2月7日(火) センニンカズラ

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ヤッコカズラが近いかなぁ…というのが第一印象だったのに、過去記事の写真はぜんぜん似ていませんでした。ガックリしつつ、フィロデンドロンの仲間同士が体感的にわかるようになったのだから、ここはサクッと喜んでおきましょう。
英名が Horse head Philodendron だそうで、仙人の顔よりはそちらがピッタリの気がします。ただ、馬頭葛と訳すと観音さまに叱られそうだし、馬顔葛では締まらないし、七福神の福禄寿さんあたりのお顔だと思っておきましょう。
なお、和名センニンカズラとするものは、ここにあげたPhilodendron bipennifolium以外にP. panduriformeもあり、写真を見る限り見分けがつきません。たぶんシノニムだろうとは思うものの、自分では両者の関係がわかりませんでした。

過去のきょう 2022 ゴニアロエ・バリエガタ(チヨダニシキ)  2021 ムクゲ  2020 パチョリ  2019 ナツツバキ  2018 ヤマアイ 2017 コブシ 2016 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2015 チャボリュウノヒゲ(チャボジャノヒゲ、ギョクリュウ、タマリュウ) 2014 トウカエデ 2013 コウヤボウキ 2012 アシボソ 2011 コセンダングサ 2010 ロドデンドロン・クリスティアナエ 2009 ネモフィラ・スノーストーム 2008 ビワ 2007 ヤブソテツ 2006 ボケ 2005 フクジュソウ

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2月5日(日) バショウ

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これがどこかの植物園とかならあえて取り上げないのに、完全に我が町志木の個人のお庭、しかもはた衛門のウチから700歩ほどの場所です。
念のため言えば、ウチの周りは決して密林ではなく、ごくごくふつうの住宅街です。こういうお宅が多いのではなく、ごくありきたりの当世風街区です。
たぶん、バショウになにか強~い思い入れがおありなのでしょう。ここまで枯れても始末することなく、完璧にミイラとなった姿をお楽しみのようです。もちろん、夏はあの大らかな葉がバオバオと覆い繁り、ここだけはほぼ南洋の景色です。
惜しいのはまだここで花を見ていないことで、当然に実にも出くわしていません。だいぶ年季が入った株なので、今年こそ!と期待しています。

<バショウの過去記事・掲載順> ☆ 全体草姿 : 2005年6月16日 ☆ 枯れきった様子 : 2008年3月7日 ☆ 実・葉(バナナ・島バナナと併載) : 2010年11月17日 ☆ 雄花・雌花 : 2017年8月22日

過去のきょう 2022 オーニソガラム  2021 コウヤボウキ  2020 ネペンテス・ダイエリアナ  2019 アボカド  2018 シロシマシイヤ 2017 オガタマノキ 2016 コショウノキ 2015 ツルニチニチソウ 2014 ホオノキ 2013 ニワウルシ、ほか3種 2012 エビネ 2011 チューリップ 2010 ウラジロモミ 2009 ヒメアスナロ 2008 スイカズラ 2007 マンゲツロウバイ 2006 アリドオシ 2005 ギンモクセイ

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2月3日(金) コハイホラゴケ(ヒメハイホラゴケ)

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節分だ・立春だとTVはうるさくても、まだまだ外の風は危険域です。冬ごしらえの武装解除には程遠くて、そんな装いで「緑」に接すると感動です。
ホラゴケは「洞苔」で、湿った暗がりを好むことを示します。苔と言われてしまったほどに小型ではあっても、コケの仲間ではなくて常緑のシダ類です。
ただ、ホラゴケを称するシダの数はたぶん20種ほどはあり、かつその多くにはシノニムがあって、素人には完全な不可侵領域です。このコハイホラゴケ(ヒメハイホラゴケ)も、属名変更があったらしいし、標準和名と別名の関係とも思えるし、別物として扱う参考ページもあって、いつもの及び腰がきょうは殊更です。
それでも、冬陽の下で眺めるこの繊細なレリーフは魅力的で、あとでクドクドと訂正記事を書くかもしれない虞(おそれ)など、軽く吹き飛んでしまいました。

過去のきょう 2022 イエローピタヤ  2021 コウジ  2020 オキザリス・グラブラ  2019 テーブルヤシ  2018 フラグミペディウム・シリミー 2017 フィカス・トリアングラリス 2016 キバナアマ(ウンナンゲッコウカ) 2015 コガタシロアミメグサ 2014 アコウ 2013 オンツツジ 2012 タアツァイ(ちぢみゆきな) 2011 ゴンズイ 2010 サボテン(金鯱) 2009 ノキシノブ 2008 フェイジョア 2007 モンステラ 2006 ソヨゴ 2005 ウメ

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2月1日(水) シマオオタニワタリ(斑入り)

