3月27日(月) ツクシチャルメルソウ

170327tukusityarumerusou去年、東北某県の山で偶然にコチャルメルソウを見つけたとき、次の標的を「コ」なしのチャルメルソウと決めたのに、ことは思惑どおりには進みません。
今回眼前に現れたのは、筑紫の名を冠にいただくチャルメルくんでした。チャルメル仲間は、世界の半分ほどの11種が日本に生息するそうで、しかもそれらは日本固有種と言います。敷島の国・瑞穂の国はチャルメルの国でもありました。
それらチャルメル仲間のうち、全国区なのは先に見つけた「コ」だけで、あとは「コ」なしのチャルメルソウを含め、かなり局地的に生息するようです。今回、栽培品を撮影できたツクシ以外にも、地名を冠した種類が多く、めでたく全11種をここに収録できるのは、確実に来世のことになるはずです。

過去のきょう 2016 オオムギ(六条大麦) 2015 アマナとヒロハノアマナ 2014 タカトオコヒガン 2013 ジャボチカバ(キブドウ) 2012 モクレイシ 2011 ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリエ) 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ヤブサンザシ 2008 キブシ 2007 ミツマタ 2006 ザゼンソウ 2005 ヒュウガミズキ

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3月25日(土) ヒメウズ

170325himeuzuかつては貴重品だと思っていたものが、ドバッと目前に現れるのは、ありがたいことである反面、もの悲しさも伴います。一輪だけ写して喜々としていたころが笑えてしまうほどに大きなヒメウズの群生を見て、なんだよぉ…などと独り言です。
後ろも前も、右も左も、みんなヒメウズで、ヒメウズの大特売会状態です。草木の撮影に魚眼レンズの必要性を感じたことなどなかったのに、これは新しい貯金を始める動機が一つできてしまいました。
かつて、さかしらげにヒメウズの種のこぼれ方に難癖をつけたことに赤面です。たとえパラパラと数粒落とすだけでも、それが営々と続けばものすごい数を播くことになるし、元々多年草なのだから、大特売会などお茶の子さいさいなのでした。

過去のきょう 2016 キクバオウレン 2015 マツバラン 2014 ウグイスカグラ 2013 オトコヨウゾメ 2012 カワヅザクラ 2011 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2010 ハオルシア・オブツーサ(雫石) 2009 カランコエ・ラクシフロラ 2008 ハナノキ(雄花) 2007 ナツグミ 2006 シュンラン 2005 フッキソウ

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3月22日(水) サボテン(マミラリア・ラウイ・ダシアカンサ)

170322mammillaria_laui_dasyacanthaうわ、もうマツバギク!と焦ります。ただし、緑の葉ではなく白い毛に埋もれているので、よほどの慌て者でないと、正体がサボテンだとは気づきますが…。
それにしても豪華な(一つひとつは1cmに満たない小型の花でも)眺めです。また、色がまさしくあのマツバギク色です。
小さな蕾が、まだまだたくさんついていて、これらが全部一斉にほころんだ様子を見てみたいものです。しかし、サボテン類は一日花が多いはずなので、そんな素敵なシーンは夢で見ておくことにしましょう。

過去のきょう 2016 シロモジ 2015 アマメシバ 2014 ローダンセマム・アフリカンアイズ 2013 セツブンソウ 2012 ヤマアイ(雄花) 2011 アカシデ 2010 パンノキ 2009 ヤドリギ 2008 ミニアイリス 2007 タアツァイ 2006 コノテガシワ 2005 ダンコウバイ

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3月20日(月) ハッカクレン

170320hakkakurenグッ・グググという音が聞こえそうな芽吹きの姿です。開ききれば50cmにもなる葉ですから、地中から噴き出るやいなや、エネルギー全開です。
そして、元気さでは葉に一歩もひけをとらない花蕾です。咲くまでにはまだ50日もあるというのに、はち切れそうに気合い十分です。
もう一つ面白いのは、去年の茎や葉の残骸が朽ちずに存在することです。冬の間、何度も強風に晒されたことでしょうに、驚くほどのスタミナです。調べてみたら全草有毒の危険物だそうで、恐るべしハッカクレンです。

