9月23日(日) コリウス(ジゼル)

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ジゼルと言ったら白のイメージなのに、その名をつけられたコリウスはこんなちょっと気色悪い(でも美しい)葉色でした。血管のような葉脈は死者につながるのか、作出してネーミングした人の思考回路に全然ついていけません。
ただ、きれいはきれいで、つい逆光遊びをしてしまいました。そして、その逆光を逃れた葉が幾枚か見えているので、本来の葉色がわかるのがミソです。
しかし、たまたま公園の花壇で名札がついていたから助かったものの、いったいコリウスにはどれだけの品種があるものやら…。そのそれぞれが生育過程で微妙に色味を変えるので、名前を覚えて正解するなんて、夢のまた夢です。

過去のきょう 2017年 ツルフジバカマ 2016年 エゴマ 2015年 タカサゴユリ 2014年 タムシバ 2013年 オオベンケイソウ 2012年 サネブトナツメ 2011年 アカメガシワ 2010年 オオバチドメ 2009年 ヤブマメ 2008年 アゼナ 2007年 シナアブラギリ 2006年 コナギ 2005年 ヤブツルアズキ 2004年 ナナカマド

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9月21日(金) ヘビウリ

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ヘチマキュウリが近縁ではあるまいかと考えてしまう実です。まっすぐに育つと1mは超えるものが、つむじを曲げるとこうしてのたくってくれて、不用意にこれに出会うとヒヤッとします。いや、心の準備があったとしても、こりゃたまりません。
ところが、素性としてはヘチマやキュウリは無関係で、カラスウリの仲間(ウリ科カラスウリ属)であることは花の写真のときに触れました。あのとき、実の写真が撮れなくて、じつはかなりくやしかったのに、案外早めにリカバリーできました。
キカラスウリ(同科同属)のとき、実のワタを試食していて、このヘビウリはもう少しまともに食材として使えるようです。もっとも、これが八百屋に並ぶことは考えにくく、「ヘビ料理」は育てた人だけが楽しめる「秘密の味」のようです。

過去のきょう 2017年 スズメウリ 2016年 プロステケア・コクレアタ・アルブム 2015年 イワガネソウ 2014年 ヒノキアスナロ 2013年 ツルリンドウ 2012年 ヤマグルマ 2011年 カラスザンショウ 2010年 ハダカホオズキ 2009年 ケツユクサ 2008年 ミズタマソウ 2007年 ミズタマソウ 2006年 ヤマハギ 2005年 オトコエシ 2004年 ナツメ

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9月19日(水) コヤブラン

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一面の○○というのをウリにした公園はいくつかあっても、その○○はネモフィラだったりコスモスだったり、さすがに見目のいい花畑ではあるわけです。
そこへいくと、まさかコヤブランで家族連れを呼び込もうというところはないはずで、あんな広大なスペースに比べればごくささやかながら、これはもしかして日本最大のコヤブランの群落ではあるまいかと心躍ってしまいました。
ただ、気になるのはコヤブランの実です。ふつうのヤブランの場合、花よりも黒曜石のような実が目立つのに、コヤブランのそれを見た記憶がないのです。もしかして結実しないとか、あるいは緑や茶色で終わってしまうとか、不幸な結末を心配しながらも、また北風が吹き始めたらここに来てみることにしました。

過去のきょう 2017年 ヤブツルアズキ 2016年 ハエジゴク(ハエトリグサ、ハエトリソウ) 2015年 カンガレイ 2014年 マキエハギ 2013年 シシオクマワラビ 2012年 テウチグルミ 2011年 サンシュユ 2010年 アオハダ 2009年 フジマメ 2008年 カラスウリ 2007年 カゼクサ 2006年 ミズキンバイ 2005年 シロバナマンジュシャゲ 2004年 ツリフネソウ

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9月17日(月) センナリヒョウタン

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あとは収穫するだけ、つまり花や葉はもうすっかり終わった状態です。あの恐ろしかった夏が懐かしく思えるほど、いい風が吹くようになりました。
千成瓢箪というのはふつうのヒョウタン(Lagenaria siceraria)の変種(var. microcarpa)です。ブログを始めた14年前に育てたのはその「ふつう」の方で、小さなプランターだったにもかかわらず、実は20cm近くになりました。
あれに比べると、千成は寸詰まりです。長さがせいぜい6~7cmで、その代わり「数で勝負」とばかりにたくさんぶら下がります。これが景気よく見えるので縁起物とされ、太閤さんが金色に塗って馬印にしたというわけです。
つまりはその時代からこの変種は存在したわけです。いったい、最初に「縮んだ」のはいつごろのことで、その変化がどうやって固定したものでしょう。それを考えると、戦国時代のロマンとはまた一風異なった夢を見ることができます。

