8月1日(日) ハンカチノキ

100801davidia春の連休のころはみんなが寄ってきてカメラを向けてくれるのに、ほかの季節はこの木の下は静かなものです。葉が紅くなるまでぶら下がっているこの実、なかなか味わいのある形なのに、もったいないことです。
根元には前の年の実が落ちていました。梨の実をもっと色濃くしたような風合いの肌で、虫に食われるわけでなく、自然に腐食するわけでなく、かなり硬質です。
この木にとって日本の気候は暑すぎるようで、自然には発芽しないようです。それでもこの木を見かける場所が増えた裏には、やはり園芸家の努力があるのでしょう。

2009年のきょうオオリキュウバイ> 2008年のきょうカキラン> 2007年のきょうオレガノ> 2006年のきょうミゾカクシ> 2005年のきょうシマサルスベリ> 2004年のきょうコナラ

| | コメント (0)

7月31日(土) トチカガミ

100731totikagami1小さな用水池をきれいな水草が覆っていました。水面から立ち上がった丸い葉が、水をはじいて輝いています。その葉の間にちらつく白いものは、ア、花でした。
100731totikagami2透けるようにはかない花びらです。花一つの直径は2㎝くらいで、中央の真っ黄色のシベがチャームポイントです。
100731totikagami3小さいけれどたくさんあった花のなかで、たった一つだけ見つけた雌花です。トチカガミは雌雄異花でした。こんなに雌花が貴重品では、種ができなくて困るだろうと心配しますが、水中の根が越冬するから、種は保険のような役割かもしれません。

さて、トチカガミのトチってなんだろう…どう見ても栃の木とは関係なさそう、と思ったら、漢字では鼈でした。鼈(すっぽん)の異名がトチ(またはドチ)なのだそうです。なるほど、輝く葉は鼈さんの手鏡というわけでした。

2009年のきょうハナカンナ(カンナ)> 2008年のきょうヒツジグサ> 2007年のきょうキハギ> 2006年のきょうナツズイセン> 2005年のきょうマンリョウ> 2004年のきょうサンゴジュ

| | コメント (4)

7月30日(金) オオセンナリ

100730oosennari黄色いホオズキかい?…と近づいたものの、花色が薄紫だし、上を向いているから、ホオズキでないことは明らかです。この花、もう少し朝顔のように開くのですが、黄色くなった実も、まだ緑の実も、そして花も写し込みたいと欲張ったらこうなりました。
「大」千成というからには、これとふつうのホオズキの間に千成ホオズキがあるわけですが、例によってその繋ぎ役が未収録です。こうやって思わず「欠落品」が発生し、その捜索に血道をあげる…どうにも果てしのない世界に踏み込んだものです。

2009年のきょうヒメイワダレソウ> 2008年のきょうシマトネリコ> 2007年のきょうマタタビ> 2006年のきょうアカザ> 2005年のきょうメヤブマオ> 2004年のきょうミズキ

| | コメント (0)

番外編 : おもしろパソ、できたー!

