちな様子も風情があります。その剥ける皮が「人」の字型に割れていることに初めて気づきました。
いくら太くても、質が柔くて粗いので建築材などには向かず、ヤナギ類はせいぜいマッチの軸くらいがはまり役とは哀れです。おっと、棺桶にも使いますか。入れてもらったときには、じっくりとその手触りを楽しむことにしましょう。

過去のきょう 2019 カラテア・ゼブリナ・フミリオ  2018 オウゴンチク 2017 クロコダイルファーン 2016 コスモス 2015 ウメ(黒雲) 2014 センボンヤリ 2013 ラムズイヤー(ワタチョロギ) 2012 キリ 2011 カワヅザクラ 2010 パフィオペディルム・サンデリアヌム 2009 カカオ 2008 ベンジャミン 2007 サルココッカ 2006 ワルナスビ 2005 ヒメオドリコソウ

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2月14日(金) オタフクナンテン

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オタフクナンテンの別名にゴシキナンテンがある(よりメジャーな別名はオカメナンテン)ことを思い出したのはおとといでした。
それでちょっと困ったのは、過去掲載では「オタフクナンテンは真っ赤をもって善しとする」という強い固定観念にとらわれていて、二枚の写真がどちらもただただ赤い葉を狙ってしかいなかったことです。葉の形から来たオカメはともかく、五色を呈することもあるという証明は、ぜひここに掲げておかねばなりません。
探せばすぐに見つかりました。というより、偏狭な心にはこれが「見目悪いひと株」に見えていたのでしょう。心を開いて見入ってみました。
まず深紅、そしてそれより淡くて濃橙とでも称すべき葉があります。一方、まだ緑の葉、あるいは黄色に変わったものも目立ち、その中間色(黄緑)も認められます。OK、これだけで五色はセーフだし、それらが入り混じる葉もカウントすれば、この別名は決して法螺ではありませんでした。やれやれ、安心しました。

過去のきょう 2019 ヒトスジグサ(アグラオネマ・コスタツム)  2018 シナミズキ 2017 イワニガナ(ジシバリ) 2016 ヤクチ 2015 コクテンギ 2014 バンダ(洋ラン) 2013 オモト 2012 カラマツ 2011 ノカンゾウ 2010 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2009 リョウメンシダ 2008 コバノカモメヅル 2007 ナギイカダ 2006 アテツマンサク 2005 ヘンヨウボク(クロトンノキ)

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2月12日(水) ナンテン

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もしかしてニシキナンテンという種類があるのではないか、かなり真面目に調べてみました。結果、ナンテン属(Nandina)にはオタフクシロミという収録済みのもののほかに、フジナンテンとかウルミナンテンという実の色違いタイプ、あるいは折り鶴ナンテンやトワイライトという葉のパターン違いものの存在を知りました。
ただ、どうやらニシキナンテンなどという種類はなく(注)て、したがってこの木はふつうのナンテンで間違いないとわかりました。
ずいぶんな苦労をさせてもらったほどに、1本の木がこれだけカラフルなナンテンには初めて出会いました。これまで、「紅葉する株・しない株」の存在をしつこく取り上げてきた(2010年・2012年・2014年)努力はあっさり覆されました。
こんな足払いをうれしく思うのがマゾの道、もとい、草木好きの道なのでしょう。

<補注> ナンテンの種類調べにはニシキならぬゴシキナンテンという名前が出てくるものの、これはオタフクナンテンの別名です。

過去のきょう 2019 アアソウカイ  2018 イワガラミ 2017 アマゾンリリー 2016 ウメガサソウ 2015 桜の冬芽4種 2014 キクラミネウス水仙・Teteatete 2013 ムラサキオモト 2012 ヤマコウバシ 2011 モンステラ(ホウライショウ)  レッド・ジンジャー 2009 アブラチャン 2008 オーブリエチア 2007 アリドオシ 2006 ミドリハコベ 2005 ミツマタ

