9月21日(火) 早咲きツバキ(西王母)

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50日という時間数が取るに足らない誤差とは思えないのです。過去、このツバキの開花をここに収録したのは最速で11月11日でした。
なのに、もう咲いていました。全部を画面に入れたらただのピンクの点になってしまうので1個だけに寄ったものの、5~6個の花を確認しました。桃の形の蕾まで入れたら10カ所近くの枝で開花と開花準備を見たわけで、夢ではありません。

今年はヒガンバナの咲き出しが例年より1週間は早く、彼岸の中日を待たずに花が終わっている場所が目につきます。キンモクセイの開花も過去の記録より3週間は早く始まり、ものすごくせっかちな秋になっています。
それがいいことなのか困ったことなのかは、気象を研究している先生方があとから教えてくれることでしょう。とりあえず草木の撮影を楽しんでいる爺さんからすれば、予定が狂うばかりでやりにくい秋だなぁとボヤくしかありません。

過去のきょう 2020 ハナキリン 2019 シナサイカチ 2018 ヘビウリ 2017 スズメウリ 2016 プロステケア・コクレアタ・アルブム 2015 イワガネソウ 2014 ヒノキアスナロ 2013 ツルリンドウ 2012 ヤマグルマ 2011 カラスザンショウ 2010 ハダカホオズキ 2009 ケツユクサ 2008 ミズタマソウ 2007 ミズタマソウ 2006 ヤマハギ 2005 オトコエシ 2004 ナツメ

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9月20日(月) キョウガノコ

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落差がねえ、と呟きながら撮りました。華やかでありつつ木陰でひっそりと咲くあの優美な花の末路は、ゴミかと疑うような姿でした。
いや、別においしそうな果実がぶら下がることなど期待はしなくても、花に似合ったかわいらしい膨らみなどできてもよさそうでがっかりでした。
小さな痩果をつけることがあっても稀だと言います。それを探してみようとは全然思わないのはこの葉の大きさのせいで、もし種をいただくことができても、この大型の葉を繁らせる場所に苦労するのは明らかです。
野山でしとやかに花を引き立てているときは趣があっても、いざ自宅にお招きしたらとんでもなく場所ふさぎになってしまうごっつい美人さんです。

過去のきょう 2020 ヒャクニチソウ 2019 ツノゴマ 2018 ヤブニッケイ 2017 クサギ 2016 クロモジ 2015 オオアブラギリ(シナアブラギリ) 2014 カラムシ 2013 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2012 オトコエシ 2011 マコモ 2010 キセワタ 2009 マルバハッカ(アップルミント) 2008 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2007 ソテツ(雄株) 2006 アシタバ 2005 シロミノコムラサキ 2004 フジバカマ

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9月19日(日) ギンモクセイ

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街に「あの」香りが漂うなか、同じ木犀であっても、この白い花の周囲ならば呼吸が楽にできます。芳香剤メーカーさん、こちらを真似てくれれば良かったのに…。
花色が白いだけでなく、金に比べると銀の花数は少し疎らです。それもまた奥ゆかしくて、これでもか!の金よりもポイントが高まります。
ただ、葉に目を移すと対比は一転し、やや小型で鋸歯のない金に対し、銀はわりと大ぶりだし、ハッキリした鋸歯を持つことが多いようです。
ところで今回写真の入れ子部分で明らかなように、この花にはドッシリした雌シベが備わっていました。かつて冬に実をつけているところを撮影した木は、「これはギンモクセイ」とオーナーに伺っただけで、花は見ていません。
今回撮影した場所には雄株も並んでいます。うまく雌株が受粉してくれたら、子房が膨らみ出すところからジトッと観察できそうで楽しみです。

過去のきょう 2020 キサントステモン 2019 サントリナ 2018 コヤブラン 2017 ヤブツルアズキ 2016 ハエジゴク(ハエトリグサ、ハエトリソウ) 2015 カンガレイ 2014 マキエハギ 2013 シシオクマワラビ 2012 カシグルミ 2011 サンシュユ 2010 アオハダ 2009 フジマメ 2008 カラスウリ 2007 カゼクサ 2006 ミズキンバイ 2005 シロバナマンジュシャゲ 2004 ツリフネソウ

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9月18日(土) イヌキクイモ

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キクイモとイヌキクイモ、区別はしないという考えの人も多いなかで、しぶとく分けたいと願い、今回は花を裏から撮ってみました。お、総苞片が3段になっていて、もしかしてこれって見分けポイント…と喜んだら、これは両者同じだそうです。
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がっかりして表側から見つめ直したら、ここにも区別なんてしない人がいました。いやいや、もしかして蜜の味が違うかもと考えたりしても、自分の鈍感な舌ではそれを立証するのは無理で、やっぱり区別は花びらの枚数頼りです。
ただ、これも今年はこんなグレーゾーン(イヌの上限=12枚、キクの下限=10枚、写真のものはその中間の11枚)の花が目立ち、からかわれている気分です。だったらきょうのタイトルはなぜイヌ?と言うと、やっぱりお芋が貧弱だったからです。
時期的にまだ早すぎることは十分承知でも、芋の形そのものがキクイモのゴロンとした体型には絶対育ちそうもないのです。あとは状況証拠として、いまやキクイモは作物として育てられることが多く、野原にいたこれはイヌとしておきます。

過去のきょう 2020 チョロギ 2019 ヒガンバナ 2018 カラタチ 2017 イタビカズラ 2016 アワブキ 2015 アワブキ 2014 オジギソウ 2013 シロバナヤマハギ 2012 センニンソウ 2011 オオバコ 2010 キレハノブドウ 2009 ボントクタデ 2008 ノダケ 2007 ヒトエスイフヨウ 2006 タカサブロウ 2005 ヒガンバナ 2004 シキミ

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9月17日(金) ボダイジュ

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お寺の裏庭にある大きな菩提樹です6月に花が咲き、すぐに実をぶら下げ、そこから夏を越して、実の数はやや減った代わり、ほんのり色づきました。
お釈迦さんがこの木の下で悟りを開いたのは子供でも知っている話で、そんな大事な木が裏庭に植えられているのは理にかないません。子供ではないはた衛門は、少しだけ頭を巡らせてそのワケを考えてみました。
ここに収録している菩提樹には、この木(アオイ科シナノキ属)のほかにインドボダイジュベンガルボダイジュ(ともにクワ科イチジク属)があります。じつはお釈迦さんが日除けにしたのはそのうちのインドボダイジュでした。
熱帯に育つインドボダイジュを中国や日本に植えることができないので、やむなく葉が似ているこの木を菩提樹と呼んだという強引な話でした。もしかして、ここの和尚さん、その経緯を知っていて庭に植えたのだろうかとニヤリです。

<補注> そんな事情を踏まえたものか、信心のない人々用にはコバノシナノキという別名が用意されています。ふつうのシナノキの弟分という扱いです。

過去のきょう 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 シラハギ 2018 センナリヒョウタン 2017 ユウガギク 2016 トキリマメ 2015 マウンテンミント 2014 キハギ 2013 ベニシダ 2012 ヒトエスイフヨウ 2011 キミガヨラン 2010 トウゴマ 2009 トウガン 2008 コバノカモメヅル 2007 ハシカグサ 2006 コウヤマキ 2005 ヌルデ 2004 ワレモコウ

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