10月18日(金) ドラゴンフルーツ

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あ、ドラゴンフルーツだ。和名はヒモサボテンね。で、現地名はピタヤ…と、オツムの調子がとてもいいときが「たまには」あるわけです。
そして、このときは目の調子までとてもよろしくて、この実の皮が一枚であることに気づきました。前に見たのはこれよりもう少し若い段階の実で、赤い皮に鱗状の尖りがあったもので、てっきり百合根のように皮が重なっていると思っていました。
ところがその尖りは鱗ではなく、実全体を包む皮のところどころをつまんで引き延ばした状態なのでした。まるで飴細工のようです。
これにはいったいどういう意味があるのでしょう。子房だと思っているこの膨らみは、もしかしたら萼(のなかで子房が発達)なのでしょうか。これはやはり花を見て、それが実になる過程を追わないことには、どうにもピタヤッと収まりません。

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10月16日(水) イヌショウマ

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「番茶も出花」のイヌショウマです。粗末な茶という意味の「番茶」と、例の見捨てられた冠である「イヌ」が妙にシンクロします。
…と書いて、「出花」でいいか、ちょっと気になりました。意味的には「出端」ではあるまいかと心配したのです。大丈夫でした。「鬼も十八番茶も出花」、番茶だけでなく、お茶の淹れたては「出花」でした。たぶん元々は「端」でも、茶を尊ぶという日本人的な感性から「花」をあてるようになったものでしょう。
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その「イヌ」さんもあっという間に妙齢のお嬢さまになるわけです。パーッと行きましょう、パーッと。お色気ムンムンでございます。
おっと、今度は「妙齢」が気になりました。きょうは言葉に引っかかる日のようです。ほうほう、「妙」は「若い」意味であって、幾つくらいと特定はしないようです。
ふーん、じゃあ気が若いから自分も「妙齢」でいいのかぁと厚かましく考えたら、「特に女性にいう」そうで、あーらま、残念でした。

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10月14日(月) タイアザミ

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ソローリ・ソロリ…タイアザミの茎葉に擬態していたボクは、ようやく訪れた獲物を見つけ、抜き足・差し足で待機場所から歩を進めたのです。
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あと一歩のところまで近づき、さあ手をのばそうとした瞬間、ナミアゲハのヤツはヒラリと飛び上がってしまいました。よくあることです。ボクだって失敗ばかりしているわけではなく、きっちりとオオスズメバチを捕まえたこともあるのです。
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それなのに、ボクを撮っていたジジイは声を上げて笑いやがったのです。さらに、そのボクに接写レンズを向けて「バッカだなあ、お前」と呟いたのです。
許せません。同情するべき他人の失敗をあざ笑うなんて、あいつは人間の屑です。七代かけて呪ってやるから、覚悟しやがれ~。

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10月12日(土) ヤブラン

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コクサギの実(きのうの記事)なら、いくらふんだんに稔ったところで枝が撓むなんてことはありません。しかしヤブランがこれだけ豊かに結実すると、話は違います。とてものこと、茎はその重さを支えきれずに倒れてしまいました。
それだけなら、このあとで脱落する実があったり、残った実も枯れ上がったりしてくれると、茎は再起する可能性がありました。ところが自然はなかなか甘くなくて、なにかの蔓がこの穂を抑え込むようにのびてしまったのです。
これでこの穂が高さを稼げる目はなくなってしまいました。あ、ワタシがあれをはずしてあげれば良かった?というのは、いま、部屋のなかで思うことで、そんなお節介心など浮かぶ余地もないほど、野良歩きは楽しかった…としておきましょう。

<ヤブランの実:この前後の様子>9月末(花から実へ) ☆ 11月中旬(緑から黒へ) ☆ 2月末(漆黒の枯れ上がり)

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10月10日(木) ホソバタデ

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細葉というくらいで、タデのなかでも異様な細さの葉です。そのわりに柄部分はガッシリと太めなので、初めは無柄かと思いました。
その細長い葉がヘラヘラとたゆたう上に茎もヘナヘナと心許なく、草姿全体がまるでゴミ屑のようで、これはこれで大きな特徴です。わりとたくさんついている蕾が開いても花びらはなく、4つか5つに割れる萼のなかにシベがあるだけです。
「ヤナギタデの変種で、葉に辛みがあるので、ヤナギタデと同じく蓼酢などに用いられる」と、たいがいの図鑑にはあって、「ふふ、ヤナギタデ、新潟の畔道で見たもんね」と古い記憶が甦りました。ところが、自分の索引にはそれがありません。
そう言えば、たしかにその記憶には撮影の動作が伴いません。昔のことでガラケーさえなく、不用意の遭遇では画像記録ができなかったようです。
というわけで、このブログにはよくあることとは言いながら、またもや「裏(変種)から入る」という人聞きの悪い話になってしまいました。