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2月10日(月) ベンジャミン

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室内の観葉植物としてポピュラーなベンジャミンが、じつはこんなに巨大に育つものだったとは、不覚にもまったく考えが及びませんでした。
不覚と言えばそれだけではなく、ベンジャミンの和名はシダレガジュマルでした。そんなに枝垂れる感じはしないので、別名のシロガジュマルの方がわかりやすいなぁとか考えながら、いずれにしても、これはガジュマルのお友達なのでした。
なので、この大きな木にもあの隠頭花序が盛大にポコポコ・ポコポコついていないか眺め回したものの、これも不覚に終わりました。きょうから、はた衛門はこの木(Ficus benjamina)のことをフカクノキと呼ばなくてはいけません。

過去のきょう 2019 ネオベンサミア・グラシリス  2018 ダイオウマツ 2017 ヒメオドリコソウ 2016 ウラジロチチコグサ 2015 ベンガルボダイジュ 2014 球根ベゴニア(ハンギングタイプ) 2013 ミズバショウ 2012 イヌツゲ 2011 ナガバノモウセンゴケ 2010 カトレア 2009 ムサシアブミ 2008 ハマボッス 2007 ナワシログミ 2006う ウメ(紅梅) 2005 ジャノメエリカ

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2月8日(土) ソテツ

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冬の陽だまりでこの様子を見ることができて、ソテツの実(胚珠)の「一生」がつながりました。朱色の卵をここに載せてからすでに13年、ソテツのゆったりした生長にも負けないほどに辿々(たどたど)しいはた衛門の成長です。
ものの順序から言えば、夏、雌花が開くところがスタートでしょう。当初はこの雌花(雌株)がわかりにくくて、ずいぶんと探し回ったのがいい思い出です。
その雌花(心皮)の隙間から、まだ若くて黄緑色の胚珠が顔を覗かせるのも、夏のうちのことでした。そこから一気に年を越してしまうのはやや端折り過ぎながら、一枚の心皮の付け根に複数個の胚珠が育っているのが見えます。わかったようでわからなかった「裸子植物」の意味も、この写真で少しだけ理解が進みました。
その胚珠は、この時期、まだ腎形をしていると知ったのもうれしいことです。これからこのクビレがとれて膨らみ、「怪鳥の卵」がコロコロと並ぶしかけでした。

過去のきょう 2019 アガベ(吉祥冠)  2018 ウメ(緋梅) 2017 アグラオネマ 2016 デンドロキルム・ウェンツェリー(洋ラン) 2015 ウチワヤシ 2014 プリムラ・オブコニカ 2013 タカサゴユリ 2012 ナツハゼ 2011 トチノキ 2010 サンタンカ 2009 モミジバフウ 2008 シシガシラ 2007 キャラボク 2006 ナツミカン 2005 オオイヌノフグリ

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2月6日(木) ウメ(道知辺)

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梅園みたいなところにはたいがい植えられている品種で、早咲きなもので目立つせいか、自分も名前は知っていました。ただ、見かけはパンチがないし、教養深そうにヒネった字面も好きになれなくて、収録は見送る毎年でした。
ところがビックリで、近所のニュータウンでこれを見つけました。馬子にも衣装ならぬウメにも環境で、あり得ない場所で見ると、なかなかきれいです。漢字遣いのことだって、きのう自分で一発やらかしたあとですから、類友気分です。
花びらの一枚一枚がお椀のように深く窪んで、一重であっても量感があります。ごくごくフツーのピンクだって、蕾や萼との色相差で奥行きを感じます。
先年見つけたホルトノキもそうだったように、この大きなマンション群には思いがけない草木が加えられることがあり、楽しみな徘徊先の一つです。

過去のきょう 2019 カラテア・マコヤナ  2018 ハヤザキマンサク(ハマメリス・ベルナリス) 2017 ハルジオン 2016 アオノリュウゼツラン 2015 サンシュユ 2014 ハボタン(名古屋縮緬系) 2013 アシタバ 2012 ハルサザンカ 2011 ジュズダマ 2010 アイグロマツ 2009 ヒメシノ(コクマザサ) 2008 シュロ(ワジュロ) 2007 ヤバイ 2006 アリドオシ 2005 サンシュユ