過去のきょう 2017年 ユウガギク 2016年 トキリマメ 2015年 マウンテンミント 2014年 キハギ 2013年 ベニシダ 2012年 ヒトエスイフヨウ 2011年 キミガヨラン 2010年 トウゴマ 2009年 トウガン 2008年 コバノカモメヅル 2007年 ハシカグサ 2006年 コウヤマキ 2005年 ヌルデ 2004年 ワレモコウ

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9月15日(土) オオバナイトタヌキモ

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おととし、ムジナモにお熱をあげた副産物としてタヌキモを取り上げました。その記事に「タヌキモ科タヌキモ属は種が多く」と書いたことをいまあらためて調べ直し、その多さが「200種以上」と知って、完全降参、戦意喪失です。
ただし、前回掲載のものは「なに」タヌキモかさっぱり不明だったのに、今回は名札付きのものだったおかげで、ようやく200分の1ほどが明らかになりました。このオオバナイトタヌキモは埼大・金子教授の講座で知った名前です。同教授はイヌタヌキモの名前もあげていらしたので、せめてそのあたりまでは収録して、タヌキモ掲載率を100分の1まで高めたいというのがはた衛門のこのごろの願望です。
さて、もし100分の1になったら、これを氷山の一角と言ってよいのかダメなのか考えました。水面上に現れる氷は物理学的に計算すると全体の10分の1なのだそうで、トホホ、我が願望はこんな決まり文句も使えない低レベルのものでした。

過去のきょう 2017年 コカモメヅル 2016年 シマツナソ(モロヘイヤ) 2015年 センニチコウ 2014年 ミツバウツギ 2013年 ヒメガマ 2012年 イイギリ 2011年 エノキ 2010年 マルバチシャノキ 2009年 ソクズ 2008年 ヤマジノホトトギス 2007年 コボタンヅル 2006年 トキリマメ 2005年 ホワイトベルベット 2004年 タラノキ

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9月13日(木) クルマバナ

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このブログを始めた当初にイヌゴマをクルマバナと勘違い(後日タイトル修正)したまま、13年も経っていました。たぶんそのころは「早くクルマバナを載せよう」と思っていたはずで、それがいつの間にか「どこかでリベンジ掲載はしただろう」にすり替わったらしく、ここしばらくはクルマバナを撮ろうという気が失せていました。
それなのに、花もずいぶん終息期に来て、ちょっと気に入った画像が撮れました。これは載せておきたいと過去掲載を調べたら、ありません。うーん、自分ではあまり思い込みのない性格だと思っていたのに、これは危ない兆候です。
「ジョハリの窓」で言えば「盲点の窓」というヤツで、たまに家族から「こうだ」と言われる自分にはとても反発を感じます。クルマバナを煎じて飲んだら、もう少し素直になって「解放の窓」が大きくなる…ことはないだろうなぁと開き直りです。

過去のきょう 2017年 アカソ 2016年 スパティフィラム 2015年 シロバナシナガワハギ(コゴメハギ) 2014年 キササゲ 2013年 ナンバンギセル 2012年 ナツユキカズラ 2011年 オウゴンニシキ(オウゴンカズラ) 2010年 キバナキョウチクトウ 2009年 マルバタマノカンザシ 2008年 ノシラン 2007年 オオブタクサ 2006年 キツネノマゴ 2005年 ウラハグサ(フウチソウ) 2004年 フジ

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9月11日(火) ゴマノハグサ

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幸運というのはたまにはやってくるもので、一度は見失ったゴマノハグサの「その後」をとらえることができました。自分的にかなりのレアものだったこの草をようやく見つけたのが去年の7月初めでした。それからは定期的にそこを訪れたというのに、すぐに見失ってしまったのです。今年もダメで、ちょっとあきらめ気味でした。
それが、まったく別の場所で思いがけない再会です。盛夏を越して、花穂はびっしりの稔りを迎えていました。実の頭に雌シベがくず糸のように残っています。花の写真からは想像しにくいほどの実の数なので、かなり連続的に開花したようです。
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驚いたのは紅葉の早さです。今年のクソ暑さのせいが多少はあるにしても、周囲はまだまだ緑なので、ずいぶん気の早い質であることはたしかのようです。こんなに目立つ色合いのものを見失った恥ずかしさに、わが頬まで赤く染まりました。

