1月27日(水) ハオルチア・ベヌスタ

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ハオルチアは葉の柔らかい系統と硬い系統に分かれることは、かつてトーツオサを載せたときに知りました。その知識に照らすと、これは「柔らかタイプ」ではありましょうが、トホホ、なんですか、この毛深さは! 窓がきれいに輝きません。
やはりハオルチア=透明感ではないかと素人は愚考するわけです。そう言えばハオルチア窃盗団の話はこのごろ聞かなくなったものの、彼らが持ち去る品種によって人気判定ができたのではないかと、ろくでもないことを考える始末です。
このごろ掃除に凝っていて、窓ふきよろしくこの毛を始末してあげようかと思ったら、小さな鉢でも3千円とか5千円の値札がついていました。それを知ったとたん、このモジャモジャの毛が美しく見えてくるのだから現金な爺さまです。

過去のきょう 2020 ヒメウコギ(ウコギ) 2019 スギノハカズラ(アスパラガス・デンシフロルス、アスパラガス・スプリンゲリ) 2018 ハクウンボク 2017 ジグザグカクタス(フィッシュボーンカクタス) 2016 ウチワサボテン・アカエボシ 2015 ニワトコとオニグルミ 2014 アマドコロ 2013 ミズカンナ 2012 カジイチゴ  2011 メリケンカルカヤ 2010 コウヤボウキ 2009 レモン 2008 アオキ 2007 パンジー 2006 ヒノキ 2005 オキザリス・バーシカラー

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1月25日(月) シャグマユリ(トリトマ、トーチリリー)

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「ガクッ」という音が聞こえそうなほどにシャグマユリがうなだれていました。枯れ果てるときの茎の折れ方で印象深い第一番はヤブミョウガだったのに、その玉座は少しだけ脅(おびや)かされることになりました。
しかしこれ、管理者の大英断がないと、なかなか見られない図ではあります。ヤブミョウガあたりだったら、そこらの野っ原で放任されるのがふつうでも、シャグマユリが雑草的に生えているのは見たことがないし、これほどの大物をここまで放置しておく花壇というのはとても貴重な存在に思えます。
そんな珍しいシーンに出会えたのはひとえに元気な脚のおかげだよと自分を褒めつつ、やれ足首が痛いとか、膝に違和感とか、愚痴も増えてきました。ヤブミョウガやシャグマユリを見習って、ガクッと崩れるまで、ほりゃ、歩かんかい!

過去のきょう 2020 ビヨウタコノキ 2019 ストロマンテ・サングイネア・トリオスター 2018 ヒュウガミズキ 2017 ムラサキケマン 2016 キソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア) 2015 コルディリネ・オーストラリス・レッドスター 2014 シラン 2013 オオツワブキ 2012 ドイツトウヒ  2011 セツブンソウ 2010 カニクサ 2009 シロマツ 2008 イイギリ 2007 コバノタツナミ 2006 ウツギ 2005 フユザクラ

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1月23日(土) シンニンギア・カージナリス

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種小名のカーディナリス(cardinalis)には、すぐピンと来ました。特に野球好きというわけではなくても、大リーグのセントルイス・カージナルスは知っています。ああ、この花の濃い朱赤、あのチームの色というわけ(注)ですね。
でも、あのチームにはどうして日本人選手があまり行かないんでしょ。アメリカもド真んなか辺だと、まだまだ「ヘイ、ジャップ」とかあるんですかね。
ということはこのシンニンギアとは全然関係なくて、うぉ、ずいぶん毛深いです。前に載せたエウモルファには感じなかった特徴で、シンニンギアと一口に言ってもかなり深い世界らしいことはよくわかります。Wikiを探ったら、60種ほどの名前がズラズラっと並んでいて、はぁ~、この先もよろしくお願いいたします。ペコリ。

<補注> 野球チームSt. Louis Cardinalsの名前は猩々紅冠鳥(学名Cardinalis cardinalis)にちなんだものです。

過去のきょう 2020 ザイフリボク 2019 エスキナンサス・マルモラツス 2018 ツルアジサイ 2017 セキショウ 2016 ハートカズラ 2015 ユリノキ(ほか2種) 2014 ラッパ水仙 2013 アカハナワラビ 2012 シロヤマブキ  2011 シマオオタニワタリ 2010 セイロンマンリョウ 2009 ケヤキ(むさしの1号) 2008 ニワトコ 2007 マンサク 2006 モミジバフウ 2005 ハボタン

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1月21日(木) カニクサ

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四ツ目垣に絡みつくカニクサ…落ち着きますねえ。日本です。
ただ、見目麗しくあり続けるということは経費もかかることで、竹垣の耐用年数というのはだいたい10年が目処のようです。ここはもうそれを大きく超していそうで、と言うか、もう見捨てられていて、そのうちカニクサに埋もれてしまいそうです。
このカニクサ、野山のものとばかり思っているとさにあらず、案外と街なかにもずうずうしく進出します。先日は廃屋の窓から侵入し、家のなかでのたうっている現場に遭遇して唖然としました。油断のならない強靱さがあります。
蔓が絡み上がっているように見えても、じつは全体が1枚の葉というのも、なかなか気づきにくい特性です。見る方にとっては、蔓らしきものが葉の主軸だと言われてもなんの面白さもなくて、かわいい羽片に目を細めるばかりです。