過去のきょう 2016 アブラチャン 2015 アカシデ 2014 熱帯スイレン 2013 バイモ 2012 フキ(ふきのとう) 2011 コノテガシワ 2010 ソシンカ 2009 クサボケ 2008 房咲き水仙・グランドモナーク 2007 カブ 2006 スズメノカタビラ 2005 ハクモクレン

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3月18日(土) フキ(ふきのとう)

170318hukinotou_f今年も何回か、天ぷらにして楽しみました。そんなわけで、咲いてしまえばフキノトウには用がないかというとさにあらずです。
フキは雌雄異株であり、地下茎でつながって咲き出すので、群生して咲いた花はみな雌雄どちらかに偏ります。なので、一つの群生だけを見ていると、花に雌雄があることには気づきにくいところがあります。
遠目から見て「白いなぁ」と思うときは雌株(1枚目写真)です。二叉に分かれた透明の柱頭をもつ雌シベがどっさりと束になっています。蕗の爺とか蕗の姑とか呼ばれることになったのは、たぶんこの雌花の印象からだと思います。
170318hukinotou_m雌株の群落から少し離れたところにあった雄株(↑)です。全体が黄色っぽく見えて、個々の花もふつうの花の形です。爺や姑には見えにくいはずです。

さて問題は、蕾だけ見ても雌雄がわからない(ワタシは)ことです。つまり雌雄どちらを食べているのかわからずに、「春の味だねー」とかほざいてきたわけです。次の機会こそ、天ぷらの皮を剥いで分解してから味わってみます。

過去のきょう 2016 ハルニレ 2015 シュゼンジカンザクラ 2014 ラショウモンカズラ 2013 ウケザキクンシラン 2012 クロッカス(クリームビューティ) 2011 フサザクラ 2010 ウグイスカグラ 2009 ユーカリノキ 2008 ヒメリュウキンカ 2007 ミズナ 2006 スギ 2005 バイカオウレン

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3月16日(木) タマツヅリ(セダム・モルガニアヌム)

170316s_morganianumこのごろは葡萄でもラグビーボール型のものがあるし、色合いも微妙にそれっぽくて、房の具合だってそんな感じだし…と、食い意地が頭をもたげます。ただし、下に置いたカードと比べると、これは葡萄にしてはちょっと小さすぎです。
日本では「玉つづり」と呼ばれて、多肉愛好家の間ではわりとメジャーな品種のようです。吊り下げた鉢から滝のようにこの房が垂れ下がっている見事な「作品」を、ネットで見ることができます。
ただ、玉つづり(Sedum morganianum)には「新玉つづり(S. burrito)」という類似種があって、今回写したものはそっちかなと思わないでもありません。
その疑念のもとは葉先の尖り具合で、素人目で見る限り、morganianum=尖り気味、burrito=丸まり気味なのです。ただし、写真に赤丸をつけたように、大勢は丸くても立派に尖った葉もあるので、暫定morganianumとしておきます。

過去のきょう 2016 シュロ(ワジュロ) 2015 ホウカンボク 2014 イチリンソウ 2013 熱帯スイレン 2012 セツブンソウ 2011 バクチノキ 2010 ミツマタ(タイリンミツマタ) 2009 ヒュウガミズキ 2008 マメツゲ(マメイヌツゲ) 2007 ロケット 2006 キクザキイチゲ 2005 オオタチツボスミレ

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3月14日(火) ユキワリイチゲ

170314yukiwariitige保育園に行っている近所のミワちゃんを久しぶりに見たら、背丈がグンとのびていて驚きました。縮むだけの我が身から見れば、じつにまぶしい姿です。
で、ユキワリイチゲにも「わぁ」と驚きました。花茎がクィーンとのびて、後ろに写った花なんてよたっている始末です。咲き始めには葉の間から顔を覗かせていたものが、3月に入るとスッとのび出し、そしてこんなにスマートになりました。
もう一つあらたに気づいたのは、花がそれぞれ勝手な方を向くことです。お陽さまを向いて開くのかと思っていたら、これではまるで保育園の庭をみんな勝手な方向に走り回る園児です。ミワちゃん、きょうも元気で駆け回ってねー。

