1月29日(土) セイランノキ

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あのピンポンノキと同属(Sterculia)なので、やはり花は奇妙です。なぜそんなにヒン曲がらなくちゃいけないの?と雌シベに聞きたくなります。
それより不思議なのは和名で、意味を解いてくれるべきいくつかの参考サイトもダンマリを決め込んでいます。ピンポンノキは中国名・蘋婆の音を借りたのに対し、こちらは假蘋婆なのでセイランという音は出ようがありません。むしろ「仮ピンポー」の意味に取れるので、日本でもこれをピンポンモドキとするケースがあります。
さても課題は実の撮影です。ピンポンノキの場合は実を見た翌年に花だったのに、今度は順番が逆になりました。さてピンポンノキよりもさらに素っ頓狂らしいセイランノキの実にはいったいいつごろお目にかかれるものでしょう。

過去のきょう 2021 アマハステビア(ステビア) 2020 コバノズイナ 2019 ラケナリア・ビリディフロラ 2018 ハンノキ 2017 ニホンスイセン 2016 キチジョウソウ 2015 ブラシノキ 2014 リュウノウギク 2013 ビカクシダ 2012 カザンデマリ  2011 クリスマスローズ(ニゲル) 2010 ヒメアリアケカズラ 2009 イモカタバミ 2008 イスノキ 2007 シキミ 2006う ニシキギ 2005 ハナカンザシ

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1月28日(金) ヘリコニア・ロストラタ

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あれだけ素っ頓狂だった色も、季節が巡るとこんなに褪せてしまって、撮影をためらったかと言うと、はた衛門、そんな殊勝な人間ではありません。ヒヒヒ、歳は取りたくないねと、自分のことは棚に上げてパシャパシャです。
この枯れた苞の膨らみ具合からすれば、なかには大きな種が入っていることを期待してしまいます。ただ、虫媒花であることは間違いなさそうな風体で、温室での受粉はないかもしれません。カットモデルでも置いてあればうれしかったのに…。
それでも感じ入ったのは花茎(蔓)の蛇行具合です。色鮮やかだったときはまだここまで拗(ねじ)くれていませんでした。まるでスキーのスラロームのように美しくて、老後までキッチリ魅せてくれるなんて、さすがの変態です。

過去のきょう 2021 ヒマラヤスギ 2020 ヌカキビ 2019 ヌルデ 2018 シモバシラ 2017 ジャボチカバ(キブドウ) 2016 ギンゴウカン 2015 ツタバウンラン(ツタガラクサ) 2014 ハイドゥン(ベトナムツバキ、カイドウツバキ) 2013 イヌシデ 2012 ブロッコリー(ミドリハナヤサイ)  2011 ワルナスビ 2010 アレッポマツ 2009 タガラシ 2008 タンキリマメ 2007 ガガイモ 2006 ダイオウマツ 2005 カンザキアヤメ

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1月27日(木) ゴマキ(ゴマギ)

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新幹線の先頭車両を思わせるほど、ゴマキの冬芽はスマートでした。10月半ば、葉が落ち尽くすころはまだコロンと短躯だったので、晩秋からいまの季節も着々と生長していたことがわかります。蝶の幼虫が蛹に育つことを連想します。
長短2対の芽鱗を持っていて、外側の茶色い短めの方がもう失われていたり落ちかけていたり、勉強にはいいタイミングでした。来月になれば、赤くて長い方の芽鱗も割れ、みずみずしい若葉が開き出してくる段取りです。
それはまたの楽しみとして、この季節の見どころは芽鱗と葉痕の組み合わせが生み出すユーモアです。臙脂色のお洒落な帽子のすぐ下に眉根を寄せたシカメっ面があって、森のコビトさんがミーティングしているみたいです。

過去のきょう 2021 ハオルチア・ベヌスタ 2020 ヒメウコギ(ウコギ) 2019 スギノハカズラ(アスパラガス・デンシフロルス、アスパラガス・スプリンゲリ) 2018 ハクウンボク 2017 ジグザグカクタス(フィッシュボーンカクタス) 2016 ウチワサボテン(アカエボシ) 2015 ニワトコとオニグルミ 2014 アマドコロ 2013 ミズカンナ 2012 カジイチゴ  2011 メリケンカルカヤ 2010 コウヤボウキ 2009 レモン 2008 アオキ 2007 パンジー 2006 ヒノキ 2005 オキザリス・バーシカラー

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1月26日(水) マッソニア・ロンギペス

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日曜(23日)のNHK「趣味の園芸」はケープバルブ特集でした。南アフリカのケープ地方に産する球根(バルブ)植物をまとめてそう呼ぶそうです。
番組半ばに出てきたのがこのマッソニアでした。たまたま先週撮影したものの、見かけからマユハケオモトに近いものと勝手に思い込み、調べを怠っていました。労せずしてマッソニアという新しい属を知ることができ、NHKさまありがとうです。
このブツブツ・ゴワゴワの葉がマッソニアの持ち味で、なかでもこのロンギペスはその特徴がよく出ている種類だそうです。うまい具合に開花期でした。

そして驚いたことに、ずっと昔に取り上げたオーニソガラムや、ちょっと昔に育てたアルブカがじつはケープバルブの仲間でした。あのアルブカ、花を散らしたあと、すっかり枯れてしまい、死んじゃったと思って捨てました。球根植物なのでまた芽吹くのだったといま知って、無知というのは罪深いものだと大懺悔です。

過去のきょう 2021 ニオイニンドウ(ハニーサックル) 2020 ユキワリイチゲ 2019 ベニバナトケイソウ 2018 センボンヤリ 2017 ニシキマツ 2016 ゴエテア・ストリクティフローラ 2015 ホソバヒメミソハギ 2014 コノテガシワ 2013 ソメイヨシノ(ほか3種) 2012 イワガネソウ  2011 ソシンロウバイ 2010 ジャノヒゲ 2009 アカマツ 2008 ニワウルシ 2007 ビオラ 2006 チンゲンサイ 2005 ジャノヒゲ

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1月25日(火) ズミ

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このごろの鳥どもはまったく!といういつもの嘆きはもうやめましょう。きょうのこの写真の意味は「ズミの実らしさ」の再確認にあります。
というのも、ズミとイヌリンゴ、あるいはミカイドウあたりとの見分けにずっと苦労しているからです。古い記事でも、オーナーが姫林檎だとおっしゃったのを尊重したものの、いまだにあれはズミだったのではあるまいかと悩んでいる始末です。
で、こうしてドライフルーツ状態の実を写して気づいたことがあります。枝がイヌリンゴやミカイドウに比べると横にのびています。逆に言えば、他種の方は立ち性が強くて、箒を逆さに立てた感じ、ズミは横に這う感じに思えるのです。
この新しい気づきポイントを適用すると、「ズミだったのでは?」と悩んできた2004年や2006年掲載のイヌリンゴ(ヒメリンゴ)は嫌疑が晴れました。ミカイドウとしたものの枝もしっかり立っていて、まるであの実を囓ったようにスッキリです。

過去のきょう 2021 シャグマユリ(トリトマ、トーチリリー) 2020 アカタコノキ(ビヨウタコノキ) 2019 ストロマンテ・サングイネア・トリオスター 2018 ヒュウガミズキ 2017 ムラサキケマン 2016 キソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア) 2015 コルディリネ・オーストラリス・レッドスター 2014 シラン 2013 オオツワブキ 2012 ドイツトウヒ  2011 セツブンソウ 2010 カニクサ 2009 シロマツ 2008 イイギリ 2007 コバノタツナミ 2006 ウツギ 2005 フユザクラ

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