100729x50v2_1パソの自作3台目です。もっとも、今回は嫁さん用にワケありのベアボーンなので、自分で入れたのはHD(320GB)とメモリー(1GB×2枚)とOS(Windows 7 HP 34bit)だけ、よい子の工作としてはメチャお手軽でした。
今回の課題は「画面だけでパソが動かせる」こと! キーボードアレルギーの嫁さんが、気軽に動画配信サイトなどを楽しむことだけを目的にしました。上の写真は付属物を隠したズルではなく、本当にこの15.6インチ画面1枚で作動している場面です。
100729x50v2_2で、その裏側を覗くと、HDとメモリーを入れる前はこんな感じでした。マザボの小ささに驚きます。ふつうは筐体いっぱいにマザボがのさばるのに、15cm四方もないので画面裏はスカスカです。右にのびたヒートシンクが目立ちますが、これでファンレスになって作動音がまったくしないのもこのマシンの大きな売りです。
さて、大好きな工作タイムはあっと言う間に終わり、あとはソフトの設定です。BIOS、OS、システムドライバーと順調にこなし(この段階ではキーボードとCDドライブは必要)、美しい画面や筐体の洒落た佇まいにご満悦です。
あとは無線LANにつないで、画面でタッチボードを操作できるようにすれば…ということなのですが、いやはやこの二つが思いがけない伏兵でした。ネットワーク設定のどこをいじってもLAN信号を検知しないし、システムドライバーのどれを見てもタッチボードに関係しそうなものが見当たりません。
苦労話は書くのも読むのも疲れる(と思う)ので省略しますが、組むのは30分だったのに比べ、上記問題の解決には6時間もかかりました。もともと、「そんなヘンなので大丈夫なの?」と疑惑の眼差しだった嫁さんの手前、いやあ焦りました。
ふつうのメーカー製品ならこんな苦労もなく、懇切丁寧なマニュアルもついてきますが、このシャトルというメーカー(台湾)はそんな親切なことはまったくなし、付属のCDにもBIOS設定方法の英文説明があるだけで、ぜんぜん役に立ちません。

とは言え、素人のワタシがここでこうして誇らしく「できたー!」と言えるのだから、やはり重厚長大マニュアルっていらないものではありそうです。イジリまわしていたら、どうにか二つの問題は解決できました。
奥さま、大喜びです。タッチパネルなんて扱いにくいだけだろうと思うのはキーボード中毒のオジサンの勝手な心配で、「触るだけ~」は快適そのもののようです。
Atom D510(CPU)は、奥さまのこれまでの専用機より数字的には劣るのに、さすがデュアルコアの威力です。韓流ドラマが途中でぎこちない動きになるのが許せなかった奥さまは、さっそく昼日中から「魔女ユヒ」をお楽しみです。良かった・良かった!

| | コメント (4)

7月29日(木) ベニスジ(ヤマユリ)

100729benisujiヤマユリの変種だそうで、血でも流れていそうです。あと一日二日早ければという鮮度ですが、代わりがおいそれと見つかるわけではないのが苦しいところです。
100729hutuこちらが「その他一同」です。3年前には「派手さは野の花の最高峰」などと褒め称えていたくせに、見慣れてくると先日は匂いにまでケチをつけてしまいました。
100729yakuいえいえ、見慣れたなんて生意気を言ってはいけません。ググッと寄ってみると、咲いたばかりの花の雌シベ(柱頭)はまだこんなに白く、こぼれる前の葯はまるで縮緬のように繊細な風合いです。知れば知るほど、草木には美が潜んでいることに驚きます。

2009年のきょうヌマトラノオ> 2008年のきょうウマノスズクサ> 2007年のきょうカライトソウ> 2006年のきょうママコノシリヌグイ2005年のきょうオミナエシ2004年のきょうホウキグサ

| | コメント (2)

7月28日(水) アメリカホドイモ(アピオス)

100728americahodoimoきのうのアズキに続いて、これを「野菜」と言えるか、やや微妙です。「芋」と呼ばれてはいますが、あまりおいしくも大きくもないらしく、どうやら救荒作物だったようです。
それでも最近の面白がりブームで植える人がポツポツ現れ、こうしてここにも登場することになりました。もっとも他人様の畑の物ですから勝手な掘り返しや味見はかないません。芋の姿と味はほかのサイトでお確かめください。
ホドは漢字で「塊」と書き、ホドまたはホドイモと呼ばれる日本自生のマメ科植物が存在します。まだ見たことのないそちらの花は少し地味な黄緑色、やはり根茎は食べられるそうで、そのホドイモのアメリカ版がこちらという関係です。(園芸的名前はアピオス)

2009年のきょうギンパイソウ> 2008年のきょうアオヤギソウ> 2007年のきょうソクズ> 2006年のきょうウマノスズクサ> 2005年のきょうコガマ> 2004年のきょうオオニシキソウ

| | コメント (6)