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パワーアップしたオオタニくんです。「シマ国から、オオタニくん、あっちへおワタリになるんかなあ」と涙ながらに愚痴を述べたのは6年前でした。さて今年はどんな活躍を見せてくれるやら、こんな美的なシマオオタニワタリで応援です。
おっと、その華麗な縞模様に目を奪われ、葉が二股に割れていることにいまごろ気づきました。これぞまさしくTwo-Way、今期も絶好調!でしょう。

過去のきょう 2022 タコノアシ  2021 エルサレムセージ  2020 ディネマ・ポリブルボン  2019 サワシバ  2018 ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ) 2017 ハマビワ 2016 マルバウツギ 2015 フクジュソウ 2014 ベニバナイチゴノキ 2013 ヒマラヤザクラ 2012 ムサシアブミ 2011 オオバギボウシ 2010 カモジゴケ 2009 シノブ 2008 ガビサンハンショウヅル 2007 キンポウラン 2006 ホウレンソウ 2005 アセビ

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1月30日(月) ウサギゴケ(ウトリクラリア・サンダーソニー)

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画面左端に見える2個の花で、この植物の名前(和名)が納得できます。ところが、そんなかわいい顔に反してこれは食虫植物で、スケール代わりに差し出した指(爪)の上方に見えているのが、たぶんこの植物の捕虫器官です。
湿地を好み、そこに住むミジンコなどを捕食します。ウサギの顔をした花が虫をパクパクやったらスゴイ!のに、それはなくて地味な食虫形態です。
タヌキモ属(Utricularia)はこれが4番目の収録で、いままでの3つ(↓)とはいささか毛色違いになりました。南アフリカ共和国の産なのに、ニュージーランドでは侵略種指定されているそうで、やっぱりコヤツ、「危険なウサギ」みたいです。

<既収録のタヌキモ属・掲載順>タヌキモ(詳細不明)とコタヌキモ ☆ オオバナイトタヌキモ

過去のきょう 2022 スノーバナナ 2021 ユズ 2020 コウトウシュウカイドウ 2019 キンゴウカン 2018 コシノカンアオイ 2017 ヒゼンマユミ 2016 ツクバネガシ 2015 アガベ・吉祥天 2014 タチバナ 2013 ヒトツバヒイラギ 2012 シモバシラ  2011 テイカカズラ 2010 シンビジウム(愛子さま) 2009 オオイタビ 2008 シロミノマンリョウ 2007 ノシラン 2006 マンサク 2005 ホトケノザ

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1月28日(土) ホウビカンジュ

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鳳凰の尾のように長く垂れ下がるので鳳尾(ほうび)、そして和名後半のカンジュは貫衆(貫眾)です。ここがちょいと教養垂れ流し臭いところで、ヤブソテツのことを中国でこう呼び、そこから広くシダ類の意味でカンジュとしたのでした。
分布は吐噶喇列島以南とあって、お次は地理の勉強です。吐噶喇(とから)の意味自体が「諸説あり」だそうで、もぉ、全身が面倒の塊みたいなシダです。
屋久島の南40kmあたりから連なる小島の群れが吐噶喇で、奄美まではまだ100kmもあります。つまり、そこまで南洋の密林ではない、そんな地域の岩とか木に着生するそうです。資料写真だと、崖の上からバオバオと垂れ下がる様子がとらえられていて、飲み屋の縄暖簾よりは少しだけ情緒のある景色を作り出しています。

過去のきょう 2022 ヘリコニア・ロストラタ 2021 ヒマラヤスギ 2020 ヌカキビ 2019 ヌルデ 2018 シモバシラ 2017 ジャボチカバ(キブドウ) 2016 ギンゴウカン 2015 ツタバウンラン(ツタガラクサ) 2014 ハイドゥン(ベトナムツバキ、カイドウツバキ) 2013 イヌシデ 2012 ブロッコリー(ミドリハナヤサイ)  2011 ワルナスビ 2010 アレッポマツ 2009 タガラシ 2008 タンキリマメ 2007 ガガイモ 2006 ダイオウマツ 2005 カンザキアヤメ

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1月26日(木) ヨウシュヤマゴボウ

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一昨夜からの寒波については、先週から「予告」が頻々とあったのに、「またハズレるんじゃ?」と斜交い(はすかい)に構えていた爺さんは大慌てです。
そこへ行くと、こういう野草は予報も聞けなければ泥縄の対策などするわけもなく、泰然自若を絵にしたような落ち着きぶりです。もはや補給の道など完全に絶たれているはずなのに、この美しい色合いを残す実はなんとしたものでしょう。
おっと、補給が追いつかずに弾薬も食料も事欠いたまま、委細かまわず突撃する兵隊さんがどこかにいた気がします。数カ月、そうやって命を的にすれば贖罪ができるとそそのかす人間の汚さを、野の草はどう見ていることでしょう。