過去のきょう 2020 カロケファルス・プラチーナ(クッションブッシュ) 2019 アザミゲシ 2018 イチジク(ほか2種) 2017 ビカクシダ 2016 オキザリス・レグネリー 2015 ハゼノキ 2014 シュンラン 2013 房咲き水仙・ペーパーホワイト 2012 フィカス・プミラ(オオイタビ)  2011 ジュズサンゴ 2010 クマシデ 2009 ワビスケ(太郎冠者) 2008 トベラ 2007 マルバインドゴムノキ 2006 ガマズミ 2005 コウヤボウキ

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1月19日(火) コガマ

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竹編みの篭に見えました。北風に枯れ上がった蒲池です。ふつうのガマよりはほんの少し葉幅が狭いし、残っていた穂も短めなのでコガマと見たものの、それでも竹皮を組み上げた「芸術品」に見えるから立派なものです。
荒川の岸辺にはまだこうして空隙地がわずかずつには残っています。昔だったら、住居でもない田畑でもないこんな場所はごくふつうにあった気がしても、いまどきは歩いて歩き続けてようやく1カ所行き当たるかみたいな感じです。
さて夏までこの場所がこのまま放置されているかどうかは不安でも、また元気に蒲が生い茂ってくれたら、それがガマかコガマか、ぜひ確認したいものです。

過去のきょう 2020 ペルネッチャ・ムクロナタ(シンジュノキ、ハッピーベリー) 2019 ヤッコカズラ(フィロデンドロン・ペダツム) 2018 コウヤボウキ 2017 セロジネ・クリスタータ 2016 ショウジョウアナナス 2015 乙女サザンカ 2014 ホオズキ 2013 球根ベゴニア(ハンギングタイプ) 2012 シロミナンテン 2011 レッド・ジンジャー 2010 セイヨウヒイラギ 2009 シホウチク 2008 カリン 2007 チョウセンマキ 2006 ニホンスイセン 2005 オケラ

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1月17日(日) スノードロップ

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あれぇ、スノードロップが実をつけてる!と単純に驚きました。盲点などという高級なものではなく、ただただ「花のあと」を想像していませんでした。
なるほど、自分で植えている人たちは、案外にこの実を育てて種を採っていて、そんな発表ページがいくつか見つかりました。それによると、指の先ほどまで膨らんだ蒴果が黄色いまま割れると、生白い種がたくさん出てくるようです。
問題はその生白さで、春とか秋に播くための保管が無理っぽいのです。つまり、鉢植えの場合、いま埋めて次の冬まで、「なにもない」土を眺めるわけです。さらに、種から育って開花するまでは4年かかるという話もあります。種にもいろんなタイプがあるわけで、こんな贅沢型ははた衛門さんチには全然向きません。

過去のきょう 2020 サガリバナ 2019 タイワンツバキ 2018 ナニワイバラ 2017 メハジキ 2016 アロエ・ベラ 2015 センダン 2014 ノシラン(白実タイプ) 2013 ネコヤナギ 2012 ヒメユズリハ  2011 ブッソウゲ(ハイビスカス) 2010 ナンテン 2009 トウゴマ 2008 チゴカンチク 2007 フクジュソウ 2006 ヒメキンセンカ 2005 カラタチ

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1月15日(金) ダンギク

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10月中旬に花の様子を載せたきりだったダンギクの、渋~い再登場です。これだけ干涸らびるまでのプロセスは見ていなかったものの、こんなに忠実に盛時のままの姿を保って枯れていただくと、ポンペイ遺跡みたいで感心します。
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蒴果のなかにはゴミのように小さな種が入っていて、その縁には翼とおぼしき薄膜があり、もう半分ほどは風に飛ばされたようです。
種蒔きしてみたいと思わないでもなかったのに、背後から「植える場所なんてもうないわよ」という声が聞こえた気がしました。はい、おっしゃるとおりで、この春に播きたい種はもうすでに何種類かスタンバイしています。ダンギクくんのかわいい芽吹きを楽しむのは、ずっとずっと先のことになりそうです。

<追録> 開いた直径が2mmほどしかない蒴果には4個の種が入っていて、茎が揺れるとたやすくこぼれ落ちます。翼の役目は飛翔することではなく、真下に落ちることを避けるくらいの機能です。
一方、親株から遠く離れるためには種の上側半分についている剛毛が役立ちそうです。いかにも動物の毛に絡まりそうに構えていて、翼と剛毛、二つの移動手段を持つとは、サイズのわりに手の込んだしかけを持つ種です。
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過去のきょう 2020 キャッサバ 2019 ミルトニア・バートフィールド・ドロレス 2018 ウグイスカグラ 2017 ウツボカズラ(ネペンテス) 2016 クイーン・エマ・リリー 2015 早咲きツバキ(西王母) 2014 アシタバ 2013 スズメノエンドウ 2012 アメリカヒイラギ  2011 アンスリウム(ラベンダー・レディー) 2010 カミガヤツリ(パピルス) 2009 メキシコラクウショウ 2008 ウメ(八重寒紅) 2007 ホウキイヌツゲ 2006 ブラキカム・マウブディライト 2005 カリフラワー