追加編 : 続・トチノキの実の観察

100727toti成長途上であえなく生を終える実もあらかた落ちて、今年の稔りもどうやら定まったようなので、トチノキ並木の「稔り具合調査」をしてみました。
写真の木は全86本の内で一番稔り具合の良かった木(の一部)です。下から見上げてざっとの勘定ですが、200個以上はついていました。
この木を筆頭に、50個以上は実がついていそうな木が8本、30個以上が32本とほぼ半数がうれしい稔り状態です。しかし、1・2個だけも含めて淋しいものが36本、この日は実を見つからなかった木も10本ありました。
これら稔りの淋しい木を見ると、花つきは良かったのに実がつかない(少ない)ものが何本かあり、その中には花のときに明らかに雌花が少なかったものもあります。
暑いさなかに苦労して調べた見返りがあったのかどうか、花のときとの比較表を「増補版」の方に追加掲載しておくことにします。

| | コメント (2)

7月27日(火) アズキ

100727azuki1先日の牛蒡に続いて、野菜の花です。ただ、花が咲く前に収穫される牛蒡に比べると、実を付けるために必須であるこちらの花は、珍しさでずっと劣ります。
しかし、珍しさにもいろいろあるわけで、小豆の花の見どころは正体不明の渦巻きでしょう。この構造は、ぴょんぴょんさんが2年前に丁寧に説明してくれています。
100727azuki2さてそれではきょうの写真の見どころは?と言うと、すでに実ができているその時期に驚きました。上記のぴょんぴょんさんの記事は8月中旬だったし、自分では9月の末に小豆を撮ったことがあります。
生で食べることのない小豆の収穫がこんなに長い期間にわたるとはちょっと意外でした。ウチが食べ方を知らないだけで、生小豆のおいしいレシピってあるのでしょうか。

2009年のきょうギンバイソウ> 2008年のきょうカリブラコア> 2007年のきょうトウモロコシ> 2006年のきょうオグルマ> 2005年のきょうシルクジャスミン> 2004年のきょうタカノハススキ

| | コメント (2)

7月26日(月) シカクヒマワリ

100726sikakuhimawari1もののついでで小石川土産を続けます。茎は丸い断面が一番合理的だと思うのに、なぜかきっちり四角四面なヒマワリです。
両眼で見ればわかりやすい奥行きも、単眼であるカメラでは表現に苦労します。前に四方竹のときも同じ弁解をしたことを思い出しました。
100726sikakuhimawari2背丈は2mほどで、花は直径が7~8cmです。ヒマワリとは名づけられていても、ふつうのヒマワリとは属違い(属名:Tetragonotheca)でした。ただ、種名はhelianthoidesなので、一応ヒマワリ(ヘリアンサス=太陽の花)っぽいよ、ということでしょう。

2009年のきょうルドベキア> 2008年のきょうクララ> 2007年のきょうルリタマアザミ> 2006年のきょうセリ> 2005年のきょうコンロンカ> 2004年のきょうカクレミノ

| | コメント (2)

7月25日(日) キバナノミソハギ

100725ki_misoせっかく小石川に行ってきたのだから、ご披露すべきはこの黄色い禊(みそ)萩です。自然の野山で見かけたことはまだなく、小石川土産と言えるはずです。
ふつうの禊萩と似ていると解説されるけれど、あまりうなずけません。花色の違いは抜きにしても、なんとなくいつもスカスカで、禊萩のあの密集感がないのです。
さて、園内もどれだけ混むことかと心配したのに、奥は静かなものでした。わざわざ来たのなら、ゆっくりして行けばいいのに…。まあ、用が済んだらさっさと帰った方が身のためという日ではありました。あの大騒ぎの様子はこちらに詳しく出ていました。

2009年のきょうフサザクラ> 2008年のきょうマツブサ> 2007年のきょうオニユリ> 2006年のきょうオトギリソウ> 2005年のきょうコンフリー> 2004年のきょうファンフラワー

| | コメント (2)

«7月24日(土) ショクダイオオコンニャク