9月22日(水) オオケタデ

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画面右上に入れた水面がいかにも説明的で、この場所が川の岸辺であることを示そうとしています。志木を流れる柳瀬川では、6年前にもハルシャギクが河川敷を占拠する事件があって、今年はそれがオオケタデになりました。
過去、この場所にこれほどのオオケタデを見ることはなく、ふつうならいまごろのここはアレチウリの天下でした。そんな例年の絶対覇者が今年はまったく影をひそめ、ピンクの穂が秋風に揺れる景色に取って代わられました。
こんな劇的変化の原因はハルシャギクのときと同じで、春に河川敷の表土を1mほども削ったことだと思います。どうせ工事するなら川底まで豪快に掘ればいいのに…とヤキモキして見ていたあの工事、もしかしてこのピンクの波を作り出すためだったとしたら、なかなか粋な計らいをしてくださるものです。\(^^ ;)

過去のきょう 2020 テンジクスゲ 2019 カイトウメン 2018 カイコウズ(アメリカデイゴ) 2017 ダンコウバイ 2016 シェフレラ・アルボリコラ・スターシャイン 2015 ホオノキ 2014 トレニア(ハナウリクサ) 2013 イタビカズラ 2012 ハブソウ 2011 アレチヌスビトハギ 2010 ノチドメ 2009 アカネ 2008 ツユクサ 2007 カワラケツメイ 2006 チヂミザサ 2005 オトコヨウゾメ 2004 ミヤギノハギ

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9月20日(月) キョウガノコ

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落差がねえ、と呟きながら撮りました。華やかでありつつ木陰でひっそりと咲くあの優美な花の末路は、ゴミかと疑うような姿でした。
いや、別においしそうな果実がぶら下がることなど期待はしなくても、花に似合ったかわいらしい膨らみなどできてもよさそうでがっかりでした。
小さな痩果をつけることがあっても稀だと言います。それを探してみようとは全然思わないのはこの葉の大きさのせいで、もし種をいただくことができても、この大型の葉を繁らせる場所に苦労するのは明らかです。
野山でしとやかに花を引き立てているときは趣があっても、いざ自宅にお招きしたらとんでもなく場所ふさぎになってしまうごっつい美人さんです。

過去のきょう 2020 ヒャクニチソウ 2019 ツノゴマ 2018 ヤブニッケイ 2017 クサギ 2016 クロモジ 2015 オオアブラギリ(シナアブラギリ) 2014 カラムシ 2013 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2012 オトコエシ 2011 マコモ 2010 キセワタ 2009 マルバハッカ(アップルミント) 2008 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2007 ソテツ(雄株) 2006 アシタバ 2005 シロミノコムラサキ 2004 フジバカマ

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9月18日(土) イヌキクイモ

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キクイモとイヌキクイモ、区別はしないという考えの人も多いなかで、しぶとく分けたいと願い、今回は花を裏から撮ってみました。お、総苞片が3段になっていて、もしかしてこれって見分けポイント…と喜んだら、これは両者同じだそうです。
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がっかりして表側から見つめ直したら、ここにも区別なんてしない人がいました。いやいや、もしかして蜜の味が違うかもと考えたりしても、自分の鈍感な舌ではそれを立証するのは無理で、やっぱり区別は花びらの枚数頼りです。
ただ、これも今年はこんなグレーゾーン(イヌの上限=12枚、キクの下限=10枚、写真のものはその中間の11枚)の花が目立ち、からかわれている気分です。だったらきょうのタイトルはなぜイヌ?と言うと、やっぱりお芋が貧弱だったからです。
時期的にまだ早すぎることは十分承知でも、芋の形そのものがキクイモのゴロンとした体型には絶対育ちそうもないのです。あとは状況証拠として、いまやキクイモは作物として育てられることが多く、野原にいたこれはイヌとしておきます。

過去のきょう 2020 チョロギ 2019 ヒガンバナ 2018 カラタチ 2017 イタビカズラ 2016 アワブキ 2015 アワブキ 2014 オジギソウ 2013 シロバナヤマハギ 2012 センニンソウ 2011 オオバコ 2010 キレハノブドウ 2009 ボントクタデ 2008 ノダケ 2007 ヒトエスイフヨウ 2006 タカサブロウ 2005 ヒガンバナ 2004 シキミ

