5月25日(木) キウイフルーツ

170525kiwifruit_f雌雄異株のくせに、この雌花はほぼ両性具有のように見えます。ところが、この賑やかな雄シベは役立たずなのだそうで、男としてはホッと胸をなで下ろします。
170525kiwifruit_mで、しっかり働いてほしい「男」の姿がこちらです。ふてぶてしいほど(あ、いや、たくましいの間違いです)重厚な雌花の姿に比べると、まるで梅が返り咲いたような、淡泊というか、儚いというか、おい大丈夫か!と励ましたくなります。
たぶん、その儚さを補填するためでしょうが、これから咲く蕾もわんさかついていて、これならお勤めもしっかり果たせることでしょう。

<補注> 実をつけた姿は2年前に掲載しました。

過去のきょう 2016 アジサイ(エンドレスサマー)  2015 ウリハダカエデ(雌株)  2014 クマザサ  2013 シキザキアカシア  2012 アスパラガス  2011 エビネ  2010 ミツバウツギ  2009 ヒトリシズカ  2008 キハダ  2007 オオムラサキツユクサ  2006 ムラサキツユクサ  2005 センダン  2004 ウツギ

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5月23日(火) ハンノウツツジとコアジサイ

170523hannoututuji思いがけずアトムに会えたのは喜びでも、この日の本題はペケでした。「ハンノウツツジを、本場の天覧山で、天覧山(お酒)を飲みつつ眺める」というお題だったのに、なんじゃこりゃ! いろんな資料には「5~6月が花どき」とあるのに!
標高は200mに満たないとは言えけっこうな傾斜を、しかも300mlとは言え酒瓶を携えて登ったと言うに、こんなに報われないこともあるのでした。だったら頂上で飲んだくれてやるかと思えば、高尾山並みとは言わないけれど、あとからあとから狭い山頂に人が引きも切らず、とても一献傾ける風情ではありませんでした。
170523koajisaiというわけで、目論見が儚く破れた下りの道で、目を洗われました。捨てる神あれば拾う神ありです。にしても、もうコアジサイ? 山道で? やっぱり今年の春は俊足駆け抜け型のようで、散っていたハンノウツツジに罪はないようでした。

過去のきょう 2016 ハリグワ  2015 ハンショウヅル  2014 キンポウゲとウマノアシガタ(キンポウゲ)  2013 ツリガネカズラ  2012 スズメノエンドウ  2011 コウシンバラ  2010 シュロ(ワジュロ)  2009 キングサリ  2008 ユキザサ  2007 コマツヨイグサ  2006 ジャガイモ  2005 カラー  2004 トキワツユクサ

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5月21日(日) コヤスノキ

170521koyasunoki国内では山陽地方のごく一部地域にしか自生しないというレアな木です。それを植えて育てていてくれるところも少ないので、とても幸運な出会いでした。
この木の解説は、Wikiほか詳しいページにお任せするとして、自分的にハハーンと来たことがあります。この特徴的に長い花柄がへその緒に見えたのです。子安、安産、へその緒、とても良いつながりに思えて、またもや「はた衛門珍説」です。
その異様な花柄からすると意外なことではあっても、あのトベラと同属(トベラ科トベラ属)なのでした。たしかに、秋にパックリ割れる実の色・形、そしてベタつき具合はまさしくトベラのそれで、夏が来る前から秋風が待ち遠しくなります。

過去のきょう 2016 コウゾ  2015 ツルウメモドキ(雄株)  2014 チガヤ  2013 ニガキ(雄花)  2012 ノミノツヅリ  2011 オニタビラコ  2010 ケシ  2009 バッコヤナギ  2008 ザイフリボク  2007 クスノキ  2006 カスミソウ  2005 ユウゲショウ  2004 クレマチス

