10月21日(日) センウズモドキ

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おお、この種を少しいただいてくれば、ウチでも劇毒を採取できるわけだ…なんてことは露ほども考えません。この手の危ない植物は「見るだけ~」にして、間違っても触らないようにしている臆病な爺さまです。
したがって、花(に見える萼)のなかはスルーです。もっとも、トリカブト類の見分けは花よりも葉が大事なので、アンタッチャブルにはそれほど困りません。この見事なまでに深く3枚に切れ込んだ葉はセンウズモドキの特徴でした。
困るのはこの変な名前で、漢字だと川烏頭擬です。烏頭(うず)がトリカブトだとは知っていても、川の意味がわかりません。別に川っ淵に育つわけではなく、ふつうの林縁がテリトリーです。どうやらセンウズはトリカブト類の生薬名らしいというところまで解明しても、それのモドキにされてしまった経緯がまったくわかりません。
ただ、それだけ変な名前とこの3深裂の葉を重ね合わせると記憶に刷り込みやすそうではあって、再会のときも「センウズモドキ!」と呼べそうな気がします。

<過去掲載のトリカブト類> ☆ エゾトリカブト ☆ セイヨウトリカブト(アコニット) ☆ トリカブト ☆ ハナトリカブト ☆ レイジンソウ (50音順)

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10月20日(土) ツクバネ

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まだ2時を少し回ったころだったというのに、山陰でかつ木陰となると、こんな悲しい光量しかありませんでした。久しぶりに見つけたツクバネは、撮影時間がほぼ同じだったのにフラッシュを焚かざるを得なかった前回に比べれば、自然光(ISO1600)で撮影できただけマシと思うしかない情けない写真になりました。
ただし、自分としてはいろいろ得たところがあって、その第一は実がパラパラとかなりついていたことです。写真では、中央のもの以外にも3個が認められるし、あちこち目を移せばこのくらいの確率で枝には追い羽根がぶら下がっているのでした。
次はこの木がけっこうな高さを持つことを確認できました。半寄生という性質から小さいものと思っていると、立ったままこうして見上げるほどに高いのでした。
そして悔しいのは宿主がわからなかったことです。前回と違い、根もとはジトッと見つめたというのに、なんの根に寄生しているのかわからないのです。少なくてもこの1本について言えば、株立ちの立派な木にしか見えず、いずれ根もとを掘り返してみる観察会とかに恵まれないと確認がむずかしいと知りました。
ほかには、前回は実が色づいているのに羽根(苞)は緑という色合いだったのに、今度はそれが逆(実が緑、苞が茶)だったことも「あれれ?」でした。いずれはどっちも枯れっ枯れになってクルクルと舞い落ちるはずでも、その色変化は木により場所により(前回とは違う場所でした)、あるいは気候によって違うようです。
ただし、そんな微妙な色合いのことよりは、花も見たい(できれば雄株の花も)し、竹トンボのように舞い落ちる季節にも遭遇したいものです。なぜか同じようなときにしか出会えないツクバネは、自分にとって大きな課題樹ではあります。

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10月19日(金) アカバナツユクサ

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白いツユクサを見つけて喜んだのは去年のことだったのに、今度はツユクサの花がこんなに強いピンク(赤紫)色でした。ツユクサと言えば可憐なイメージなのに、ちょっと派手すぎます。背丈もムラサキツユクサに近い感じです。時期だって、けっこう冷え込むようになってもまだこんなですから、なんか変な感じです。
熱帯アメリカの産だそうで、熱帯という言葉に惑わされます。来月に入っても花をつけることがあるらしいので、メキシコあたりでも高地ならば、関東の秋など屁でもない気候なのだろうと、行ったこともない野山を想像してみました。

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10月18日(木) クロキ

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クロキの実がようやくいい色になっていました。4月に開花・結実して緑色の赤ちゃん状態だったものが、5月・6月と順調に生長して膨らんではきたものの、夏を越してもいっこうに黒さが出てこなくて、少しヤキモキしていたのです。
先月初めころさえ、まだ緑のままなのを確認しているので、この急な冷え込みで一気に色がついたようです。というか、写真にはまだ緑色の実も見える(実際にパラパラと目についた)ので、緑から黒への変化はかなり急激なのでしょう。
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歪(いびつ)と言えるほどぷっくり膨らんでいるので、一粒いただいてみました。枝の実に触るとポロッと簡単にとれるので、この黒々した実がたわわについたシーンというのは案外にむずかしい(次々に落ちてしまう)みたいです。
で、お味です。けっこうジューシーで期待したのに、思わず口を拭うその顔はあまり人に見られたくないものだったに違いありません。

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10月17日(水) アサガオ

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あまり冴えないアサガオの写真に撮影データを貼り付けてなんのつもりかと言うと、撮影時間(18:38)の異常さを強調したいのです。
おかしいだろー、アサガオはだいたい昼前後には萎むものだろー!と憤激しながら、14年も前のヒルガオVSアサガオの観察記録を見直したら、なんとそこにはもっと夜更かし型(19:23撮影)のアサガオも記録されていました。
さて、そこで今回と昔の撮影場所を比べてみました。どちらもかなり明るく街灯に照らされた場所で、フラッシュなしできれいに撮れています。つまり、前の晩が明るいと朝寝坊&夜更かし型の花になるらしいのです。
そりゃそうです。夜遅くまで明るい部屋でテレビやスマホの画面に見入っていたら、人間だってリズムが狂います。地震のせいで節電「させられる」のでなく、日本国民よ、自発的意思でもって「暗い夜」に戻ろうではありませんか。

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