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9月16日(木) オオカナダモ

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隣町の掘り割りでオオカナダモが大繁殖して花盛りでした。道路から水面までは3~4mもあって、肉眼で眺める分には点在する花が賑やかです。
ただ、カメラでとらえようとすると、引けば白いゴミにしか見えなくて、しかし寄ってもこれでいっぱいという悔しい状況です。ブログ初年度、自宅のメダカ池のオオカナダモを載せたことがあり、あれよりは少しいいかと再掲載です。
あのあと、自分はオオカナダモに飽きてゴミ袋にお引き取りいただいたのに、そうではなくてここにポイと捨てる人がいたのでしょう。この疎水はすぐに新河岸川(一級河川)に合流します。撮影させてもらって言うのも憚(はばか)りながら、ちょっとやそっとで駆除できる量ではなくて、この後の成り行きが心配です。

<補注> オオカナダモはトチカガミ科オオカナダモ属(Egeria)なので、トチカガミと同じく花びらが3枚です。また、同属のエゲリア・ナヤスは4年前に収録してあります。

過去のきょう 2020 クロバナタシロイモ 2019 クズ 2018 シロモジ 2017 ヤマグワ 2016 インドソケイ 2015 スネイルフラワー 2014 シュウブンソウ 2013 ミケリア・マウダイエ 2012 ママコノシリヌグイ 2011 マルバアメリカアサガオ 2010 ミズアオイ 2009 カンレンボク 2008 モミジガサ 2007 アオツヅラフジ 2006 サルスベリ 2005 ベニゴウカン(ヒネム) 2004 ツルボ

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9月14日(火) オオボウシバナ

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こうしか写しようがないのかねぇと自分で苦笑いです。群がって咲いてくれればいいのに、今回も1個だけの開花を見つけて、つい証明写真になりました。
それでも面白いと思うことはあって、前回の撮影は8月19日の10時47分、今回は9月9日の12時10分です。つまり20日もあとに、1時間半も遅く撮ったのです。それなのに今回の方が花びらの鮮度がやや勝っています。
1時間半の遅れ(当然に萎れやすい)よりも20日の時間経過の方がオオボウシバナの鮮度には効果が高い…涼しくっていいわぁ!ということなのでしょう。
そう言えば今年はヤケにヒガンバナの出足が早くて、おととし、ヒガンバナの開花には地温の影響が大きいことを見つけているので、このグズグズ天気は秋の景観まで変えてしまったわけです。その先にあるものが心配です。

過去のきょう 2020 ウツボカズラ(ネペンテス) 2019 ユウガギク 2018 ミソナオシ 2017 ヤマブキ(一重) 2016 ウスギコンロンカ 2015 エビヅル 2014 ツリガネニンジン 2013 サルトリイバラ(サンキライ) 2012 アキノエノコログサ 2011 アメリカアサガオ 2010 トウテイラン 2009 コヤブラン 2008 フユイチゴ 2007 ノアサガオ 2006 ガマズミ 2005 ニラ 2004 ハナゾノツクバネウツギ

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9月12日(日) ネコノシタ

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久しぶりにネコノシタを見つけました。前回は図鑑説明をなぞるように葉や茎にも配慮した撮影で我慢したので、今回は素直に花だけに迫ってみました。
ふふ、疎らな花びら(舌状花)がゆるくて笑えます。味噌っ歯嬢ちゃんにも似た、ほっこりした様子で、オグルマのような緊密さとは対局です。
ふーん、ネコノシタは5数性なのか、と思い、念のため前回写真にも目をやって、あれれ?になりました。あっちは6枚と7枚です。え、どれが正解??
どれでもいいのだそうです。牧野博士なんて、「舌状花は短くて広く数は少ない」なんてオトボケです。さすが猫だもの、勝手です。頭が下がります。

<補注> きょうはウチの愛猫ミューの29回忌でした。

過去のきょう 2020 アイ 2019 ナベナ 2018 ハクウンボク 2017 ヌルデ 2016 アンジェラ(つるバラ) 2015 ミソナオシ 2014 ハンゲショウ 2013 モクレイシ 2012 カナムグラ 2011 ハナウコン(クルクマ・ペティオラータ) 2010 タコノアシ 2009 シュウカイドウ 2008 マルバルコウ 2007 キツリフネ 2006 ツユクサ 2005 ハギ 2004 ヒガンバナ

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9月10日(金) セイヨウムラサキ

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あーぁ、いまごろあのホンモノくんもこうして実をつけているのかなぁ…と懐かしみながらセイヨウくんの実で我慢しました。実を撮るだけのために片道80kmを走る気力は出なくて、というより、開花期以外は展示してくれないのです。
だったら野山を探せばという簡単なものでないのは百も承知なので、安直に接写できるセイヨウムラサキに迫ってみました。陶磁器のような実がもうほぼできあがり状態で、これから葉が落ちると実だけが枝に残ります。
資料画像によれば、ホンモノくんの実もこんな感じではあるようです。セイヨウくんには失礼ながら、これで秩父まで出かけた気持ちになっておきましょう。