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10月8日(火) ハスノハカズラ

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南紀でたまたま見て以来、赤く色づいたものどころか、青い段階の実にさえ会えていません。あのあと、花は見つけているだけに寂しいことです。
今回も、大きな群生に出会い、どうじゃ、どうじゃ?と探しまくったのに、結果は残念賞でした。花を撮ったとき、雌花らしきものには今ひとつ自信が持てなかったのが心に引っかかります。あるいは地域的に関東ではダメなのでしょうか。
そんなわけで気持ちはモヤモヤながらも、光を透かした葉はスッキリきれいです。ただ、実が見つからない遺恨からか、素直に「蓮の葉」には見えません。
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実物比較をしてみるか…と「本物」も陽にかざしてみました。柄の付け根のズレ具合は文句なしにそっくりです。ただ、葉脈がだいぶ違います。初めて正体がわかったときは、「じつに見たままの名前」だと言ったくせに、今度は難癖です。

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10月6日(日) イポメア・トリカラー、ほか

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前に取り上げたテラスブロンズが渋系イポメアの極みだとすれば、こちらは派手系イポメアの一番手だろうという思惑で撮影しました。名前(Tricolor)どおり、ピンク・白(淡黄)・緑が混じる葉は、遠くからでも目を惹きます。そして、近づいて見ると茎の色も生長段階によってそれぞれで、なかなか芸達者なヤツだと感心します。
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ただ、なにを派手と見るかは人それぞれだろうと思い直し、こんなイポメアにもレンズを向けてみました。これは例の「テラスシリーズ」の一角を成すテラスライムです。
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そしてこうなれば「テラスシリーズ」の残り一つもここに載せたくなります。テラスメープル、色も形も垢抜けています。一足早く紅葉を見るようなもので、モミジの木の下をこれで敷き詰めたら、ずいぶんと奇抜な錦秋を楽しめそうです。

<補注> 「テラスシリーズ」三品はサントリーフラワーズの商品なのに対し、トリカラーは素性(開発者)がわかりません。

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10月4日(金) ステルンベルギア

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あ、ステルンベルギアだ!と、この覚えにくい名前がスルッと出てきたのはうれしいことでした。13年前の今ごろ掲載したきりだったし、その間、植えてくれるところはまったく増えないので、記憶が消滅もしくは減耗している恐れが十分でした。
すぐに忘れるだろうとあきらめがちの名前が案外に頭に残るという現象は、昔からソラヌム・ラントネッティーとかオステオスペルマムで体験済みです。意味を理解しなければ覚えられないだろうというのは自分の勝手な思い込みで、ものの名前はリズムや語呂や弾み(?)でしっかり記憶に組み込まれることがあるようです。
ただ、この写真には反省しきりです。まず絞りを開放(F2.8)のままで撮ってしまったことです。ボケ味が好きなのでいつもそう設定していて、このときも特に考えることなくパシャパシャとやってしまいました。そのせいで、ヒガンバナ科の証明である苞でくるまれた蕾(花より奥側)がボケてしまいました。
さらに、苞にくるまれているなら、そのなかに花は複数あるはずなのに、それを確認しようとはまったく考えつきませんでした。ここに載せるに当たって写真をつらつら眺めていて、アーァと自分に腹を立てているわけです。
さて、これらの課題を解決するために、すぐまたこの場所に出向くべきか、あるいは球根を入手して、来年以降に手元で思うさま撮りまくるか、やや苦しい二択です。

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10月2日(水) サワギキョウ

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その花じゃなくて、もっと前、右側の花びらにしがみついて、背中をシベにこすりつけるんだよ…なんて指導がクマンバチに通じるわけはなくて、あっと言う間に飛び去ってしまいました。右の翅が千切れているのに、元気なものです。
サワギキョウまでがクマバチ媒花かどうかは不明でも、マルハナバチとは仲良しらしいので、大型の蜂が花粉媒介をするのは事実のようです。そんな彼らの行動の成果が写真の左下に連なって見えています。
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ちょっとだけクチナシの実を思わせる、魅力的な形です。萼の下側が膨らむから、サワギキョウは下位子房タイプ、というのはこのごろの新知識です。

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9月30日(月) ミヤマダイモンジソウ

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この花が「大」の字に見えたなんて、よっぽど手習いが下手くそだったんだろうよ、と罰当たりなことを考えました。考えた本人は、筆跡などめったに評価されることもない時代に生きているから気楽なものです。
500~600mとは言え、一応は高みのある場所で撮ったので、「深山」の名前には噛みつかないでおきます。この「深山」という冠は、だいたいが少しオーバーな表現のことが多いので、自分的にやや不感症になっているところもあります。
困ったのは「深山」ではない大文字草の画像を持ち合わせないことです。母が育てていたこともあるし、そこらの野草展示会で鉢物を見ることもあるのに、いつもせせら笑うようにレンズを向けないできました。なんの根拠もない高慢ちきの気がこういうドジにつながるわけで、お棺に入る前には直しておきたい性格です。

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