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5月19日(金) エルサレムセージ

170519jerusalemsage観察が足らんなぁという反省は毎度のことで、特にそう書くのも蛇足とは思っても、このブログが草・木・草・木の順番で、きょうは木のはずが草じゃん!と、たぶんあとから自分で焦るはずなので、その予防に…ああ、長い言い訳だこと。
写すときは草だと思っているもので、いかにも草らしい構図です。もっと根元に目をやれば、木質化した部分が見えたのでしょうに(常緑低木だそうで、涙)。
エルサレムとは名付けられていても、とくにあそこだけに生息するわけではなく、あの辺一帯がテリトリーのようです。また、セージとは言ってもいわゆるセージとは別属(シソ科フロミス属)です。なんだか、紹介がつっけんどんです(笑)。
ただ、シワシワの葉がけっこうチャーミーだし、真っ黄色の花は乾いてもこのままだそうで、ちょっと面白い草だこと、あ、木だこと、ああ面倒なヤツ!

過去のきょう 2016 チャボハシドイ  2015 ツクバネウツギ  2014 アリウム・オストロスキアヌム(アリウム・オレオフィルム)  2013 ツガ  2012 コウゾリナ  2011 カキツバタ  2010 ヒメグルミ  2009 ヒメツルニチニチソウ  2008 ヤマシャクヤク  2007 ツボサンゴ  2006 フランスギク  2005 チョウジソウ  2004 タチアオイ

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5月17日(水) サンザシ

170517sanzasi真っ赤に熟すには爽やかな酸味があって、とても美味です。その元になる花は、いかにもバラ科のいう風情で、純白の輝きを見せていました。
雄シベの葯が熟すと濃く色づくようで、そうなるとうるさいので、そこがまだ白いうちの方が見頃に感じます。ただ、それは順々に変化することであり、一面の純白を望むのは手前勝手な話です。
むしろ、この時期のサンザシの見どころは葉でしょう。魚の尾びれを思わせる三角形はなかなか風変わりで、散りゆく花よりもゆっくり楽しむことができます。

過去のきょう 2016 シマガマズミ  2015 シナミザクラ(カラミザクラ)とオオカンザクラ  2014 ギョウジャニンニク  2013 サルナシ  2012 ヤエムグラ  2011 トウバナ  2010 コゴメウツギ  2009 オオバナノエンレイソウ  2008 チゴユリ  2007 ユキノシタ  2006 ヘラオオバコ  2005 メキシコマンネングサ  2004 タイサンボク

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5月15日(月) ウメ(緑萼、リョクガクバイ)

170515lryokugaku花木というのは仕方がないもので、花が終わればみんな下を素通りです。かく言う爺さんも、花どきに比べると素早い足取りでここをパスするつもりでした。
ところが、ギョギョ!です。梅に実がついたことを驚くつもりはなくても、この木は「あの」緑萼梅なのです。緑萼梅は分類的には野梅系青軸性で、つまりは花梅のはず、南高や豊後のような実梅とは一線を画すと思っていたのです。
ところが、調べてみるとこの木に限らず、緑萼には実がつき、しっかりと食用になり、しかも熟しても緑のままなので、その色合いが珍重されるらしいのです。
じゃあ、わざわざ花梅・実梅と区別することはないじゃないか!と怒るのは素人の勝手というもので、緑萼梅はさぞやニンマリとしていることでしょう。

過去のきょう 2016 マメイヌツゲ  2015 ミツデカエデ(雌株)  2014 キクムグラ  2013 ガクウツギ  2012 ヒルザキツキミソウ(モモイロヒルザキツキミソウ)  2011 タチシオデ  2010 ヒメウツギ  2009 カッコソウ  2008 カマツカ  2007 キツネアザミ  2006 カラスビシャク  2005 ナツユキソウ  2004 エゴノキ

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5月13日(土) シナユリノキ(とユリノキ)

170513sinayurinoki1どうにも「とりあえず」だったシナユリノキの花を、「これでもか」ととらえました。まずは全体の様子です。葉に紛れてわかりにくいと嘆いたふつうのユリノキから、さらにオレンジ斑が欠けています。10mもの上空にこれを見つけるのは至難です。
170513sinayurinoki2花びら6枚の外側に3枚の柔らかな萼があって、これはふつうのユリノキと同じつくりです。ただ、最初の出会いで感じたカップの浅さはけっこう当たっていました。
170513yurinokiちなみに同じ日に撮った「ふつう」です。はっきりしたオレンジ斑、カップのたっぷりした深さ、柔らかく垂れた3枚の萼が確認できます。もっとも、花より大切なのは葉先の短さで、「シナ」がTシャツ型なのに対し、「ふつう」は半纏型であることがよくわかります。