過去のきょう 2016 ツバキ・ドンケラリー(正義) 2015 シダレヤナギ 2014 デンドロビウム(ユキダルマ 'キング'・洋ラン) 2013 ホトケノザ 2012 カタクリ 2011 カイヅカイブキ 2010 ハルニレ 2009 オオイヌノフグリ 2008 マツバギク 2007 ウチワノキ 2006 アセビ 2005 ユキツバキ

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3月12日(日) サボテン(金晃丸)

170312kinkoumaruジッと見ていると、アニメのキャラに思えてきたり、毛糸の手袋かと思ったり、サボテンに付き物の棘がなくて、とても優しい感じです。愛好家たちの間では「キンコ」の愛称で親しまれていて、人気度はなかなかのもののようです。
夏になると、透明感のある黄色の花を頭の上に豪華につけます。マツバギクカーネーションを合成したような花は、サボテンの花の概念を超えている(ただし、ネットで見ただけ)ので、ぜひ自分の目でも確かめたいものです。

過去のきょう 2016 アオモジ 2015 ポポー 2014 キジョラン(とアサギマダラの幼虫) 2013 アズマイチゲ 2012 セリバオウレン 2011 ムスカリ 2010 シシユズ(オニユズ) 2009 コブシ 2008 オオハナワラビ 2007 シロバナタンポポ 2006 サンシュユ 2005 オランダミミナグサ

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3月10日(金) ベンガルヤハズカズラ

170310thunbergia_grandiflora握った拳ほどの大きさの花がワサワサついて、これが周年開花するというのだから恐れ入ったバイタリティです。もっとも、それは亜熱帯気候くらいまでの話で、埼玉あたりとなると、露地の冬越しはかなわないはずです。
これも大きな温室で撮りました。そのため、いくつかの植物の葉が混然と入り組んでしまっていて、写真中央で大きな顔をしているものは、ちょっと別物に思えます。「対生の心形で、基部に大きめの鋸歯あり」という説明に合致するものをなんとか見つけ、黄色い丸印で囲んでおきました。
もっとも、葉の形はかなり変異しやすいとあるので、「なに言ってんだよ。これ、みんな俺だよぉ」とご本人はぼやいているかもしれません。

過去のきょう 2016 キンヨウボク(錦葉木):暫定 2015 トウカエデ 2014 ヤマルリソウ 2013 グズマニア・テレサ 2012 タネツケバナ 2011 ノハラアザミ 2010 ソラマメ 2009 サクラ(啓翁桜) 2008 ユリノキ 2007 ウズラバタンポポ 2006 フッキソウ 2005 ハナニラ

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3月8日(水) ロマネスコ

170308romanescoいずれどこかの畑で見るだろうと思っていたロマネスコなのに、徘徊範囲の市民農園にはついぞ現れず、業を煮やしてスーパーの棚から連れ帰りました。
で、そのスーパーではブロッコリーとカリフラワーの中間位置に置かれていて、ワタシが「ブロッコリーだろ、これ」って言ったら、奥方に「カリフラワーの種類なんだよ」とたしなめられました。悔しいので調べたら、たしかにWikiにはそうあります。ところが、その記述の前に「伊: Broccolo Romanesco」とあって、ほらぁ、イタリア人だってブロッコロ=ブロッコリーだって言ってるじゃないかぁ。
まあ、なんでも分類したがるのはやめて、ロマネスコはロマネスコで行くか!と思い直したら、Wikiはさらに「カリッコリー」「カリブロ」「やりがい君」「ドラゴンスパイラル」など、日本での呼び方も紹介していました。
はい、これらのネーミングをした皆さんのお気持ちはよくわかります。でもねえ、それぞれ勝手な受け狙いをするのはやめて、ロマネスコで統一した方が、マーケティング的には上等な手段だと思うんですけどねえ…。

過去のきょう 2016 セイヨウトチノキ(マロニエ、ウマグリ) 2015 ガジュマル 2014 ハボタン(珊瑚系) 2013 スイレン 2012 マルバマンネングサ 2011 クロベ 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ハーデンベルギア 2008 ハナキササゲ(オオアメリカキササゲ) 2007 ヒイラギナンテン 2006 フキ(ふきのとう) 2005 クリスマスローズ

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