<過去掲載のヨウシュヤマゴボウ・収録順> ☆ 花 : 2004年6月23日 ☆ 黒熟した実と色づいた葉 : 2004年11月8日 ☆ 緑から黒までの実・花・葉 : 2013年8月18日

過去のきょう 2022 マッソニア・ロンギペス 2021 ニオイニンドウ(ハニーサックル) 2020 ユキワリイチゲ 2019 ベニバナトケイソウ 2018 センボンヤリ 2017 ニシキマツ 2016 ゴエテア・ストリクティフローラ 2015 ホソバヒメミソハギ 2014 コノテガシワ 2013 ソメイヨシノ(ほか3種) 2012 イワガネソウ  2011 ソシンロウバイ 2010 ジャノヒゲ 2009 アカマツ 2008 ニワウルシ 2007 ビオラ 2006 チンゲンサイ 2005 ジャノヒゲ

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1月24日(火) ヒロハサギゴケ(ミヤコジマソウ)

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密やかに己の股間のモノを連想してむず痒くなりました。この葉っぱ、対生して、まん丸くて、皺が深くて、毛がショボショボして、うーむ、その方面からお叱りを受けるにしても、これはフグリソウと呼んでいいんじゃないでしょうか・汗。
ところが、これはそういう軽薄な葉っぱではなく、日本では宮古島(とその隣の小島=大神島)にしかない(ほかは台湾とか太平洋諸島)ので、その名もミヤコジマソウ===うーむむ、これはこれで軽薄な名付けですか。
…と揶揄するはた衛門みたいな輩が多かったせいか、標準和名はヒロハサギゴケと厳かです。たしかに、サギゴケのように地面を覆う匍匐性です。
白い(または薄紫)花が夏を中心に不定期に咲くようで、今回の不謹慎な見立てはそれを写し込むことができなかったせいということにしておきます。

過去のきょう 2022 サチャインチ 2021 ドドナエア 2020 ジロボウエンゴサク 2019 コースト・バンクシア 2018 コチャルメルソウ 2017 ウメ(麝香梅) 2016 ウバメガシ 2015 ヒコウキソウ 2014 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2013 マチク 2012 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)  2011 ハクモクレン 2010 テイキンザクラ 2009 カボス 2008 キンシバイ 2007 ヒマラヤユキノシタ 2006 トキリマメ 2005 ヘクソカズラ

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1月22日(日) チョウマメ(クリトリア)

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かつての写真(10月初旬撮影)でも、この豆は見えていました。時期的にはあれから3カ月が経過しているわけで、花は皆無でした。農作物とは違い、自然のものはわりとしぶとく長い期間にわたって実を作り続けるものです。
と言うのも、今回の写真でもすでに乾燥豆が収穫できそうな状態の莢がある一方、指を添えたものなどは案外に瑞々しい手触りでした。若い豆なら食用になるというので、庭の手ごろなものをちょいちょい収穫する感じなのでしょう。
見た目はサヤエンドウとインゲン豆の中間でしょうか。食レポができないのは悔しいとしても、なにもチョウマメまでねぇ…とあきらめました。

過去のきょう 2022 チランジア・ヒューストン 2021 セッコウボク 2020 サラシナショウマ 2019 ヤハズヤシ 2018 ハイゴケ 2017 クサトベラ 2016 キンヨウボク 2015 ヘラオオバコ 2014 カジイチゴ 2013 マテバシイ 2012 フモトシダ  2011 オヒルギ 2010 キバナサンタンカ 2009 ヒメリュウキンカ 2008 チョウセンゴミシ 2007 シュロチク 2006 サンシュユ 2005 イヌビワ

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1月20日(金) ジャワ・ジンジャー(ヘディキウム・ホースフィールディー)

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はち切れた黄色い莢から真っ赤な種の連なりが露出していました。熟し過ぎて爆発したゴーヤを思い出したし、同じ配色の蘭を連想もしました。
ショウガ科シュクシャ属(Hedychium)の仲間としては、ここにハナシュクシャニクイロシュクシャを先行収録しています。このジャワ・ジンジャーの花はあれらほど賑やかではないらしく、今回撮影した2カ所でも開花には気づきませんでした。
当然にその花はしっかりとらえたいし、葉の美しさももう少し表現してあげたいので、また違う季節にも、再度・再々度、ジトーッと迫ってみることにします。

過去のきょう 2022 コダカラベンケイ 2021 オタフクナンテン 2020 ネオレゲリア・ピンクセンセーション 2019 ピンポンノキ 2018 ガーデンハックルベリー 2017 トレベシア・パルマタ 2016 ウナズキヒメフヨウ 2015 ヤマアイ 2014 キンカン 2013 ヤマハンノキ 2012 木立性ベゴニア  2011 カラテア・クロタリフェラ 2010 チンカピン 2009 ムベ 2008 シモバシラ 2007 バコパ・コピア・ガリバーライラック 2006 カンツバキ 2005 チョウセンレンギョウ

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