過去のきょう 2016 ウンシュウミカン  2015 セイヨウトチノキ  2014 マツバトウダイ(ユーフォルビア・キパリッシアス)  2013 ムレスズメ  2012 カイジンドウ  2011 キンラン  2010 ミツデカエデ  2009 スイバ  2008 アマドコロ  2007 サワフタギ  2006 ミヤコワスレ  2005 オダマキ  2004 ソラマメ

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5月11日(木) レモン

170511lemon実がなるのだから花がつくのは道理です。なにも驚くことではないのに、少しドギマギしました。だって、レモンの花が真っ白なのは柑橘類だからいいとして、蕾がピンクだなんて予想外でした。てっきり実と同じ黄色をイメージしていました。
惜しかったのは、この木に実が残っていなかったことです。それこそ、キンカンとか夏みかんとか、柑橘類はそれほど珍しくなく、実と花が同居します。
170511lemon_hレモンもそれが可能らしいことは、このボトルの絵が証明しています。数日前、たまたま某カフェでまったりしたとき、レジ横で見つけました。レモンの花の蜜なんて、もしかして酸っぱいかと思ったらさにあらず、すっきり爽やか、いいお味です。

過去のきょう 2016 テウチグルミ  2015 タラヨウ(雌株)  2014 ニガナ  2013 サンショウ  2012 クサソテツ  2011 カマヤマショウブ  2010 ハナイバナ  2009 ネコノメソウ  2008 クマガイソウ  2007 ナニワイバラ  2006 セリバヒエンソウ  2005 ポポー  2004 スイカズラ

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5月9日(火) ドクウツギ

170509dokuutugi日本三大毒草の一つだそうで、好んで取り上げているとその筋から要注意人物とされてしまいそうです。とりあえず今のところは恨みに思う人もいなければ、まだまだあちらの世界に行きたくもなくて、ただの面白半分で眺めています。
初夏に美しい実を見たのがお付き合いの始まりで、そのときからこの花の撮影は課題でした。途中、葉芽かなと思う早春の姿を交え、ようやく目標達成です。
170509dokuutugi_f雌雄がこれだけはっきりわかるので、怖いわりには本当に性格が素直です。そして、気になるのはやはり雌花です。すでに子房が丸みを帯びています。5本のピロピロ雌シベがかわいくて、毒気のないこの姿と実態のギャップに痺れます。

過去のきょう 2016 シャクナゲ  2015 ハンカチノキ  2014 ヤナギトラノオ  2013 ボタン  2012 ヤエムグラ  2011 スイバ  2010 オニグルミ  2009 コリアンダー(コエンドロ)  2008 クレマチス・モンタナ  2007 シナアブラギリ  2006 イチゴ(優香)  2005 オオデマリ  2004 ミズキ

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5月7日(日) シロヤシオ(ゴヨウツツジ)

170507siroyasio1さてこの写真の主役は?と言うと、中央を飛び抜けるビロードツリアブでもなく、つれなく背中を見せた花でもないのです。この写真、ちょっと蓮池を思わせます。枝先で葉が5枚輪生する特徴的な姿から、この木はゴヨウツツジと(も)呼ばれます。
170507siroyasio2しかして本名(標準和名)はシロヤシオで、その白い花を斜め前からパシャリ。この木が多い丹沢とか那須の山地なら、花の盛りはまだこれからでしょうに、志木の辺りの平地では、その美貌に早くも陰りが出始めていました。
さて自分で割り切れないでいるのはその本名です。ムラサキヤシオツツジを取り上げたとき、すでに予告編のように「ヤシオ」に噛みつきました。こうして当の純白の花を前にすると、「汐(塩)」も「染」もどうにもそぐわないのです。
染めて染めて染め上げた白…、名付けた人にはそう見えたのでしょう。

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