過去のきょう 2020 トキホコリ 2019 テンニンソウ 2018 トケイソウ 2017 キレハノブドウ 2016 イヌビワ 2015 ギンコウボク 2014 アキカラマツ 2013 コクチナシ(ヒメクチナシ) 2012 イワガネゼンマイ 2011 カワラケツメイ 2010 ヤナギタンポポ 2009 メドハギ 2008 ノシバ 2007 ハネミギク 2006 ヤハズソウ 2005 イチイ 2004 ヤマボウシ

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9月8日(水) フウセンカズラ

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自分で育てないといかん!と思いながらの一枚です。日除けカーテン代わりに育てるケースがほとんどで、それはつまり窓辺を覆っているのであり、それを写すということは他人さまのお宅の内部を盗撮しようという形に見えてしまいます。
どうしたって及び腰&逃げ腰になってしまい、花の細部に迫ることができません。同じように、窓辺に手をさしのべて実をいただき、そのなかの種を写すなんてことも無理な話で、いまだに種の猿面模様を撮ることもできないでいます。
などなど弁解を重ねても話が先へ進まなくて、ああ、思うさま花に迫り、これでもかと実を剥きまくりたいのぉ…と今年もまた反省です。

過去のきょう 2020 ジャコウソウ 2019 オオヒナノウスツボ 2018 オオバイヌツゲ 2017 ツブラジイ 2016 ドラセナ・レフレクサ 2015 イチイ 2014 ナンバンギセル 2013 アメリカノウゼンカズラ(黄花) 2012 ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ) 2011 シラヤマギク 2010 ゴジカ 2009 キツリフネ 2008 ミヤコグサ 2007 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2006 キカラスウリ 2005 ナガボノワレモコウ 2004 シュクシャ

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9月6日(月) ナンバンギセル

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もう何度も登場しているし、大群生も見たことだし、この程度の集合状態ではまたまたナンバンギセルを取り上げる理由にはなりません。今回の注目点は、写真右下部分にかたまっている「結実したらしい」花たちです。
種を稔らせた状態は、以前、真冬に見ていて、これで、そこと開花状態をつなぐことができました。寄生植物とは言え、ごくふつうに花を咲かせて実を結ぶわけで、それだったら別に他人に頼らず自立しろよ!と言いたくなります。
いやいや、なにかと手を取り合って生きるのは麗しいことかなぁ。そう言えば昔はお隣同士で醤油を借りたり電話を貸したりしてたなぁ。いやいやいや、あれは互恵状態だったわけで、やっぱりナンバンギセル、反省しなさいよ。

過去のきょう 2020 クマガイソウ 2019 レックスベゴニア・シーサーペント 2018 ヒヨクヒバ(イトヒバ) 2017 コウゾ 2016 ディジゴセカ(アラリア) 2015 エゾノコリンゴ 2014 ヒヨドリバナ 2013 ヒトツバハギ 2012 オニバス 2011 アマクリナム 2010 ツノナス(フォックスフェイス) 2009 イチヤクソウ 2008 ヤマシャクヤク 2007 ウワミズザクラ 2006 ギンドロ 2005 リコリス・オーレア 2004 イタドリ

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9月4日(土) シオガマギク

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浜できれいなものは塩竃、葉まできれいだからシオガマ、粋な言葉遊びです。
しかし、そんな粋についていけなくて、「ここ、海辺じゃなくて山の上だし、シオガマギクじゃないのかも…」と迷った爺さんはじつに無粋でした。
たしかに、リズミカルな重鋸歯がきれいです。白くて太い主脈が印象的です。その葉に嫉妬したように捩れて咲く花もじつに情緒的です。塩気など届きもしない高地で出会ったシオガマギクに一発でノックアウトされました。
かつてはゴマノハグサ科とされていたのに、APGだとハマウツボ科であるのもシオガマギクの拗(ねじ)くれたところです。科の代表であるハマウツボ(未収録)は名前どおりに海辺に生え、ヤセウツボによく似た寄生植物です。
そう言えばシオガマギクも半寄生ではあるそうで、そうと知っていれば近くの植生も調べたものを、山を下りてから知ったところであとの祭りです。

過去のきょう 2020 ノササゲ 2019 ムシトリスミレ 2018 バラ(プリンセス・ドゥ・モナコ) 2017 エノキ 2016 キリ 2015 マテバシイ 2014 トクサ 2013 ムベ 2012 コンテリクラマゴケ 2011 ヒャクニチソウ(矮性) 2010 イチビ 2009 オオリキュウバイ 2008 アズマカモメヅル 2007 クロホウシ 2006 イトススキ 2005 アメリカノウゼンカズラ 2004 フサケイトウ

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