12月9日(月) チューリップ

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チューリップの種類というのは、いま栽培されているものだけで1,000を超えるのだそうです。そもそもが耐寒性の強いものらしいのに、それだけ面子が多彩ならば、なかにはこれだけ気の早いヤツがいてもおかしくはないのでしょう。
昔、2月の初めに咲いているのを見て驚いたのはやや勉強不足でした。いま調べてみると「超早咲き系」なんて言葉も見えるので、クリスマスや正月を露地のチューリップを愛でながら過ごすのはそれほどの芸当ではないのかもしれません。
ウチでも試してみようかな、という気持ちがわずかに芽生えてくるものの、そうやって季節感をメチャにしてなにが楽しいのだ!という義憤も微妙に湧き上がってきて、♪咲いた咲いたチューリップの花が…などと気楽には歌えない時代です。

過去のきょう 2018 ズミ(キミズミ) 2017 チャンチン 2016 エンジュ 2015 ヒメタイサンボク 2014 トウカエデ 2013 コナラ 2012 ウラムラサキ(ストロビランテス・ディエリアヌス) 2011 カラスノエンドウ 2010 イロハモミジ 2009 メタセコイア 2008 アオハダ 2007 ケヤキ 2006 サンダーソニア 2005 サンシュユ 2004 メキシカン・ブッシュ・セージ

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12月7日(土) キャベツ

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基本のキという野菜なのに、なにも知らなかった自分にあきれました。この苗を見て、キャベツだなんてとても思えなかったのです。葉が丸まっていなくて、フツーに茎が立っているではありませんか。時期だって、これから冬ですよ。
へー、キャベツには播種の時期が違うタイプがあるのでした。いま、こんな苗のものは「秋播き」して来年の4~6月に収穫する「春系キャベツ」だそうで、ほかに春播きして夏秋収穫タイプ、夏に播いて10~12月に収穫するタイプがあるそうです。
ということは、キャベツの旬はほぼ通年ということになります。常々、ハウスものらしい野菜を買ってきたカミさんに対し、「なんてバカな買い物をするんだ」と毒づいていた爺さんも、キャベツを見たときは「いい買い物だねえ」と褒めるべきようです。

過去のきょう 2018 ハナヒリノキ 2017 アズサ(ヨグソミネバリ) 2016 カイノキ 2015 カナクギノキ 2014 イヌザンショウ 2013 ムラサキシキブ 2012 ヤマコウバシ 2011 メキシカン・マリーゴールド(レモンジェム) 2010 アカガシワ 2009 ウシハコベ 2008 コハウチワカエデ 2007 ギヌラ・パープルパッション 2006 ヤマハゼ 2005 ストック 2004 イチョウ

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12月5日(木) ベニツツバナ(オドントネマ・ストリクツム)

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自分の背丈よりも高いので、こりゃ「木」だろうと思いました。思っただけでなく、根もともジトッと見ました。たまたま切られたシュートがあり、それは芯が空洞で、周りは茶色になって木っぽくて硬いのです。しかし年輪がありません。草本です。
中米の森から日本にやってきて、いまや植物園だけでなく暖かい島ではかなりの勢いで増えているようです。身も蓋もない和名がしっかり用意されています。
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その紅の筒です。軟質ビニールのオモチャみたいです。小指の長さほどもあるこの筒から蜜をもらえる虫なんて、果たして日本にいるものでしょうか。
もちろん、今回撮影した植物園にはいるわけもなく、花のあとに残った「実」らしきものはたぶん不稔です。ただ、奇跡ということだってあるでしょうから、ここに来たときは忘れずにこの木、おっと草をチェックすることにします。

過去のきょう 2018 コバンノキ 2017 コヤスノキ 2016 アメリカハナノキ 2015 アブラチャン 2014 ツタ(ナツヅタ) 2013 フユザンショウ 2012 バンジロウ 2011 カラミンサ 2010 デンジソウ 2009 コンテリクラマゴケ 2008 チドリノキ 2007 イヌリンゴ 2006 ツルリンドウ 2005 ナンテン 2004 ネリネ

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12月3日(火) ラッキョウ

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ご夫婦でしょうか。仲良く熱心にお食事中でした。ウラナミシジミというのはラッキョウの花が好物らしくて、両者の組み合わせ写真はネットにもたくさんあります。
あ、いや、ウラナミシジミがラッキョウの花を好むという記述はWikiには見当たらなくて、ただ単にこの時期の豊富な蜜源というだけかもしれません。野歩きで派手な花色を見ることが少ない季節、蝶ではなくてもラッキョウ様さまです。
そんなありがたいラッキョウを無視してウラナミご夫婦に話を戻すと、右側にいる奥さんのヤツレが目立ちます。そもそも、この蝶はかなりの暖地でないと冬越しできないそうで、そのわりには旦那は案外にきれいなままで、それを眺めるこちらとしては、穴があったら入りたくなったりして、自然観察とは複雑なものです。

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12月1日(日) ヘツカラン

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ヘツカランを屋外で見ることができました。前と同じく鉢植えであったのは仕方ないところでも、やはり自然光の威力は絶大です。
こういう風に撮ってみて、まるで宝石みたい!と見惚れてしまいます。鉢物だったので、「もしかして」と検索してみたら、ダイヤナム(種小名)として市販されているみたいです。しかし、咲かせられなかったときに笑える値段ではないですねえ。
さて撮影後に思うのは、「寒かったけど、風がなくて助かった」…です。なんと、去年・今年と2年続けて、東京では「木枯らし1号」が吹かなかったのだそうで、たしかに落ち葉が舞う景色の記憶がありません。どういう「風」の吹き回しでしょう。