過去のきょう 2017年 コバノカモメヅル 2016年 ダイサギソウ 2015年 メリケンムグラ 2014年 ナナコバナ 2013年 ミズタマソウ 2012年 ウラジロガシ 2011年 カジカエデ(オニモミジ) 2010年 カラムシ 2009年 シオン 2008年 ドイツトウヒ 2007年 ムシカリ 2006年 イボクサ 2005年 ダールベルグデージー 2004年 ニラ

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9月10日(月) トケイソウ

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冗談でしょ…と言いたい草木はいろいろあっても、トケイソウにかなうモノはなかなか見つかりません。なにせ、花でも十分に奇態なのに、実までこれですから。
トケイソウに言わせれば、「知らなかったアンタが間抜けなのよ」でしょうか。「仲間にはこれでイガイガに包まれたのもいるのよ」だそうです。
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地面に落ちていた実の中身を確かめてみました。両手の親指に力を込めたら、ポンと音を立てて割れました。オツユがドピュッとくるのを警戒していたので、完全に肩すかしです。なかにはオネバにくるまれたタネが数粒入っていました。
それを根もとにおいてみました。これは完全に木でしょう。自分で育てている人から、「最初は草です」と教えてもらってはいても、ここまでくれば立派に木です。もっとも、この「幹」に年輪があればの話で、もし自分で育ててここまで生長した「木」を切ってみる度胸はないので、きょうもまた「草または木」にしておきます。

過去のきょう 2017年 キレハノブドウ 2016年 イヌビワ 2015年 ギンコウボク 2014年 アキカラマツ 2013年 コクチナシ(ヒメクチナシ) 2012年 イワガネゼンマイ 2011年 カワラケツメイ 2010年 ヤナギタンポポ 2009年 メドハギ 2008年 ノシバ 2007年 ハネミギク 2006年 ヤハズソウ 2005年 イチイ 2004年 ヤマボウシ

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9月9日(日) タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット)

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暖簾をしまいかけたお店にあわてて駆け込んだ気持ちです。花がほとんど散り去って、緑の花床が饅頭のようです。一応は花壇なのに、ほかの草に押され、まじめな話、きょうあすにでも苗の入れ替え作業がありそうな様子です。
そこで有終の美を見せているのは白い苞葉です…と偉そうに言うのはあとづけの知識で、6月・7月に花を愛でているときは、こんなパーツに気づきませんでした。そんな過去写真を見返すと、たしかに満開どきから苞葉はちゃんと存在しています。
面白いのは、花が深紅の場合、朱色の場合、ピンクの場合とそれぞれに、苞葉も微妙に花色を写した色合いに見えることです。ということは、今回見つけたここには、自分的にはベルガモットと呼びたい白いタイマツバナが咲いていたはずで、そうわかってみると散り残りの花びらはたしかに白なのでした。

過去のきょう 2017年 ナス 2016年 ネコノシタ 2015年 ノコギリソウとセイヨウノコギリソウ 2014年 アキニレ 2013年 ミドリヒメワラビ 2012年 ゴンズイ 2011年 イヌザクラ 2010年 サジガンクビソウ 2009年 シュロソウ 2008年 ガンクビソウ 2007年 キレンゲショウマ 2006年 カラスウリ 2005年 マメアサガオ 2004年 マーガレットコスモス

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9月7日(金) コスツス・ルカヌシアヌス

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記憶の襞をコショコショとくすぐる葉のつくりでした。ショウガを思わせるおおらかな葉が螺旋状につき、背丈ほどにものび上がっています。
たぶんあれと同じ…と思い出したのは先月載せたコモスス・ベイケリです。花はまるで違う感じでも、それに惑わされずに仲間と判断できたのはうれしいことでした。根元には「コスツス・ルカヌシアヌス」という名札がありました。
それでさらにうれしかったのは、コモスス・ベイケリが正確にはCostus comosus var. bakeriであり、コスツス属であることを覚えていたことです。たかだか3週間ちょっと前の記事内容とその植物の印象を覚えていたことに舞い上がるのもどうかとは思いつつ、このごろとみに怪しさを増す記憶回路に少しだけ自信を取り戻しました。

過去のきょう 2017年 ツユクサ(白) 2016年 スギモリケイトウ 2015年 アッケシソウ 2014年 ミズメ 2013年 エビネ 2012年 コマツナギ 2011年 ウワミズザクラ 2010年 ヒシ 2009年 ヤマナシ 2008年 ハグロソウ 2007年 サラシナショウマ 2006年 コブナグサ 2005年 ウコン 2004年 ママコノシリヌグイ

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