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2月4日(火) ジューンベリー

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おー、けっこう違うじゃありませんか。ザイフリボクの冬芽の美しさに惚れてから10日が経ってはしまったものの、芽燐のほどけ具合はジューンベリーの方が明らかに遅れていました。開きかけの枝はまだまだ少数派です。
撮影場所はこちらが10km少々北ではあっても、どちらもまったくの平地で、環境にそれほどの差はないはずです。たった1本ずつの比較ながら、花のときの似たもの同士がこの時期にはやや違った姿を見せることがわかり、ひと安心です。
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芽燐の開き具合だけでなく、その色の違いもかなりありました。パッと見た印象では、ザイフリボク=赤に対し、ジューンベリー=褐色です。それがわかるよう、ザイフリボク(上)とジューンベリー(下)を並べておきましょう。
ただ、わずかに開いたザイフリボクの芽燐のなかにはしっかりと毛が詰まっているようで、違っているのに同じ、同じなのに違う…悩ましい存在です。

過去のきょう 2019 ヘミグラフィス・アルテルナタ  2018 サクラバラ 2017 オオオナモミ 2016 ノビル 2015 アコウ 2014 クサソテツ 2013 キソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア) 2012 クチナシ 2011 マンサク 2010 チュウテンカク(沖天閣:ユーフォルビア・インゲンス) 2009 ヒメノキシノブ 2008 ニシキマンサク 2007 ハカタシダ 2006 コウヤボウキ 2005 オウバイ

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2月2日(日) テーダマツ

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どう剪定したところで、日本の松のように渋く収まってくれそうにありません。奔放と言えばカッコ良くても、だらしないと言ってしまえばそれまでです。
いやいや、異国のモノを勝手に植えておいてけなすのは悪趣味です。松枯れに強く、生育が早くて大きくなるので、ゴルフ場などには好適のようです。
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アメリカ東南部をお里にする松は、ダイオウマツリギダマツに次いでこれが3種目の収録です。これらはふつうの松と違って、なぜか葉がみな3本です。所変われば品変わる…などという陳腐な言い回しがヤケに説得力を持ってきます。

過去のきょう 2019 ジゴペタルム・マリーアン  2018 カランコエ・ベハレンシス(センニョノマイ) 2017 トキワツユクサ 2016 ラショウモンカズラ 2015 ガビサンハンショウヅル 2014 モミジアオイ 2013 ミヤコザサ 2012 ウメ(八重寒紅) 2011 ヒョウタンウツボカズラ 2010 リンボク 2009 タチシノブ 2008 ニホンスイセン 2007 イトラン 2006 ムラサキシキブ 2005 ヒナギク(デージー)

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1月31日(金) グリーンドラム

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五百円玉よりも二回りほどは大きくて分厚くて、なんともかんとも珍奇な姿です。多肉植物であることはわかっても、それが丈夫な蔓で長くのびて(蔓性低木)撓っていて、憚りながら、この世界もまた深くて広いものです。
グリーンドラムで十分なのに、わざわざ「緑の太鼓」と呼ぶ、くどい人々もいらっしゃるようで、これははた衛門的には却下としておきます。
ただ、ドラムでも太鼓でもおおむね打面は上向き(盛岡さんさのような打ち方もあるにはあっても)であり、そんななかではこれは法華の太鼓を思わせます。蔓からのびる柄があの太鼓の持ち手に見えて、ドンツクドンドンと聞こえそうです。

過去のきょう 2019 フィロデンドロン・シルバーメタル 2018 クロウメモドキ 2017 メマツヨイグサ 2016 パイナップル 2015 ヒイラギナンテン 2014 シネラリア(サイネリア、フキザクラ) 2013 アロカシア(クワズイモ) 2012 モクセンナ  2011 ウメ 2010 ベニヒモノキ 2009 ネズミサシ 2008 サネカズラ 2007 ヤマアイ 2006 ヤダケ 2005 シナマンサク

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