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1月13日(水) ウバユリ

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実が割れるのは乾いたからでしょ…と思っていました。単純な人です。
よくよく考えてみれば、「乾く」と「割れる」にはそれほど相関関係があるわけではなく、いくら乾いたところで、そのまま干涸らびる手もあるわけです。それがこうしてパックリとお口を開くには乾く以外の力が必要で、それが実の中心の柱でした。
花が終わったあともここが生長を続け、しかも柱の外側ではなく、内側だけがのび続けるので、柱は三つに割れ、ついには外皮をも裂開させてしまうのです。
ウバユリの生長力がすごいことはすでに見ているし、朔果の巧妙なしかけも知っていたのに、割れるメカニズムにはいまようやく気づきました。けっこう親しんだつもりのウバユリなのに、あと何回、こうやって膝を打たしてくれることでしょう。

過去のきょう 2020 ダイオウヤシ 2019 クサキョウチクトウ(オイランソウ) 2018 タチバナモドキ 2017 オニノゲシとノゲシ 2016 エピスシア・クプレアタ 2015 モクレイシ 2014 モンステラ 2013 ナヨクサフジ 2012 ロウバイ  2011 センダン 2010 ハアザミ(アカンサス) 2009 ハアザミ(アカンサス) 2008 ヒヨドリジョウゴ 2007 ツルウメモドキ 2006 クヌギ 2005 房咲き水仙・ペーパーホワイト

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1月11日(月) タマシダ

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ムラサキタマシダという新品種…ではなくて、これ、はた衛門さんちの植え込みが寒さでやられちゃったの図です。Wikiにも、ちゃんと「日本の南部に生育する」と書かれていて、生息地域は伊豆以西、埼玉ではちょっときびしいようです。
ただ、いままでの冬はこんなことはなかったので、今年の冷え込みは近年一番なのでしょう。メダカ池の氷も、かつて見たことがない分厚さです。
さあて、タマシダくんが丸坊主になったら困ったぞと助手1号に相談したら、地上部が全部枯れても、春になれば芽が吹き出るそうで、密かに別のなにかをここに植えようかと目論んだ旦那の肩は軽く落ちたようでした。

過去のきょう 2020 ポインセチア 2019 タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット) 2018 パボニア・インテルメディア 2017 ベゴニア・エキノセパラ・エロンガティフォリア 2016 オカトラノオ 2015 カナリーヤシ 2014 アングレクム・セスキペダーレ 2013 ヤブレガサ 2012 ケナシサルトリイバラ(サンキライ)  2011 フユアオイ 2010 ユズリハ 2009 ハリギリ 2008 シマタケ 2007 ゼニゴケ 2006 イブキ(ビャクシン) 2005 カンザクラ

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1月9日(土) セイヨウフダンソウ(スイスチャード)

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4年前と掲載時期がまったく同じになってしまったのはじつに能のないことです。ただ、トキシラズという雅名を証明しようと、その記事には夏の姿を追録してあるので、今回は真冬でもコヤツがタフであることだけに純粋に注目してみました。
この色艶、張り、半端ではありません。あとは軸が白いタイプがあるらしいのに、残念ながらこの畑にはそれがありませんでした。
そして、ちょっと面倒なことに気づきました。本来のフダンソウ(Beta vulgaris var. cicla)はホウレンソウに似て、ふつうに軸も緑で、葉は小さめらしいのです。これはフダンソウのなかでも小葉種(在来種)とされ、明から清あたりの時代の中国から我が国にもたらされた(原産は地中海沿岸)ようです。
続いて日本の明治期になって茎や葉軸が白くて葉が大きい白茎種(西洋種)が導入され、そのあとでこのカラフルなタイプ(スイスチャード=西洋フダンソウ)が市場を席巻するようになったというわけです。
植物の種類としては、これら3種はすべて上記の学名で差がなくて、単なるバリエーションという扱いのようです。ただ、こんな歴史を知ってしまった以上、そして、いつかは緑一色のオリジナルタイプを見たいものだという願望を込めて、前の記事のタイトルも含めて正確なものにしておくことにしました。

<補注> フダンソウの歴史については、「野菜ナビ(https://www.yasainavi.com/)」さんの解説を参考にさせていただきました。

過去のきょう 2020 ヒヨクヒバ(イトヒバ) 2019 ラシャカキグサ 2018 シロヒモノキ 2017 ホシダ 2016 ヘツカラン 2015 ハマビワ 2014 スノードロップ 2013 リュウノウギク 2012 ハナカイドウ  2011 マメキンカン(キンズ) 2010 カンボタン 2009 カンザクラ 2008 レモン 2007 ネメシア 2006 タマサンゴ 2005 ロウバイ

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