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11月29日(金) オオバコ

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「あー、そうだったんだ」の画像です。子供のころ、ママゴトでご飯の役だったオオバコの実…いまのいままであの粒が種だと思っていました。
ところがここまで枯れた穂をしごいて見ると、その粒は上下に簡単に割れ、なかからゴマ状の「本当の」種がパラパラとこぼれるではありませんか。この種が漢方・車前子(オオバコの別名が車前草)で、咳止めの薬になります。
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道路端の乾いた場所では枯れきっていたオオバコも、やや湿気のある草地ではまだまだ元気でした。穂もそれぞれに生育段階が違っていて、殻の緑色や雌シベの柱頭をハッキリ残すものもあり、たしかに薬草となる強健さを感じます。

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11月27日(水) ベゴニア・プセウドルベルシー

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つい花にレンズを向けてしまうのは素人の悲しい習性です。茎から飛び出した花柄が二股に三度分かれて、その分岐点にはそれぞれ苞と言えばいいのか托葉になるのか、とても薄いパーツがあって、なんだか込み入ったつくりです。
ただし、このベゴニアの見るべきポイントは葉です。蝶と言えばいいのかコウモリに見えるか(こればっか・笑)、その形が奇妙だし、深い緑にボトボトと白絵の具をこぼしたような模様は異彩を放ちます。これが園芸種ではなくて、ブラジルの森のなかに自生する原種だと言うのだから恐れ入ります。
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そして、その葉の裏側が赤くて、表の濃緑と対をなすことも美点です。なので、いつものように一枚を手で裏返して画面に入れようかと考えていたら、「その手に及ばず」でした。若い葉はこうして表裏が赤く、ここからドスが効いてくるのでした。
さて、名前のプセウドルベルシーです。学名Begonia pseudo-lubbersiiそのままのカタカナ読みでも、その意味は「疑似潤滑剤」です。うーむ、葉の端っこでも潰してみるべきだったかという無念は、いつもの「あとの祭り」です。

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11月25日(月) コウボウシバとコウボウムギ

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本来は砂浜がテリトリーなのに、今回撮った場所のように内陸の砂地(ただし水辺)でも生息できるそうで、か細い見かけのわりにしたたかです。
カヤツリグサ科(スゲ属)らしい小穂を見るにはあまりにも時期を失しているものの、名残の1本が空っ風に吹かれていました。葉幅は2~3mmしかない細身でもけっこうタフなようで、もしここで冬越しするようなら再掲しましょう。
さて、コウボウシバという名前です。コウボウは言わずと知れた弘法大師さまのことで、葉鞘の繊維から筆を作ったことに由来します。ただし、その材料になったのは残念ながら「芝」ではなくてコウボウムギであり、つまり芝の方はコウボウムギに似るから、というあやかりネーミングなのでした。
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となるとコウボウムギ(同科同属)をここに出さざるを得ないわけで、探したら、5年前の夏、こちらは正真正銘の砂浜でしっかりと撮影(↑)していました。
葉幅が「芝」とは大違いだし、小穂も、夏だからというわけでなく、そもそもが「芝」よりは大型のようです。ただ、これを撮ったときは弘法の謂われを知らなかったので、葉の付け根に迫った写真がありません。さあ、この砂浜へ再出撃…という気になるほどの興味は湧いて来ず、「まあ、そんなものらしい」としておきましょう。

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11月23日(土) カラテア・プリンセプス

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カラテアとしては7種類目の収録です。世界に150種はあるらしくて、すべて見ることは叶わなくても、せめて二桁までは頑張らなくては!!
だんだん見方がわかってきて、画面下側の写らないところで、あざとく葉を裏返しています。おおー、立派な紫色です。学名そのままのプリンセプス(princeps)は英語ではprinceにあたり、ラテン語でリーダーを意味します。葉表だとなにがそんなに偉いかわからなくても、裏返してみて「ああ、この色のこと?」と思い至りました。
調べてみると、紫の布が高貴な人にだけ許されたのは日本のみならず古代ローマも同じだったそうで、上の憶測は案外に珍説ではなさそうです。
などと悦に入ってもう一度その紫色を眺めたら、葉をつまんだ手を写さないようにしたせいで、その大きさがわかりません。間抜けなことに、「葉は、大きなもので長さ30cmほど」と字数を費やす羽目になりました。

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11月21日(木) ビロードモウズイカ

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「芥子粒のよう」とまでは言えなくても、ビロードモウズイカの奔放なデカさからすれば、やたらと意外な種のサイズでした。
枯れて残った花穂を振ると、口の割れた殻からバラバラとこぼれ出てきます。恐るべき数です。これが埋土種子として100年も残るそうで、種自体は飛ぶとか跳ねるとか拡散の機能を持たないことがわずかな救いです。
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さて、こちらは枯れ切った株の横にいた新人くんです。二年草なので、去年生まれの先輩が枯れっ枯れになった隣でこうして冬を過ごします。
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この根生葉の姿はもう三度目の登場になるので、今回はその葉をググッと拡大してみました。やさしいモフモフの正体はこの星状毛なのです。
この葉を潰して湿布にすると、皮膚病や炎症に効くし、花は咳や喘息の薬になるそうで、路傍の暴れん坊みたいな見かけに似合わない優等生です。

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