4月29日(土) ヤマブドウ

170429yamabudou空中を這い回るこの蔓(枝)の様子、そして開き始めたこの葉の感じからして、これはどうやらヤマブドウの春の姿のようです。
ようです…などと少し腰が引けたのは、全体がピンクがかっているその色合いのせいでした。葉裏が紫色を呈するのがヤマブドウの特徴ではあっても、開き始めの葉芽がこんなにピンクに見えるとは思いがけないことでした。
170429budouそこで、山から帰って近所のブドウ畑をチェックしてみました。葉の展開具合は山よりかなり進んでいたものの、たしかに、葉が開くときはブドウ(ヨーロッパブドウ)でも全体が赤紫に見えていることを確認できました。
この色合いが光線から身を守る仕掛けと想像がついても、そんな機能的な意味ではなくて、ブドウも春を寿いで幸せ色をしているのだと思いたくなります。

過去のきょう 2016 アズサ(ヨグソミネバリ) 2015 ナツグミ 2014 クサタチバナ 2013 アリドオシ 2012 ヒメオドリコソウ 2011 ヒノキ 2010 メグスリノキ(雄花) 2009 マムシグサ 2008 エンレイソウ 2007 サルトリイバラ(サンキライ) 2006 ムサシアブミ 2005 モチツツジ 2004 シダレザクラ

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4月28日(金) ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)

170428miyamaenrei1花の後ろで小さな地蔵様が微笑んでいます。こういうのを仏縁というのか、長い間思い焦がれたエンレイソウの白花をあっけなく見ることができました。
岩手北部の山のなかにある立派なお寺の参道です。本堂や仁王門が改修中なので、今回はパスしようかとも思いながら、きつい山道をエッチラオッチラした努力は、おつりが来るほど大きな土産で報われました。
170428miyamaenrei2登るときには気づかなかった場所でも、下りではたくさん見つけました。夜来の雨が上がらず冴えない一日だったのに、じつに晴れやかな気持ちになりました。

過去のきょう 2016 マキノスミレ 2015 タンチョウソウ(イワヤツデ) 2014 ナニワイバラ 2013 キンギョソウ(矮性種) 2012 イチヨウ(一葉) 2011 チョウセンレンギョウ 2010 リンゴ 2009 ヒョウタンボク(キンギンボク) 2008 ベニバスモモ(ベニスモモ) 2007 カントウタンポポ 2006 リュウキンカ 2005 モミジバフウ 2004 コデマリ&オオデマリ

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4月27日(木) ムラサキヤシオツツジ

170427murasakiyasio花びらが丸くて、先に凹みがあって、開花時期の被さるミツバツツジとは違うものであることがわかります。それではゲンカイツツジかと言うと、こちらの花びらには張りがあって、グイッと反り返った姿なので、かなり雰囲気が違います。
これはどうやらムラサキヤシオツツジのようです。図鑑的にはもう少し色味の強いものを「ムラサキ」とするようでも、類似のアカヤシオだと白さがボカシ的に入るので、消去法でムラサキヤシオとしておきます。
さて問題はヤシオって何よ?です。八汐と当てる人が多くても、これだと意味がさっぱりです。ほかに八染とする立場もあり、これだと何回も染料に漬け込んで色を出す、つまり花の色合いが深いことを示します。
ただ、ヤシオ仲間にはシロヤシオもあって、「深い白」というのはいかがなものかという問題が発生します。名前は記号だと開き直りたい誘惑に駆られます。

過去のきょう 2016 ブナ 2015 セイシカ 2014 トキワナズナ(ヒナソウ、フーストニア) 2013 カイノキ 2012 ガザニア(クンショウギク) 2011 シナレンギョウ 2010 チドリノキ(雌花と雄花) 2009 ユズリハ 2008 ワサビ 2007 シロバナアケビ 2006 カブ 2005 ゲンゲ(レンゲソウ) 2004 スオウ

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4月26日(水) 原種チューリップ

170426tulip単純明快な美しさに拍手です。小股の切れ上がった美人さんが、チューリップの世界にもいることを知りました。(品種名:ペパーミントスティック)
そこで単純明快に喜んでおけばかわいいのに、なるほどねーと余計なことを考えるのが辛気くさい爺さんの困ったところです。チューリップの花びらは6枚だけれど、じつは外側3枚は萼(外花被)なのだということが、これほどハッキリわかる種類は珍しいのではあるまいか、と膝を打ってしまうのです。
などと言うと、かつて掲載した突然変異の不思議物体は、葉?花びら?それとも萼?…ハッキリしろよ!となります。そうは思うものの、どう見ても不思議は不思議で、世のなか、単純明快だけではないことを痛切に思い知るのです。

過去のきょう 2016 タヌキラン 2015 クリンソウ 2014 オオデマリ 2013 ヤマブキソウ 2012 クヌギ 2011 ヤマシャクヤク 2010 サラサモクレン 2009 トウグミ 2008 カラスムギ 2007 ルイヨウボタン 2006 イヌザクラ 2005 ホタルカズラ 2004 ムクロジ

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4月25日(火) テンダイウヤク

170425tendaiuyaku不老不死の霊薬という噂もあるテンダイウヤクを、母親の命日の出し物にするなんて、なんと間の悪い子でしょう。もしかして、親の死を悼むのではなく、己の長寿を願っての所業ではないかと、天上の人々は眉をしかめていることでしょう。
じつは、きょうの掲載の眼目は成葉とはまったく趣の違う、その若葉です。フェルト細工のような幼い葉、頼りげない若い枝、このまま食べてしまいたいほどです。
そんなわけで、たまたま咲いていた花は付けたりです。ましてこの株は雄で、前の掲載から進歩がありません。来春はめでたく雌株の元にお導きくださいますよう、母上さま・ご先祖さま、どうかよろしくお願いいたします。

過去のきょう 2016 チョウジガマズミとオオチョウジガマズミ 2015 チョウセンゴミシ 2014 アルブカ・スピラリス 'フリズルシズル' 2013 クロモジ 2012 タチツボスミレ 2011 ハルリンドウ 2010 ギョイコウ 2009 オオカナメモチ 2008 キンギョソウ 2007 オオバベニガシワ(雌花) 2006 オオバベニガシワ 2005 ベニドウダン 2004 キングプロティア

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